80℃16時間水抽出とCOD簡易測定キットによる畑土壌可給態窒素の簡易判定
要約 80℃16時間水抽出は各種の土壌、堆肥連用土に適用でき、生土にも適用可能な畑土壌の可給態窒素簡易抽出法である。抽出液のCODを簡易測定キットで色識別することにより、迅速かつ簡易に判定できる。 キーワー...
牛ふん堆肥を用いたアールスメロン栽培において土壌養分を集積させない養分管理のための圃場カルテ
要約 作付前土壌および牛ふん堆肥の加里含量から土壌診断基準値以下になるように堆肥施用量を決定し、堆肥、土壌の可給態窒素および無機態窒素から施肥窒素量を求める圃場カルテを用いる施肥は、同一圃場で牛ふん...
極早生ウンシュウの高品質果実生産のための簡易水分ストレス診断指標
要約 極早生ウンシュウ「豊福早生」の10月上旬における糖度を11以上とするためには、8月10日の糖度で8.5~9.0が必要である。このため、8月上旬までに水分ストレスの簡易診断法である葉の水分吸収率では125~130%...
フラットベッドスキャナを用いた土壌および作物体の簡易診断システム
要約 フラットベッドスキャナを用いて、土壌の全炭素含量の推定、作物の葉色の推定、土壌診断における比色分析を可能とする土壌および作物体の簡易診断システムを開発した。 背景・ねらい 安全・安心な農産物栽培...
葉緑素計を用いたイタリアンライグラスの硝酸態窒素濃度の簡易診断
要約 出穂期のイタリアンライグラスの止葉における葉緑素計の指示値(SPAD値)を用いて、飼料作物中の硝酸態窒素濃度の基準値0.2%を上回るか否かを立毛状態で判定できる。SPAD値が47を超える場合は硝酸態窒素濃度...
要約 促成ナスの養液土耕栽培では、定植前の無機態窒素量から栽培期間中に供給される無機態窒素の総量を推定できる。土壌から供給される無機態窒素の総量が20mg/100g乾土程度の圃場では減肥率を慣行栽培の50~70%...
要約 抑制キュウリにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するためには、簡易振とう法ではECが約0.3~0.4mS/cm、...
要約 本法はタンパク質の定量に用いる色素試薬と超音波処理を組み合わせた可給態窒素の簡易分析法である。検討した簡易診断法は、従来の簡易法に比べて黒ボク土の可給態窒素を短時間で精度良く測定できる。 キー...
要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の5割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
要約 養液土耕(灌水同時施肥)栽培法を用いることにより、土壌中の無機態窒素量は低レベルで推移し、収量、品質を低下させることなく、窒素施肥量を慣行施肥の7割程度まで低減できる。また、キュウリの窒素吸収...
施設キュウリの養液土耕栽培における葉柄汁液を用いた簡易栄養診断
要約 キュウリの養液土耕(灌水同時施肥)栽培において、抑制栽培では上位節の主枝および側枝の葉柄汁液の硝酸イオン濃度を3000~6000ppm、半促成栽培では同様に5000~1500ppmで維持することにより、安定した収量...
りんごの成木期における葉診断に基づく窒素施肥対応と草生管理法
要約 りんご「つがる」の果実の一果重と地色・着色を低下させない葉診断基準値は8月上旬の葉中窒素濃度2.0~2.5%、葉色6.5前後である。基準値内での「つがる」の窒素施肥量は4~7kg/10a、「ハックナイン」は無窒...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
アスコルビン酸で還元処理した土壌による水田土壌の可給態リン酸の診断法
要約 アスコルビン酸で還元処理した土壌のトルオーグリン酸含量は、湛水培養土壌のトルオーグリン酸含量と正の相関関係を示し、水田土壌の可給態リン酸の迅速、簡易な診断法として有効である。 背景・ねらい 環...