リンゴ台木における根頭がんしゅ病の抵抗性検定法確立と育種素材評価
要約 根頭がんしゅ病菌液を付傷接種し、がんしゅ形成率を評価することで根頭がんしゅ病の抵抗性検定ができる。リンゴ台木の抵抗性を評価したところ、ミツバカイドウには抵抗性もしくは中位抵抗性を示す系統があ...
SPFMV-SCP組換えサツマイモは複数のSPFMV系統の複合感染に抵抗性を示す
要約 サツマイモ帯状粗皮病の野外罹病株には、複数のSPFMV系統が感染している。これらを接種源とした接ぎ木接種後もSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモは抵抗性を示し、萌芽4代目においてもウイルスの増殖は抑制さ...
「Madsen」由来のコムギ縞萎縮病抵抗性育種素材「滝系麦1~4号」
要約 「Madsen」由来のコムギ縞萎縮病高度抵抗性を有する「滝系麦1~4号」は、戻し交配により農業特性を「ホクシン」並に改善したことから、後代に「Madsen」由来の不良形質が発現しにくい育種素材として抵抗性...
要約 帯状粗皮病ウイルスの媒介昆虫であるモモアカアブラムシを用いて、本病害の野外における伝搬を再現した虫媒接種検定法を確立した。虫媒接種においてもSPFMV-SCP遺伝子組換えサツマイモはSPFMVに対して抵抗性...
要約 香川県の地酒用酒米品種として「さぬきよいまい」を育成した。「さぬきよいまい」は本県の奨励品種である「オオセト」に比べて、成熟期が12日程度遅く、多収で千粒重が重く、タンパク質含有率が低く、酒造適...
Aphanomyces cochlioides遊走子接種によるテンサイ苗立枯病抵抗性検定手法
要約
要約
要約
要約 カーネーションうどんこ病は、花蕾がく筒への接種試験により抵抗性の品種間差異を検定でき、調査した41品種の中には抵抗性品種が複数存在する。抵抗性品種では病原菌侵入に対してパピラ形成等の抵抗反応が見...
品種適用性の高いジャガイモシストセンチュウ抵抗性判別用新プライマー
要約 新しいプライマー(H1SP-S4/H1SP-A6)は、従来のプライマー(H1SP-S1/H1SP-A1)よりバレイショ品種への適用性が高く、単純なPCR反応温度条件でジャガイモシストセンチュウ抵抗性の判別ができる。 キーワード...
要約 採苗ほではもみがら採苗法を行い、本ぽではほ場の汚染程度と品種の抵抗性に応じて、還元消毒を実施することで疫病の被害を回避できる。また、開発した疫病の抵抗性簡易検定法は育種に利用可能である。 キー...
要約 トマト黄化葉巻病の抵抗性検定法は、キャベツで増殖したシルバーリーフコナジラミをTYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化後に、セル苗を7日間入れて接種し、接種後にLAMP法の検定と病徴観察を行...
日本在来フリント種が持つトウモロコシ黒穂病抵抗性に関与するQTL
要約 日本在来フリント種由来自殖系統を用いた遺伝解析集団において、第1染色体短碗上に自然発病下と接種検定下に共通するQTLが存在する。近傍のDNAマーカーを選抜マーカーの開発に利用できる。 キーワード ト...
要約 WYMVの3つの病原型の中、I型は岩手県南部から福岡県に、II型は岩手県以北に、III型は福岡県に、それぞれ発生している。 キーワード コムギ、縞萎縮病、抵抗性育種、WYMV、病原型 背景・ねらい
コムギ...
要約 試験管に播種し人工気象室内で4週間育生した植物体に、菌体ディスクを湛水条件下で接種することにより、テンサイ品種・系統の黒根病抵抗性検定が9週間で、簡便に、省スペースで、周年実施できる。 キーワー...
クワシロカイガラムシ及び輪斑病に複合抵抗性の緑茶用新品種候補「宮崎23号」
要約 「宮崎23号」は、クワシロカイガラムシ及び輪斑病に複合抵抗性を有する緑茶用新品種候補である。摘採期が「やぶきた」より3~4日早い早生系統で、耐寒性が強く、製茶品質は「さやまかおり」より優れる。 キ...
湿地カラー疫病抵抗性新品種候補「10W-2-101」、「11W-3-75」の育成
要約 疫病抵抗性品種「ウェディングマーチ」と早生で切り花品質に優れた「チルドシアーナ」の交配により、疫病抵抗性があり、早生で切り花品質が「チルドシアーナ」に近い湿地カラー新品種候補「10W-2-101」、「1...
水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギに対する有効な除草剤
要約 水稲湛水直播栽培におけるSU剤抵抗性コナギの防除には、初期剤、一発処理剤ともにピラゾレート、ペントキサゾン含有剤など数種除草剤が有効である。フェントラザミド含有剤は、コナギの葉齢が1葉期程度であ...
要約 極早生水稲品種「南国そだち」を育成し、奨励品種として採用した。「南国そだち」は「とさぴか」、「ナツヒカリ」の中間熟期で、「とさぴか」より耐冷性が優れ多収で、アミロース含有率が低く良食味である。...
広島県におけるスルホニルウレア系除草剤抵抗性イヌホタルイの出現と数種除草剤の適用性
要約 広島県内の水田において、スルホニルウレア系除草剤抵抗性イヌホタルイの発生を確認した。抵抗性イヌホタルイに対する除草剤の効果は、比較的気温が高い5月下旬の処理では、ベンゾビシクロン含有剤が最も高...