診断に基づく小麦・大麦の栽培改善技術導入支援のためのシステム
要約 診断に基づく小麦・大麦の栽培改善技術導入支援マニュアルは、アンケート式の5項目のリスクを簡易診断する「簡易診断部」、フローチャート式の条件別診断と対策を示す「診断・対策部」、詳細な対策内容を示...
予測を含む気象データを利用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援システム
要約 気象情報と利用者が登録した作付け情報から、発育ステージを予測するとともに、適切な追肥量や施用時期、病害の予測情報等の栽培管理支援情報をインターネット経由で届ける農業情報システムである。農業気象...
ナタネを核とした水田由来バイオマスエネルギー生産・利用シミュレーションモデル
要約 ナタネのエネルギー利用を核とした農耕エネルギーの自給計画を設計するに当たり、エネルギー自給率の目標設定値達成に必要となるナタネ栽培面積の経時的変化を推計して、計画の事前評価を支援することを可能...
週間予報とアメダス観測値を組み合わせた全国メッシュ気象データシステム
要約 システムは、観測値(一昨日まで)、週間予報値(昨日から6日先まで)、平年値(7日より先)を組み合わせ、1年分の日別気象データ(気温、降水量)を約1kmのメッシュサイズで全国について作成し毎日自動更新する。農...
要約 北海道十勝地方の山麓、沿海地帯における秋まき小麦の低収は、日照時間の短さと低温、一部では土壌低pH・土壌凍結に起因している。収量改善対策として、品種「きたほなみ」の導入が最も効果的で、融凍融雪の...
品質分析データを活用した秋まき小麦子実タンパク含有率の変動解析と分布図
要約 秋まき小麦の集荷時検査における複数年の子実タンパク含有率データを圃場図GISと結合する等の解析手法により年次変動と空間変動の実態が明らかとなり、地域レベルでの品質変動対策に活用できる。 キーワード...
下層が堅密・強酸性な土壌における心土肥培耕による酸性矯正の効果
要約 石灰資材を投入した心土肥培耕の施工により、心土の物理性改善と酸度矯正が同時に実現し、作物の生産性が向上する。また、総費用総便益比によって当該技術の経済性を評価すると、十分な経済効果を発揮すると...
要約 RQフレックスを用いて土壌硝酸態窒素を簡易測定する場合は、風乾細土を用い、土:液比=1:2.5で水抽出し、棒攪拌・濾液採取装置で検液を得る。この測定値は、秋まき小麦の窒素吸収量と相関が高く、窒素診断...
小麦「農林61号」の粗蛋白質含有量を適正化するための追肥要否判定法
要約 小麦「農林61号」の子実粗蛋白質含有量は7葉期の土壌硝酸態窒素含有量の簡易測定値と播種から7葉期までの降水量の積により、または穂揃い期の止め葉の葉色値により予測可能であり、それぞれの時期において追...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤かび病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は、...
要約 窒素供給量(起生期の0-60cm残存硝酸態窒素と起生期以降の施肥量の合計)と小麦収穫期の窒素吸収量との間に比較的高い相関が認められることから、残存窒素に対応した窒素追肥量を設定する。本診断法の適合度...
要約 キタノカオリの子実タンパク質含有率12%を目標とした葉色診断において、穂揃期の葉色が52以上の時はそれ以上の追肥は行わず、50~52の時は穂揃期に3kg/10a、50未満の時は6kg/10a程度の追肥を行う。 キーワー...
要約 開花期の穂に注射接種しスプリンクラーで間断散水することによって、小麦赤か び病抵抗性を高い再現性で検定できる。 キーワード 小麦赤かび病、抵抗性検定、標準品種、コムギ 背景・ねらい 小麦赤かび病は...
要約 良食味米生産困難な南空知地域における水田土地利用確立のための営農再編方向 は、集落における栽培技術向上に向けた作物別部会の組織化と作業の効率化・低コスト化 を進める作業受委託体制整備、さらに生産...
要約 牛ふん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥を利用すると、収量、品質を低下させずに大豆と小麦の減化学肥料栽培ができる。また、牛ふんおよび豚ぷん堆肥と油粕を混合した成分調整成型堆肥は大豆の無化学肥...
要約 田畑輪換栽培において、小麦栽培の石灰窒素入り肥料利用、キャベツ栽培の作条施肥、収穫残さの早期鋤込み、キャベツ跡の暗渠排水水位制御などの改善技術を組み合わせることにより、作物の生産安定・品質向上...
要約 コムギ縞萎縮病に対する抵抗性検定法を確立し、既存奨励品種の抵抗性を明らかにした。抵抗性品種の選抜目標は、発病が認められるものの、生育は阻害されない程度の抵抗性「やや強」以上とする。 背景・ねら...
秋まき小麦の赤かび病抵抗性検定のための新手法と指標品種の選定
要約 秋まき小麦品種・系統の赤かび病に対する抵抗性検定は、ビニールハウスではMicrodochium nivale接種による検定で代表できる。「チホクコムギ」(弱)、「ホクシン」(やや弱)、「ホロシリコムギ」・「北見77号...
要約 連作および短期輪作では、各作物とも土壌病害虫の発生に伴って収量低下が認められる。収量の長期変動パタ-ンは作物によって異なるが、いずれも4年以上の長期輪作より低収で推移する。根菜類、麦類、豆類を...
要約 種属間交雑により導入された小麦赤さび病抵抗性遺伝子Lr9、Lr19、Lr24、Lr25、Lr28、Lr29は、日本国内から採取される小麦赤さび病菌レースすべてに抵抗性である。 背景・ねらい 小麦赤さび病抵抗性遺伝子は...