ドローン空撮画像と画像解析から得たrG植生指標による育種の効率・客観化
要約 ドローンと画像解析法から簡便に取得できる相対緑赤植生指標(rG)法を用いることにより、飼料作物育種の個体選抜圃場や生産力検定条播圃場における草勢および罹病程度を効率的・客観的に評価できる。 キーワ...
複数の気象機関の季節予測データを利用した新たな穀物収量予測手法
要約
要約 内部精度管理用のカビ毒自然汚染穀類粉末6試料について高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析装置(LC-MS/MS)による定量分析を行っている。その結果、T-2トキシンの誘導体(配糖体、アセチル化体)の濃度...
要約 トウモロコシ粉末試料について高速液体クロマトグラフ?高分解能質量分析装置(LC-HRMS)による分析を行い、トウモロコシ汚染主要カビ毒として知られる...
トウモロコシ花粉飛散ステージに対応した分光反射率に基づく植生指数等の変化
要約 トウモロコシ雄穂の分光反射率から計算される植生指数等と花粉飛散数の関係を調査した。花粉飛散ステージの進行に伴いOSAVIとred edgeの最大傾きは特徴的に減少し、トウモロコシの花粉飛散時期は雄穂の光学...
要約 サイレージにプローブを直接突き刺して水分を測定する機器。約3分/個の測定時間で、水分25%以上のサイレージを平均誤差4ポイント以内で測定できる。 キーワード サイレージ、水分、粗飼料流通 背景・ねらい ...
流通未認可の遺伝子組換え作物を幅広く検出するリアルタイムPCRアレイ法
要約 開発したリアルタイムPCRアレイ法は、使用や流通が認められていない組換え農産物を幅広く検出することができる。さらに、必要に応じて標的配列の追加や削除が自由にできるため、検査法の更新が容易であり、...
衛星リモートセンシング技術を用いて米国トウモロコシ単位収量を広域把握する
要約 高頻度観測衛星センサ(MODIS)によって観測された植生指数(WDRVI)のトウモロコシ絹糸抽出期7~10日前の値が単位面積あたりの子実収量と高い相関関係を示すことを発見し、アメリカコーンベルトのトウモロコシ...
リモートセンシングによる植物群落クロロフィル量の高精度汎用評価モデル
要約 植物の生産力やCO2固定力の広域的な診断・評価の鍵となる群落クロロフィル量の分布をリモートセンシングによって広域評価するための高精度かつ適用性の高い新たな評価モデルを開発しました。 ...
中国半乾燥地酪農小規模層に対する有機野菜栽培導入の経営的効果
要約 中国半乾燥地域の酪農小規模層は、飼料高騰により経営の持続性が困難になりつつあるが、牛ふんの発酵熱等を利用した有機野菜栽培システムを導入することによって、経営状況を改善させることができる。 キー...
要約 デジタルカメラ画像を用いて作物群落の形態的特徴(葉面積指数・地上部乾物重)の季節変化を把握できる植生指数を考案し、デジタルカメラを活用した作物生育モニタリング手法を開発しました。 背景・ねらい ...
堆肥の継続的な施用は飼料用トウモロコシの放射性セシウム低減に有効である
要約 堆肥を1作あたり3t/10a程度継続的に施用することにより、土壌からの飼料用トウモロコシへの放射性セシウムの移行を、施用しない場合に比べ40%程度抑制できる。原発事故当年において、土壌からトウモロコシへ...
高頻度観測衛星データ(MODIS)を用いて作物生育の時空間変化を評価する
要約 高頻度観測衛星センサー(MODIS)の時系列データを用いて、作物の生育ステージや光合成量の時間変化を精度良く広域的に推定するリモートセンシング技術を開発し、アメリカコーンベルトにおけるトウモロコシの...
汎用GISを利用した飼料生産支援用データベースの構築と運用方法
要約 市販汎用GISとExcelを用いて大規模飼料生産における作業計画の策定、指示書の作成、各種集計作業を効率的に行うことができるシステムを実証した。GPSロガーによる作業履歴の電子化も可能であり、広域かつ分...
圃場情報および利用管理の一元化はコントラクタの収穫作業効率を改善させる
要約 分散圃場の収穫を担うコントラクタでは、圃場情報および利用管理の一元化を行うことにより収穫機械の圃場間移動距離と圃場間移動時間が短縮され、収穫作業効率(圃場間移動効率)が改善する。 キーワード コン...
小麦アレルゲン・リピドトランスファープロテインを検出できる抗ペプチド抗体
要約 小麦の水溶性アレルゲンタンパク質であるリピドトランスファープロテイン(LTP)の部分ペプチドを抗原とする抗体は、小麦とライ麦のLTPと特異的に結合し、2ng以上の精製小麦LTPを検出できる。 キーワード 小麦...
要約 深層の陰イオン交換容量が約50 mmolc kg-1と高い黒ボク土畑では、各種資材を10年連用すると、化学肥料区では施用窒素の約5割、豚ぷん堆肥区では約1/4に相当する1800∼2300 kg ha-1の硝酸性窒素が深さ4.5 mま...
遺伝子組換えトウモロコシ連作後の飼料作栽培における生物相への影響モニタリング
要約 トウモロコシの除草剤グリホサート耐性遺伝子組換え品種と非組換え品種を一般圃場に4年間連作した後、冬作に非組換え体イタリアンライグラス、夏作に非組換え体トウモロコシを栽培しても、後作の生育や圃...
キーワード 黒ボク土、硝酸性窒素、溶脱、陰イオン交換、速効性肥料、被覆尿素、豚ぷん堆肥 背景・ねらい 黒ボク深層土は陰イオン交換容量が高いことが知られており、野菜畑から溶脱した硝酸性窒素(NO3
除草剤耐性遺伝子組換えトウモロコシ栽培による圃場環境への影響のモニタリング
要約 トウモロコシの除草剤グリホサート耐性遺伝子組換え品種と非組換え品種を一般圃場に4年間作付けしたところ、環境への影響は、組換え遺伝子に起因するものは認められず、グリホサート処理と慣行除草剤処理の...