要約 太陽熱土壌消毒、防虫ネット、バンカー法、天敵製剤、栽培用器具等の温湯消毒、有機JAS規格に適合する殺虫・殺菌剤などを活用した施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系を実践することにより、10aあ...
要約 有機農業に取り組む生産者等が活用できる、麦作適期除草技術を導入した暖地水田二毛作体系、生物的土壌消毒を導入したホウレンソウ施設栽培体系、不織布浮きがけ法を導入した高冷地露地レタス栽培体系等をわ...
要約 カブリダニ類の体色、胴背毛、周気管、腹肛板、受精嚢を検鏡し、カブリダニ識別マニュアルの顕微鏡画像と比較すると、農業に有用なカブリダニ類の土着16種と導入3種を識別できる。 キーワード 天敵、カブリ...
万願寺とうがらしの施設夏秋栽培でのアブラムシ防除におけるバンカー法の有効性
要約 万願寺とうがらしの夏秋栽培ハウスにバンカー植物としてソルガム、代替餌としてヒエノアブラムシ、天敵としてショクガタマバエを利用するバンカー法を導入することで、ムギ類を利用する従来のバンカー法に比...
ヨトウガ、オオタバコガ、タマナギンウワバ同時防除を可能にする天敵ウイルス資材
要約 ヨトウガ核多角体病ウイルス(105多角体数/ml)に顆粒病ウイルス由来タンパク質(13μg/ml)を添加した天敵ウイルス資材はタマナギンウワバに高い殺虫効果を示す。ヨトウガとオオタバコガでは、主成分...
露地野菜害虫の捕食性天敵オオハサミムシに悪影響の小さい殺虫剤
要約 コナガ、ヨトウムシ類等の露地野菜害虫の天敵であるオオハサミムシ2齢幼虫に対して、ネオニコチノイド系殺虫剤1種類、昆虫成長制御剤2種類、その他の合成殺虫剤2種類、微生物農薬10種類は悪影響が小さ...
中山間水田における害虫総合防除等による高品位野菜生産システム
要約 防虫ネット、天敵、太陽熱処理、簡易天窓設置と送風、有機質資材の合理的施用等により、中山間水田でのアブラナ科野菜等の露地および雨よけハウス栽培において、化学合成殺虫剤80%以上削減、化学肥料50%以上...
要約 コナガ、ヨトウムシ等露地野菜害虫の天敵であるウヅキコモリグモ若齢幼体に対して、ネオニコチノイド系殺虫剤1種類、その他の合成殺虫剤2種類、BT剤3種類は悪影響が少ない殺虫剤であり、露地野菜のI...
つま面の防虫ネット設置によるキスジノミハムシの施設内侵入防止
要約 施設アブラナ科軟弱野菜栽培の問題害虫であるキスジノミハムシに対し、出入り口からの侵入が多いことを明らかにし、0.8mmの防虫ネットを、サイドと併用してつま面(出入り口を含む)に設置することで、施設...
熱水土壌処理と防虫ネットを組み合わせた安心安全な軟弱野菜生産
要約 ビニルハウスでの軟弱野菜の栽培で熱水土壌処理とハウス開口部への防虫ネット被覆を組み合わせることにより、雑草、病虫害の被害を低減し、土壌中の硝酸態窒素等を一時的に低下させ、安心、安全な生産が可能...
目的型踏査線調査法を用いてインドネシア西ジャワ州800m―1800m 標高地帯の作付け体系の多様性を把握
要約 インドネシア西ジャワ州において、温帯野菜への移行は1100-1200m に認められ、混作は1100-1600m に集中する。と一致する。 背景・ねらい インドネシア西ジャワ州において、2000 年に4 つの斜面に沿った温帯...
要約 露地野菜栽培において日常行われる個々の農作業が環境へ及ぼす窒素負荷の程度によってランク分けし、それを基に作成した点検表は、各野菜栽培における農作業管理別の窒素負荷を評価するために有効である。 ...
ホウレンソウ、チンゲンサイの夏季安定生産のための施設・資材の利用
要約 八女分場型フルオープンハウスと地温の上昇を抑えるマルチ資材及び遮熱資材の利用によって夏季のホウレンソウの生産が安定する。一方、チンゲンサイでは八女分場型フルオープンハウスの利用で十分に生産が安...
防虫網を組み込んだフルオープンハウスを利用した軟弱野菜の生育と防虫効果
要約 目合い1.0mmないし2.0mmの防虫網を組み込んだビニル巻き上げ式フルオープンハウスで、高温期に栽培したチンゲンサイ、ホウレンソウ、小松菜の生育は、慣行ハウスでの生育よりも優れる。このフルオープンハウ...
要約 複数の作物がモザイク状に分散する野菜地帯において、複合性フェロモン剤を用いた交信攪乱法の適用は、多種の野菜類を加害するハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウ、オオタバコガ、コナガの防除が可能である...
要約 夏期に全開放型ハウスを利用してコマツナの減農薬栽培を行うと、開口部へ防虫ネットを展張しても連作を続けていくとキスジノミハムシ等の害虫の生息密度が高まり食害によって品質が低下する。これを軽減する...
要約 牧草跡は野菜跡に比べて残存無機態窒素は少ないが、カンショ、スイートコーンなどは初期生育が優り増収する。ダイズの生育は莢肥大初期までは牧草跡が上回るが、収量は野菜連作跡が高い。陸稲は野菜跡で初期...