高冷地、中山間地向け、麺の色相が優れた多収小麦新品種「フウセツ」
要約 小麦「フウセツ」は、中生種で耐雪性、耐倒伏性が優れ、穂発芽性難で、多収である。粉の色相は明るい黄白色で、ゆでめんの色相が優れ、滑らかで官能評価が高い。長野県で奨励品種に採用。 キーワード 小麦、...
要約 大区画ほ場(50a、うね長100m)でのチャの摘採や防除、整枝、中耕等の作業時間は、乗用型の摘採機や防除機、施肥・深耕機等を用いることにより慣行の可搬型摘採機を中心とした体系の34~92%で行える。 キー...
要約 春キャベツの地床大苗は、定植1~2週間前イチゴ根切り機で根切りを行うことにより、草丈が揃い、機械定植適期苗が増加する。また、根切りを実施することにより、収穫時期は早まり、収量が増加し、斉一化技...
要約 スーダングラスにおいて、1番草刈取り後にトラクタによる踏圧を行ったところ、ヘイスーダンは茎数を高く維持し、乾物収量も高い。また、ヘイスーダンは実際のロールベール体系でも同様の傾向を示し、他品種...
要約 キャベツ一貫体系の専用作業機は慣行体系の汎用機に比べ、作業能率が高く、作業時間が半減するとともに、環境負荷物質の排出量が低減する。 キーワード LCA、キャベツ、機械化、環境負荷低減 背景・ねらい ...
要約 夏秋ギク「精の輝」は7月から10月出荷の作型で無側枝性が発現し、摘芽・摘蕾作業が省力化される。また、奇形花が少なく、草姿、花色(濃黄色)、花形(抱え咲き)が良く、有望である。 キーワード 「精の輝...
成分調整ペレット堆肥の作業性とトマトおよびメロンにおける経済性
要約 家畜ふん尿堆肥を粒状に固めたペレット堆肥は、施設における堆肥の散布作業が機械化によって省力的に行うことができる。また、果菜類に菜種油かすを混合して成分調整したペレット堆肥を施用することで、トマ...
要約 慣行のキャベツ作体系に、乗用型移植機、ブームスプレーヤ、移植時の少量灌水技術を導入することにより、傾斜地での栽培においても作業時間は約40%省力化でき、収量も対照と同程度以上である。 キーワード ...
要約 本機は、金時ニンジン収穫作業の中で最も労働負担の大きい引抜き作業を支援する簡易な作業機である。慣行の栽植様式・作業手順に適合し、2条同時に10cm程度引き上げることができるので、引抜き作業時の腰へ...
要約 産業用無人ヘリコプターによる大豆カメムシ類の防除は、地上防除とほぼ同等の防除効果が得られ、省力的防除技術としての実用性が高い。 キーワード 大豆カメムシ類、産業用無人ヘリコプター、省力的防除 背...
要約 大規模主穀作経営を対象にビール大麦作に対するアンケート調査の結果、生産者の作付意欲は非常に高く、ビール大麦作を位置づけた対策が必要であり、剥皮・裂皮粒発生防止や施工コストが低く効率的な排水対策...
茶園における年1回施肥と生分解性マルチを利用した窒素流亡防止
要約 被覆肥料および有機配合肥料を主体とした年1回施肥(40kgN/10a)と生分解性マルチのうね間敷設を組み合わせることで、降雨による施肥窒素の流亡が抑制され、施肥量の多い慣行施肥と同等以上の収量、品質の茶...
ホウレンソウ収穫後の残根が土壌消毒の効果に及ぼす影響【山口県農試】
要約 ホウレンソウ作付け前に土壌消毒を行う場合、前作で萎凋病に罹病したホウレンソウの根が土壌中に残っていると、土壌消毒の効果は低下する。 キーワード ホウレンソウ、萎凋病、残根、土壌消毒 背景・ねらい ...
要約 急傾斜地での森林作業の機械化を図るため、傾斜±45度の斜面を登降坂し、傾斜30度までの斜面においてグラップルクレーン作業を行うことができるモノレール式の軌条形ベースマシンを開発した。 背景・...
要約 だいず新品種「青丸くん(東北141号)」は、成熟後も種皮および子葉が濃い緑色をした青豆で、成熟期は既存の青豆よりもかなり早く多収である。倒伏抵抗性が強く難裂莢性なので、機械化栽培も容易である。既...
要約 中山間傾斜地での小型乗用摘採機導入では、テラス式茶園の造成経費45万円/10a、枕地による既存園の減少率5%の場合、既存園2.7haの経営では1haの規模拡大することで機械化投資効果が得られる。 キーワード 茶...
要約 加工用キャベツ(業務用)大規模経営における超砕土ロータリ、作畝同時施肥機、改良型全自動収穫機を利用した新技術体系は、慣行体系よりも10a当たり労働時間が8%短縮でき、商品化率が3ポイント向上する。1k...
要約 暖地向けに初めて育成された納豆用小粒大豆品種であり、「納豆小粒」より青立ち株の発生が少なく、最下着莢高が高いので、コンバイン収穫適性が向上している。「納豆小粒」と同様に納豆加工に適する。 キー...
要約 カンショ塊根は内鞘部および木部の組織において不定芽を分化しうる。不定芽は、主に内鞘部において分化する。塊根を切断して得られた小切片を水洗し、30℃、高湿下で培養することで不定芽形成が誘導される。...
要約 2000年世界農林業センサスおよび既存統計により全国動向を分析した結果、素材生産業者において規模の拡大、事業範囲の広域化、請負化の進展、高性能林業機械の普及、生産性向上の停滞等が明らかになった。 ...