Maize dwarf mosaic virusの種子伝染によるトウモロコシモザイク病の発生
要約 トウモロコシモザイク病の病原であるMaize dwarf mosaic virus(MDMV)は、一部のトウモロコシF1系統で高率に種子伝染する。これらの種子伝染株の発生は、圃場におけるモザイク病の多発要因のひとつとなる...
無施肥下のリードカナリーグラス放牧草地の草量、消化率および家畜生産
要約 冷温帯におけるリードカナリーグラス放牧草地を無施肥で利用した場合の草量と消化率の季節変化が明らかになり、草地の家畜生産量を最大にする放牧期間は、育成牛3頭/haの場合には5-10月(6ヶ月)、育成牛4-5...
要約 トマト黄化葉巻ウイルス(イスラエル系統長崎株:TYLCV-Is)を虫媒接種法により11科26種の植物に接種したところ,トマト,チョウセンアサガオ,Nicotiana benthamiana,ペチュニア,ピーマン,ジャガイモ,...
大分県におけるIris yellow spot virus (IYSV) によるトルコギキョウえそ輪紋病(仮称)の発生
要約 2002年3月、大分県国東町の施設トルコギキョウに葉の黄化を伴う激しい輪紋やえそ症状が発生した。病原ウイルスはIYSVと同定され、えそ輪紋病(仮称)であった。圃場内雑草のうちタネツケバナがIYSVに感染す...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
要約 刈払いによる除草管理が困難な大規模畦畔において、土壌流亡と雑草の発生を抑制するマルチで法面を被覆し、景観形成効果の高いシバザクラのセル苗を植栽することによって省力的に管理することができる。 キ...
要約 既存の法面において、除草剤散布後にセンチピードグラス(暖地型シバ草)をセル苗で移植し、1年目に数回の草刈りを行うと、2年目以降は除草剤のスポット処理を中心とした省力管理が可能な植生に転換できる。...
要約 秋に冬作イタリアンライグラスと同時に夏作イヌビエを播種すると、合計で年間約1400kg/10aの乾物収量が得られる。翌年以降、イヌビエは自然下種により無播種で維持できる。イタリアンライグラスは早生品種...
要約 イタリアンライグラス超極早生品種「シワスアオバ」の播種適期は9月中旬から10月下旬で、出穂期3回刈の場合は9月中旬から10月上旬、出穂期2回刈の場合は10月中・下旬に播種すると多収となる。 キーワード イ...
要約 冬期を中心にイタリアンライグラスの播種時期を移動すると、品種の早晩性にかかわらず9月~11月中旬播種と2月~3月半ば播種の乾物収量が高く、いずれも3番刈りまで可能である。12月~1月の播種は出...
要約 冬期を中心として冬作飼料作物の播種時期を移動すると、10月下旬~11月上旬および年明け3月の播種で乾物収量が高い。11月下旬~翌1月の播種は、エンバクとイタリアンライグラスでは実用的収量が得ら...
要約 夏作長大作物の収穫後飼料畑に、表面播種攪拌法もしくは無鎮圧法による簡易播種技術を導入することにより、生産性の大きな低下なく冬作物を省力的に栽培できる。水田裏作では、表面播種攪拌法によりイタリア...
「コシヒカリ」の条播直播における倒伏を抑制するための生育指標
要約 「コシヒカリ」の条播直播栽培において、倒伏を中程度に抑えて安定した収量、品質を確保するための苗立数別の生育指標を策定した。 キーワード コシヒカリ、条播直播、苗立数、倒伏、生育指標 背景・ねらい ...
要約 強度があり、流通・施工に耐えるマット植物の条件として、剥離培地の割合が4%以内、引張強度が15kgf以上、たわみ度が4cm以内のものをマット化可能植物と位置づけ、20種24品種を選定した。 キーワード マ...
要約 エレクトロポレーション法による芝草(ベントグラス)への遺伝子導入条件を検討し、バッファーの最適pH値やパルス幅等を明らかにした。その条件を用いて「チバグリーンB-2」等へbar遺伝子を導入し、除草剤耐...
要約 ネットワークを利用して提供できる水稲およびイチゴの栽培マニュアルを作成した。本マニュアルはHTMLを用いており、全文検索機能により効率的な情報閲覧が可能である。佐賀県農業試験研究センター・企画流通...
要約 イタリアンライグラス圃場でムギダニが毎年のように多発生する場合に、イタリアンライグラスに代えて、極早生または早生エンバクを栽培し、年内刈りすることにより、ムギダニの発生を減少させることができる...
短茎、早生で機械収穫に向いたアマランサス新品種「ニューアステカ」
要約 アマランサス「ニューアステカ」は、導入選抜系統「メキシコ系」にγ線照射して育成した短茎、早生の系統である。種子千粒重は大きく、黄白色で糯性である。機械収穫適性が認められ、収穫作業が効率化できる...
要約 乾田直播を導入した経営では,春作業の大幅な省力化による労働ピークの平準化と,単位面積当たり移植対比で10%程度のコスト低減(物財費)を実現している。新たな転作対策下においても,大規模経営では転作比...
ケンタッキーブルーグラス・シロクローバ混播草地における植生の安定性と牧草生産性
要約 ケンタッキーブルーグラス(KB)とシロクローバ(WC)の混播草地は、定置放牧条件で、①季節生産性が平準であること、②WCの乾物重構成割合が10-40%の良好な水準で推移し、種組成も長期にわたり安定であることなど...