黒毛和種去勢牛の肥育全期間における濃厚飼料制限給与よる赤肉生産技術
要約 黒毛和種去勢牛に給与する濃厚飼料の原物量を肥育全期間において体重の1%に相当する量に制限すると、体重および枝肉重量は小さくなるが、生産される赤肉の量は変わらない。 キーワード 飼育管理、肉用牛、...
要約 イタリアンライグラス等の牧草による浄化システムは家畜尿汚水の高次処理に適応でき、牧草種をいくつか組み合わせることで年間窒素平均302mg/d/m2、りん平均167mg/d/m2の汚水浄化が期待できることが判った。...
肥育前期における卵巣除去した黒毛和種雌牛の高CP濃厚飼料定量給与の効果
要約 卵巣除去した黒毛和種雌牛に、大豆粕を主体にCP水準を高めた濃厚飼料を定量給与すると、BUN、第一胃内NH3-Nは高くなるが、粗飼料の採食量が増加し、第一胃におけるVFA生産量が多く、良好な増体を示す。長崎...
中生の晩品種「スプライス」を用いた暖地における飼料イネの2回刈り栽培技術
要約 中生の晩品種「スプライス」を用いた飼料イネの2回刈り栽培では、密植・多肥栽培し、1番草を出穂前後に刈り取ると多収が得られる。1・2番草合計の乾物収量は約1.4~1.8t/10aである。1回刈り栽培と比べて1番...
要約 耕うんと同時にイタリアンライグラス種子を播播する省力散播播種機を開発した。この省力散播播種機を利用することで、播種作業時間の短縮と播種精度の向上を図ることが可能である。福岡県農総試・畜産研究所...
要約 イタリアンライグラス、スーダングラス、ギニアグラス及び、アルファルファの公定法で測定した硝酸態窒素含量は、小型反射式光度計での表示値(硝酸イオン濃度)から硝酸態窒素含量に換算し、Y=0.901X+0.011...
踏圧抵抗性に優れたロールベール用のギニアグラス極早生品種「ナツコマキ」
要約 ギニアグラス「ナツコマキ」は,中型のトラクタによる機械作業に対して踏圧抵抗性を示し2番草以降の収量を得ることができる。茎が細く乾燥速度が早いため,乾草やラップサイレージ調製に適している。極早生...
踏圧抵抗性に優れたロールベール用のギニアグラス極早生品種「九州7号」
要約 ギニアグラス「九州7号」は、中型のトラクタによる機械作業に対して踏圧抵抗性を示し2番草以降の収量を得ることができる。茎が細く乾燥速度が早いため、乾草やラップサイレージ調製に適している。極早生であ...
近赤外分光法によるイタリアンライグラスサイレージ発酵品質の迅速評価法
要約 イタリアンライグラス サイレージ中の有機酸組成、VBN、T-N含量は近赤外分光法を応用して迅速測定できる。この測定値を用いて推定したフリーク評点とVBN/TNにより発酵品質を総合評価することができる。福岡...
収量、品質、乾燥速度からみたロ−ルベ−ル用ス−ダングラスの播種量及び施肥量
要約 ロ-ルベ-ルサイレ-ジ用ス-ダングラスの播種量は、収量や乾燥速度からみて、茎の細い品種では春播、夏播とも10a当たり6kg、茎の太い品種では春播で6kg、夏播で9kg程度が適する。但し、品質を重視する...
収量、品質、乾燥速度からみたロールベール用スーダングラスの播種量及び施肥量
要約 ロールベールサイレージ用スーダングラスの播種量は、収量や乾燥速度からみて、茎の細い品種では春播、夏播とも10a当たり6kg、茎の太い品種では春播で6kg、夏播で9kg程度が適する。但し、品質を重視する場合...
全粒または蒸煮圧片処理したトウモロコシと大麦の成牛における飼料価値
要約 トウモロコシおよび大麦の乾物,粗蛋白質およびデンプンの消化率は,蒸煮圧片処理によって改善される。特に,デンプンの消化率の上昇は顕著である。トウモロコシおよび大麦の可消化養分総量(TDN)は,全...
北陸地域の低湿重粘土水田における畑転換後の作付体系と土壌構造
要約 北陸地域の低湿重粘土水田では、水稲作付後の冬期間に畑作物を導入することにより作土層上部の粗間隙量は大きく増加する。加えて、夏作大豆の導入により、粗間隙量の増加は下部にまで及び、飽和透水係数が大...
要約 暖地で、8月下旬または9月上旬に播種し、年内出穂させて収穫する夏播き栽培に適したサイレージ用えん麦の新品種を育成した。本品種は、秋の出穂日が「アキワセ」よりも約3日早い極早生で、収量は10%程度...
要約 暖地で、8月下旬または9月上旬に播種し、年内出穂させて収穫する夏播き栽培に適したサイレージ用えん麦の新品種を育成した。本品種は、秋の出穂日が「アキワセ」よりも約3日早い極早生で、収量は10%程度...
寒冷地南部の重粘土水田における畑転換後の土壌水分特性と作物収量
要約 北陸地域では秋冬季の多雨・積雪の気象条件や重粘な土壌条件により、転作作物の安定的な生産が困難である。そこで、畑転換後の土壌水分特性を調査したところ、畑転換初年目は土壌水分張力が低く推移し、転換...
要約 北陸地域の低湿重粘土水田では、水稲作付後の冬期間に畑作物を導入することにより作土層上部の粗間隙量は大きく増加する。加えて、夏作大豆の導入により、粗間隙量の増加は下部にまで及び、飽和透水係数が大...
要約 乳牛におけるチモシー乾草の自由採食量は、酵素分析法の低消化性繊維、高消化性繊維、細胞内容物、および酸性デタージェントリグニンと高い相関を持つことから、これらの成分含量から推定が可能である。 背...