マルチプレックスPCRによるイネウンカ類3種の簡易識別法の開発
要約 4種類のプライマーを同時に用いるマルチプレックスPCR法により、水稲の重要害虫であるイネウンカ類3種を簡易識別する手法である。イネウンカ類1個体につき1回のPCRで、個体の発育ステージを問わず、種の識別...
化学合成殺虫剤を半減する新たなトマト地上部病害虫防除体系マニュアル
要約 トマト地上部の難防除害虫の防除に有効な天敵資材やその効果を増強する天敵温存植物と天敵誘引装置、さらに害虫忌避剤、侵入防止資材について、特徴と利用法を解説するマニュアルである。これらの技術の組み...
要約 薬剤抵抗性遺伝子診断法、サンプリング手法、簡易生物検定法、抵抗性発達リスク判定の基準、代替防除法の提案をまとめたガイドライン案である。本ガイドライン案に基づき、地域ごとの作目や栽培様式に応じた...
要約 イネウンカ類の薬剤感受性検定法や飼育法を記載したマニュアルである。和文・英文で記載していることから、日本はもとより飛来源で薬剤抵抗性の程度(感受性の高低)を調べることに活用できる。 キーワード ト...
要約 殺虫剤ピメトロジンに対する感受性は、微量局所施用法による次世代幼虫数抑制効果を指標として検定できる。この検定法によってイネウンカ類の半数効果薬量(ED50値)が算出可能になり、イネウンカ類の本殺虫剤...
要約 麦類の赤かび病かび毒汚染低減技術の高度化を図るため、都道府県の研究者および専門的な指導者を対象に、科学的根拠に基づいて追加・拡充して改訂した生産工程管理マニュアルである。 キーワード 赤かび病、...
要約 中国でのヒメトビウンカの有効積算温度から第1世代の移出時期を推定し、飛来予測を行う。飛来が予測されると、県単位で利用者に電子メールで通知され、予測図から飛来時期と飛来地域の予測情報が提供される...
要約 飽和水蒸気を熱媒体とする蒸熱処理装置を用いて、イチゴ苗に寄生するうどんこ病、アブラムシ類、ナミハダニを、50°C10分間あるいは52°C5分間の処理で、苗に重大な障害を生じさせずに、病害虫を同時...
イネ抵抗性遺伝子解析に利用できる品種加害性の異なるイネウンカ類飼育系統
要約 1966年~2005年に採集したトビイロウンカ飼育系統は、それぞれ採集時における品種加害特性を保持している。セジロウンカ飼育系統の品種加害特性も採集年次によって異なる。これらのイネウンカ系統はイネ抵抗...
要約 トマトすすかび病は、葉かび病抵抗性品種および抵抗性を持たない品種のいずれも発病することから、トマト品種のすすかび病抵抗性は、葉かび病抵抗性と関係がない。 キーワード トマト、すすかび病、葉かび病...
静岡県における施設トマトのハモグリバエ類のエンドウ由来土着寄生蜂による防除
要約 トマトとエンドウのハモグリバエ類の土着寄生蜂は共通する種が多く、エンドウを刈り取り施設内に投入してトマトのハモグリバエ類を防除できる。土着寄生蜂に影響の少ない農薬と組み合わせることにより、トマ...
要約 「春のかがやき」は、早生、短稈、多収である。製粉性に優れて、めんの色調は黄色みがあり、やや低アミロースで粘弾性にも優れている。埼玉県で奨励品種に採用し、群馬県でも奨励品種に採用予定で有る。 キ...
要約 「群馬W10号」は、早生、短稈、多収であり、製粉性に優れて、めんの色調は黄色みがあり、やや低アミロースで粘弾性にも優れている。埼玉県で奨励品種に採用し、群馬県でも奨励品種に採用予定である。 キ...
要防除水準と各種病害虫防除技術の体系化によるコシヒカリ減農薬栽培
要約 新潟県のコシヒカリ栽培において、無病化種子あるいは種子温湯浸漬等の種子消毒剤代替技術と、いもち病抵抗性コシヒカリ同質遺伝子系統、さらに要防除水準に基づいた病害虫防除要否判断などを組み合わせるこ...
要約 性フェロモン剤と顆粒病ウイルス剤の利用と土着天敵の保護活用、および二番茶摘採後のせん枝処理よる病害伝染源の除去を組み入れた茶の病害虫防除体系は、化学合成農薬の使用を半減以下にすることが可能であ...
そうか病に強い抵抗性を持つ、生食用ばれいしょ新品種「スノーマーチ」
要約 ばれいしょ「スノーマーチ」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は"強"で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが少なく調...
そうか病抵抗性が“強”の生食用ばれいしょ新品種候補系統「北育7号」
要約 ばれいしょ「北育7号」は、中生の生食用系統である。そうか病抵抗性は“強”で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を持つ。収量性は「男爵薯」よりも高い。また塊茎の目が浅く形がよい。煮崩れが...
要約 「トレロ」を台木とした促成ナス「筑陽」の点滴かん水施肥2年栽培では、2年目の収量(7月~6月)は29t/10aとなり、慣行(10月~6月)の1年栽培に比べ上物重で5t/10a、総収量で10t程度多くなる。主枝は7月上...
促成栽培イチゴにおけるハダニ類の天敵チリカブリダニの利用方法
要約 促成栽培イチゴにおいて、捕食性天敵のチリカブリダニを10月下旬~11月上旬、11月下旬~12月上旬および1月下旬~2月上旬の3回、1回につき10a当たり2,000頭を放飼することで、ハダニ類の発生を4月まで低く抑...
要約 水稲「空育163号」は北海道で中生の早に属する耐冷、やや多収、良食味の粳種である。「きらら397」の一部に替えて作付けすることにより寒地における産米の食味向上と安定生産を図る。 背景・ねらい 平成12年...