フィールドで土壌情報を簡単利用 -スマートフォン用アプリ “e-土壌図” の開発-
要約 フィールドで土壌情報を利活用するため、iOS および Android 用スマートフォン・アプリ “e-土壌図” を開発しました。“e-土壌図” は携帯端末に搭載された GPS により、土壌図を簡単...
堆肥の継続的な施用は飼料用トウモロコシの放射性セシウム低減に有効である
要約 堆肥を1作あたり3t/10a程度継続的に施用することにより、土壌からの飼料用トウモロコシへの放射性セシウムの移行を、施用しない場合に比べ40%程度抑制できる。原発事故当年において、土壌からトウモロコシへ...
要約 畑土壌の可給態窒素の判定法において、COD測定用試薬セットと簡易吸光度計を併用することにより、目視によらず、きめ細かに数値把握することができる。 キーワード 可給態窒素、簡易測定、COD測定用試薬セッ...
要約 土壌試料を薄層にすることにより、振とうを行わなくても畑土壌中の水溶性リン酸を抽出することができる。その抽出液は、リン酸簡易測定キット並びに簡易吸光度計を用いて、一定の精度を保ちつつ、安全、簡便...
80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定
要約 80℃16時間水抽出は各種の土壌、堆肥連用土に適用でき、生土にも適用可能な畑土壌の可給態窒素簡易抽出法である。抽出液のCODを簡易測定キットで色識別することにより、迅速かつ簡易に判定できる。 キーワー...
作付け体系や堆肥施用の違いが大分県における水田土壌化学性に及ぼす影響
要約 水田輪作体系(水稲-麦体系あるいは水稲-麦-大豆体系)では水稲単作体系と比較して可給態窒素値、可給態リン酸値、EC値が低下する。一方、堆肥の施用はこれらの値を上昇させる。 キーワード 水田、化学性、輪...
少雨条件における灰色低地土の冬作キャベツ畑の施肥窒素溶脱の実態
要約 少雨条件において灰色低地土の水田地帯の露地畑で冬作キャベツを栽培すると、施肥窒素は収穫後、降雨に伴い多量に溶脱する。この場合、収穫期までに施肥窒素の6割程度が無機態窒素として土壌残存し、作物吸...
要約 WebGISを利用して県内の土壌図及び土壌調査データを農用地土壌情報システムとして構築した。Web上でこれらの情報検索が可能となるとともに、土壌診断・堆肥流通支援システムで土壌情報を有益に活用できる。 ...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8g/m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収穫...
要約 ホウレンソウを、窒素施用量合計8 g / m2で養液土耕栽培すると、汁液硝酸イオン濃度が播種後23日頃(5、6葉期)より徐々に低下するパターンで推移し、収量を落とすことなく硝酸イオン含有率の低い高品質の収...
要約 レタス栽培圃場の栽培履歴、根腐病発病の有無とその程度をデータベース化した圃場カルテは、根腐病発生圃場の位置および来歴の把握が可能で、次作レタス作付けの判断、輪作体系への誘導等の体系的防除指導に...
要約 フラットベッドスキャナを用いて得られる湿潤土壌の画像をパソコンで解析し、その赤色輝度平均値を求めることにより、土壌の全炭素含量を簡易に推定することができる。 キーワード 土壌全炭素、簡易推定、ス...
要約 土壌モニタリング調査による現地ほ場の交換性陽イオンの現状と、黒ボク土の野菜に対する陽イオンの診断基準値から策定した、CECの異なる土壌に対応した陽イオンの基準値の算出式である。 キーワード 交換性...
小型反射式光度計による土壌可給態リン酸と交換性加里・苦土測定法
要約 小型反射式光度計のセルテストを利用する土壌養分の簡易測定において、低濃度の可給態リン酸が測定でき、抽出液を改良することにより交換性加里が測定できる。 キーワード 小型反射式光度計、可給態リン酸、...
パソコンを用いた水田土壌養分状態の診断および地図表示システム
要約 パソコンを使って、水田土壌の理化学性測定値から養分状態を診断し、土づくり対策処方箋を作成するシステムである。土壌養分状態、施肥量および収量・品質項目の分布を地図表示でき、地域の総合的な土づくり...
牛ふん堆肥連用畑における春ハクサイ、夏秋ナスの化学肥料減肥率
要約 可給態窒素量を指標とする施肥窒素量の目安を策定した。堆肥5t/10a連用の場合、春ハクサイ栽培では作付け前の可給態窒素量6mg/100g風乾土、夏秋ナス栽培では9mg/100g風乾土以上あれは減肥栽培が可能である。...
要約 イチゴにおいて、葉柄汁液中の無機リン濃度を指標(指標値:200~400mg/l)とした簡易栄養診断により、リン酸の効率的な施肥管理が可能である。 背景・ねらい リン酸は、過剰による生育障害が現れにくいことか...
要約 幼植物の銅耐性は、種により大きく異なる。この違いを利用し、ノザワナ、陸稲、トウモロコシ、ギニアグラスをほ場の畝間等の空いている部分に播種し、生育状況を1ケ月程度観察することにより土壌中の銅濃度...