斑点米カメムシ類畦畔防除における農薬飛散防止カバーによる飛散リスク低減
要約 斑点米カメムシ類の水田畦畔防除において、ジノテフラン液剤散布時にノズルに飛散防止カバーをつけることにより、隣接圃場のアスパラガスにおける残留基準値超過のリスクを低減することができる。 キーワー...
要約 1ha程度の大区画圃場で、出穂期6日前頃の畦畔にジノテフラン剤を1回散布すると、カスミカメムシ類成虫の水田内への侵入を抑制し、斑点米被害を回避できる。本防除法によるジノテフラン剤散布量は、通常量を...
1年株養成法において茎の更新により伏せ込み促成後のアスパラガスが増収する
要約 株養成時の7月に細い方から約半数の茎を刈り取り更新することで、株養成時の茎が太くなり、1年生株を用いた伏せ込み促成栽培で問題となる商品価値の劣る細い若茎の発生が少なくなり、L級品以上の太い若茎...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培では、褐斑病菌の分生子は3月上中旬頃より飛散するため、立茎時期における薬剤防除は本病に対し有効であり、20~30日間隔での薬剤防除と妻面など上部換気による施設内の低湿...
アスパラガス半促成長期どり栽培におけるアザミウマ類の総合防除体系
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培において、近紫外線除去フィルム被覆とアザミウマ類の要防除密度に基づく薬剤散布を柱にした総合防除体系は、慣行の防除体系に比べて本種による若茎の被害を抑制し、化学薬剤...
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培で近紫外線除去フィルムを展張すると、モモアカアブラムシ、ネギアザミウマの発生を低減し、農薬散布回数を30%削減できる。ネギアザミウマは、高さ1m付近の側枝をA4判の虫見...
キーワード アスパラガス、肥効調節型肥料、有機質肥料、省力、減化学肥料 背景・ねらい アスパラガス半促成長期どり栽培では、福岡県の減農薬・減化学肥料認証制度の基準(化学農薬散布回数18成分、化学肥料由来...
要約
鶏の野菜類に対する採食行動と野菜類添加が飼料要求率に及ぼす影響
要約 鶏に、アスパラガス新芽と野草(メヒシバ)を同時給与すると、野草は採食しアスパラガスは 採食しない。他の野菜類でも採食行動に差を認める。鶏雛に乾燥野菜類を飼料添加給与すると、飼料要求率は 対照区に...
長崎県におけるタバココナジラミバイオタイプQの卵期薬剤処理での殺虫効果
要約 長崎県内2カ所で採集したタバココナジラミバイオタイプQの卵期薬剤処理では、ピリダベンフロアブルの補正死虫率が最も高く、次いでエマメクチン安息香酸塩乳剤、フェンピロキシメートフロアブル、ジノテフラ...
アスパラガス栽培における近紫外線除去フィルム利用によるアザミウマ類の侵入抑制効果と資材特性
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルムの利用は、アザミウマ類に対する侵入抑制効果が高く、立茎開始後のアザミウマが急増する時期も遅らせることができる。また、通常の展張期間であ...
要約 アスパラガスの半促成長期どり栽培において、ハスモンヨトウ、シロイチモジヨトウおよびオオタバコガに対する交信攪乱フェロモン剤をハウス圃場および圃場周辺部に幼虫の発生前から設置すると、これら害虫の...
近紫外線除去フィルムを利用したアスパラガスにおけるアザミウマ類の薬剤防除回数の低減
要約 アスパラガス半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルム被覆は、慣行フィルム被覆に比べてアザミウマ類の密度増加を遅らせ、薬剤防除回数を2/3~1/3に低減できる。 キーワード アスパラガス、近紫外線...
アスパラガスの半促成長期どり栽培における近紫外線除去フィルムの斑点病に対する防除効果
要約 アスパラガスの半促成長期どり栽培において、近紫外線除去フィルム被覆は斑点病分生子の形成を抑え発病進展を抑制する。 キーワード 近紫外線除去フィルム、アスパラガス、斑点病、半促成長期どり 背景・ね...
黄色粘着トラップでの捕獲によるアスパラガスのネギアザミウマの冬季防除
要約 グリーンアスパラガスのハウス栽培において冬季に成茎を刈り取った後、ビニル被覆による保温開始と同時に黄色粘着トラップを設置することにより、若茎の萌芽開始前後にネギアザミウマが大量捕獲され、収穫始...
アスパラガスハウス内の夏季昇温抑制と防虫ネットによるヤガ類の防除
要約 アスパラガスの半促成長期どり栽培の盛夏期におけるサイドの開口部拡大や屋根開口による昇温抑制技術と4mm目合い防虫ネットによるヤガ類の物理的防除技術を一体的に講じることにより、省力的な減農薬栽培が...
アスパラガスにおける黄色蛍光灯を利用した省力的なハスモンヨトウ防除
要約 雨よけハウスによるアスパラガス栽培では、20Wの黄色蛍光灯をハウスの外周に11~12m間隔で設置することにより、ハスモンヨトウによる若茎の被害を著しく軽減でき、農薬散布回数を0~1回に削減できる。なお、...
要約 アスパラガスハウス内に卵用讃岐コーチンの放飼により、ハウス内の雑草は除去され、新芽の損害も軽度なものであり、アスパラガス生育中の除草剤使用を全廃できた。これにより人手による除草作業から開放され...
要約 収穫したアスパラガスを強酸性電解水(pH2.5以下、有効塩素濃度30ppm)に約30秒間浸漬処理することにより出荷後の腐敗を抑制できる。 キーワード 強酸性電解水、アスパラガス、腐敗、浸漬処理 背景・ねらい ...
要約 シンビジウム病害は、弱病原力フザリウム菌を葉に前接種することにより発病抑制される。その効果は接種後3日目頃から生育期間を通して持続し、シンビジウムの生育および開花に影響しない。発病抑制機作は全...