要約 水稲「イクヒカリ」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 水稲「みやゆたか」は「南海133号」/「西海215号」から育成された“晩生の晩”の半糯系統である。暖地の普通期水稲地帯で栽培できる半糯種としては、「柔小町」より多収であり、同等の粘りを持つ。 キーワード...
玄米の白濁が少なく、良食味の低アミロース米水稲新品種候補「山形84号」の育成
要約 「山形84号」は、葯培養突然変異由来の低アミロース系統で、早生、短稈中間型、耐倒伏性“強”、葉いもち“やや強”、穂いもち“弱”、耐冷性“極強”で、炊飯米の粘りが強く良食味である。また、精米のアミロース含...
「東北地域の代表的水稲糯品種」におけるアミロペクチン構造と硬化性
要約 水稲糯品種における硬化性の違いは、でんぷんのアミロペクチン構造と関連づけられる。 硬化性が大きく加工適性が優れる「こがねもち」は、「たつこもち」や「ヒメノモチ」より、もちの硬さおよび糊化開始温...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培は、復田1年目では水田連作時慣行施肥量の半量、復田2年目以降は慣行の全量を育苗箱全量施肥することで、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素吸...
要約 無糖無添加物の杵搗き生餅の製造において、蒸し処理前に50℃/1~2時間、または55℃/1時間程度の温湯処理を施すことにより、通常行われる浸漬(6~12時間)を行わなくてもやわらかい餅が製造でき、製造時...
要約 水稲「むさしの酒6号」は、外観品質が良く、酒造適性に優れ、普通植栽培で多収の酒造好適米である。 キーワード イネ、酒造好適米、むさしの酒6号
背景・ねらい 本県の清酒製造量は全国でも有数であるが...
要約 が酸化され、それに伴って可給態リン量が減少することが一因となっている。 背景・ねらい 熱帯地域においては、水稲二期作のような集約的農業が一般的に行われている。しかし、この農法では非作付け期が短く...
要約 水稲「南海155号」は「南海133号」/「西海215号」から育成された“晩生の晩”の半糯系統である。普通期水稲地帯で栽培できる半糯種としては、「柔小町」より多収であり、同等の粘りを持つ。 キーワード イネ、...
要約 加工処理として圧扁またはサイレージ化(SGS)した飼料用モミを圧扁トウモロコシと代替し給与した黒毛和種肥育牛は対照区に比べ、DGが低い傾向がみられるが、脂肪交雑、肉質等級等の枝肉成績に差異はな...
主穀作大規模経営体へのネギ栽培導入は経営の安定化に有効である
要約 圃場管理作業にハイクリアランス型トラクタを活用するとともに、調製作業間にベルトコンベアを導入し効率的な人員配置による調製を行う、ネギ省力・低コスト生産体系を主穀作大規模経営体に複合経営作物とし...
要約 水稲「越南176号」は寒冷地南部では中生の早に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等の極良食味であり、特に、冷めたときには「コシヒカリ」に優る。直播栽培にも適する。福井県、...
要約 森林伐採後の残材や加工廃材、ダム流木等の未利用木質資源を環境に悪影響を及ぼさないように処理するため、これらの粉砕物を堆肥化の副資材として活用した牛糞堆肥は、水稲の生育に対する阻害性がなく、水田...
要約 播種前に種子重量の1~2%の水を加えてから水稲用育苗箱に詰めて積み重ねることで、簡便かつ大量に、大豆の出芽率ならびに出芽揃いを高めるための種子水分の調整ができる。 背景・ねらい 発芽勢を高めて出芽...
「タマホマレ」の不耕起無培土密播栽培の基肥における石灰窒素の効果
要約 不耕起無培土密播栽培における「タマホマレ」の基肥として石灰窒素を50kg/10a施用することにより、生育初期の徒長を抑制しながら分枝数、着莢数の増加にともなって収量を増加させることが可能であり、増収に...
要約 飼料イネの小規模の収穫作業で問題となる刈り取り機械は、コンバインの脱穀部分を取外し、簡易に改造すれば、安価な収穫機械として利用できる。 キーワード 飼料イネ、飼料作物、肉用牛、コンバイン、収穫機...
復田時の水稲不耕起、無代かき移植栽培における育苗箱全量施肥量
要約 田畑輪換体系の復田時における水稲不耕起、無代かき移植栽培の育苗箱全量施肥量は、復田1年目のみ水稲連作時の施肥量の半量、復田2年目以降は全量とする。これにより、復田時の代かき移植栽培と同等の窒素...
要約 収穫した穀物の含水率、質量を収穫作業と同時工程で位置情報とともに測定記録できる装置を搭載した自脱型コンバインである。 キーワード コンバイン、収量、水分、水稲、マップ、プレシジョンファーミング ...
要約 汎用コンバインによって直播用種子の機械収穫が可能である。籾水分が26%以上では圃場における苗立率が低下するおそれがあるため、26%未満になってから収穫することが望ましい。 キーワード 水稲湛水直播、種...
要約 粉砕モミガラ3t/10a施用は基肥の代替となり、分げつ肥と穂肥を施用して水稲を栽培すれば、窒素の過剰吸収が回避され、ケイ酸吸収量が増加することで、増収とともに玄米中タンパク質含有率の低下が期待できる...