飼料用水稲「クサユタカ」「夢あおば」の直播での窒素施用量と苗立密度
要約 「クサユタカ」と「夢あおば」の湛水散播直播での地上部多収に必要な総窒素施用量は5月上旬播種で7~9kg/10a、6月中旬播種で4~5kg/10aである。落水不良の場合、低節位分げつが休眠し大きく減収するの...
要約 籾殻を撹拌流動層法などにより低温で完全燃焼して生じる灰は、非晶質で溶解性が高く、重金属など有害物質をほとんど含まず、ケイ酸質肥料資材として効果が高い。 キーワード 籾殻、灰、ケイ酸、肥料、バイオ...
要約 水稲うるち新品種「ちば28号」は、早期栽培での熟期が「初星」並の中生で、いもち病抵抗性、耐冷性、耐倒伏性が強く、玄米千粒重が約23gと大粒で、玄米外観品質及び食味が良好である。早期栽培に適すること...
要約 苗箱を使わない水稲の「箱なし苗」移植栽培は,苗マットが軽く、農家による播種や苗箱の片づけが不要であり、慣行育苗法より省力的で軽作業である.「箱なし苗」栽培は慣行の土付苗より欠株率がやや高いが,...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 暗渠直上には,浸透の良好な場所と不良な場所がまとまりを持って分布している。この変動は主に暗渠もみ殻疎水材上端の深さの変動によってもたらされており、疎水材上端の深さが13cmから20cmに低下すると、暗...
要約 暗渠直上には、浸透の良好な場所と不良な場所がまとまりを持って分布している。この変動は主に暗渠もみ殻疎水材上端の深さの変動によってもたらされており、疎水材上端の深さが13cmから20cmに低下すると、暗...
飼料用水稲「クサユタカ」「夢あおば」の直播での窒素施用量と苗立密度
要約 「クサユタカ」と「夢あおば」の湛水散播直播での地上部多収に必要な総窒素施用量は5月上旬播種で7~9kg/10a、6月中旬播種で4~5kg/10aである。落水不良の場合、低節位分げつが休眠し大きく減収するの...
要約 デジタルカメラで大豆や水稲を分光撮影した画像から、PDAにて植物体のみを抽出することで植被率を算出できる計測システムである。安価にシステムを構築でき、小型軽量なため携帯して簡便に調査できる。 キー...
市販ロータリーを用いた有芯部分耕による転作畑大豆作の収量性向上
要約 市販ロータリ耕起爪の一部の取り外しや付け替えにより、播種条直下に不耕起部分を残した有芯部分耕が可能となる。水稲後作の大豆作では、不耕起部の土壌含水率の変動が小さいために過湿や過乾燥になりにくく...
極良食味で多収の暖地向き晩生水稲新品種候補系統「あきまさり(西海248号)」
要約 「あきまさり(西海248号)」は、「ユメヒカリ」熟期の晩生の粳種である。強稈で耐倒伏性に優れ、収量性は「ユメヒカリ」「かりの舞」を約10%上回る多収である。食味は「ユメヒカリ」に明らかに優る極良食味で...
要約 水稲の乾燥種子を鉄粉でコーティングして重くし、代かき後に湛水条件で、またカモが飛来する時は落水条件で、土壌表面に播種する。浮き苗の発生やスズメの食害は無く、苗立ちは安定する。農閑期にもコーティ...
要約 デジタルカメラで大豆や水稲を分光撮影した画像から、PDAにて植物体のみを抽出することで植被率を算出できる計測システムである。安価にシステムを構築でき、小型軽量なため携帯して簡便に調査できる。 背景...
普通期晩生、観賞用の水稲糯新品種候補「宮崎観糯37、38、39、40、41号」
要約 水稲「宮崎観糯37、38、39、40、41号」は「ちくし赤糯22号」/「Fl175」の組合せから育成された晩生の糯種、籾と芒(ぼう)の鮮やかな色に特徴がある観賞用稲である。 キーワード イネ、晩生、糯、観賞用稲 ...
要約 熊本県の高冷地においては、4月下旬から5月下旬に移植すれば晩生の水稲品種「ユメヒカリ」で良質な種子を生産できる。さらに、「きらり宮崎」(極早生)を5月上旬、「コシヒカリ」(極早生)、「ヒノヒカリ...
要約 水稲「越南176号」は、「コシヒカリ」に比べて出穂期で約1日、成熟期で約4日遅い早生の晩である。短稈で耐倒伏性が強く、千粒重が重く、収量性が高い。食味はコシヒカリ並の良食味である。 キーワード 奨励...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培は、復田1年目では水田連作時慣行施肥量の半量、復田2年目以降は慣行の全量を育苗箱全量施肥することで、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素吸...
玄米の白濁が少なく、良食味の低アミロース米水稲新品種候補「山形84号」の育成
要約 「山形84号」は、葯培養突然変異由来の低アミロース系統で、早生、短稈中間型、耐倒伏性“強”、葉いもち“やや強”、穂いもち“弱”、耐冷性“極強”で、炊飯米の粘りが強く良食味である。また、精米のアミロース含...
「東北地域の代表的水稲糯品種」におけるアミロペクチン構造と硬化性
要約 水稲糯品種における硬化性の違いは、でんぷんのアミロペクチン構造と関連づけられる。 硬化性が大きく加工適性が優れる「こがねもち」は、「たつこもち」や「ヒメノモチ」より、もちの硬さおよび糊化開始温...
要約 水稲「みやゆたか」は「南海133号」/「西海215号」から育成された“晩生の晩”の半糯系統である。暖地の普通期水稲地帯で栽培できる半糯種としては、「柔小町」より多収であり、同等の粘りを持つ。 キーワード...