要約 リンゴ新品種「もりのかがやき」は、「つがる」と「ガラ」の交雑実生から選抜された中生の黄色品種である。大果で甘味が多く、酸味が少なく、食味に優れる。果実の日持ち性が良く、収量は多い。 キーワード ...
梅酒および梅ジュース加工に適したウメ新品種「翠香」(すいこう)
要約 ウメ新品種「翠香」は、「月世界」に「梅郷」を交雑して育成した品種である。梅酒等飲料用加工に適しており、梅酒・梅ジュース製品は他の主要栽培品種にはない芳香があり、品質は良好である。 キーワード ウ...
ナシ生育初期の簡易被覆栽培による黒星病に対する殺菌剤低減効果
要約 ナシの早期出荷のために行われている生育初期の簡易被覆栽培(トンネル栽培)は重要病害の黒星病に対する殺菌剤低減技術として有効である。 キーワード ナシ、黒星病、減農薬、簡易被覆栽培、トンネル栽培、...
ナシ黒星病等の病害防除支援情報システム「梨病害防除ナビゲーション」
要約 「梨病害防除ナビゲーション」はMicrosoft Excel 2003 上で稼働し、ナシ黒星病菌胞子飛散状況、黒星病感染危険度、散布農薬の残効期間等の情報をチャート化して示す。チャートで黒星病の発生生態等の理解、...
ナシ黒星病の6月中旬時点での葉での発病の有無がその後の殺菌剤散布の有無と果実での発病に及ぼす影響
要約 ナシの主要品種`幸水'において,黒星病の果実への主要感染期間の直前にあたる6月中旬時点で葉での発病が認められない場合、薬剤散布を6月下旬の1回にとどめ、7月上旬の殺菌剤の散布回数は省くことができる。 ...
スピードスプレヤーを用いたナシ黒星病防除における全列走行散布の重要性
要約 スピードスプレヤーを用いて4m間隔で植栽されたナシで黒星病の防除を行う場合、1列おきの散布では付着ムラが多くなり、黒星病の防除効果が不十分であるが、全列散布を行うことで、葉表、葉裏の付着程度が高...
要約 モニリア病やリンゴハダニ等を対象とした春期の病害虫防除において、効果の高い薬剤を組み合わせることで4月中旬の1回目と4月下旬の2回目の薬剤散布を統合して散布回数を1回削減する。これにより、春期...
要約 ナシ炭疽病に対してジチアノン、アゾキシストロビン、フルアジナム、クレソキシムメチル、キャプタン・ベノミルの5剤が有効である。なお、ジチアノン、アゾキシストロビンの2剤については他の3剤に比べて耐...
要約 ナシ黒星病発病予測モデルは、温度と濡れ時間の気象データから、病原菌の感染時期を推定し、発病程度を高い精度で予測できる。モデルの計算はインターネットに接続されたコンピュータから誰でも実行可能であ...
要約 気温と濡れ継続時間に対する感染・発病程度の関係がわかる病害であれば、パラメータの設定により適用可能な病害発生予測システムである。本システムは複数の気象データベースに対応し、インターネットを通し...
要約 青森県の「りんご病害虫防除暦」では、夏期(7~8月)、約10日間隔で6回の薬剤散布を行っているが、薬剤の効果的な使用により散布間隔を15日とし、防除回数を1回削減できる。 キーワード リンゴ、病害虫、防...
要約 残効期間の長い殺菌剤と固着性展着剤の利用により、年間の散布回数を8回とした防除体系で、リンゴの主要病害が防除できる。 キーワード リンゴ病害、散布回数削減、展着剤 背景・ねらい 秋田県のリンゴ病害...
アメダス気象情報を利用したリンゴ黒星病発生予察情報提供システム
要約 アメダス気象情報を利用したリンゴ黒星病発生予察情報提供システムは、長野県内農政イントラネット(ALPSネット)の端末から、アメダス観測地点でのリンゴ黒星病発生予察情報を取り出すことができる。 背景...
要約 ニホンナシの主要病害である黒星病の減殺菌剤防除体系を基本とし、輪紋病など他病害の防除適期には黒星病にも効果のある薬剤を選択し、さらに、落葉の除去、鱗片発病芽の切除等による耕種的防除と殺菌剤の残...
要約 ナシ黒星病防除において保護殺菌剤である有機銅剤による萌芽直前防除は、生育初期の発病抑制対策として重要であり、生育初期のDMI剤による防除効果の安定を図ることができる。佐賀県果樹試験場・病害虫研究...
要約 うめの黒星病防除にスプリンクラーを用いた場合、薬剤散布量を10a当たり600㍑とすることで、慣行の手散布と同様の防除効果が得られ、高い能率で防除作業が可能となる。 背景・ねらい うめの高品質安定生...
リンゴ黒星病防除における感染予察機(METOS-D)の活用法
要約 感染予察機(METOS-D)はリンゴ黒星病の感染予測精度が高く、感染時期を把握するために有効である。その情報に基づいて薬剤を選択することにより、本病の効率的防除が可能である。 背景・ねらい リンゴ黒星病...
成果の内容・特徴
成果の内容・特徴