要約 カキ「西条」は渋カキであるため、脱渋しても加工段階での加熱処理で復渋し、菓子加工品等への利用は困難であるが、脱渋カキペーストに対し、タンパク質素材を3%以上混合すると復渋は防止できる。 キーワ...
1-メチルシクロプロペン処理によるカキ「平核無」果実の低温長期貯蔵
要約 脱渋のための炭酸ガスと1-メチルシクロプロペンの同時処理を行い、渋味消失確認後にポリ袋で密封包装し、予冷後0℃で貯蔵すると、果肉硬度は3か月維持できる。 キーワード カキ、「平核無」、1-メチルシクロ...
要約 カキ「横野」のフィルムによる脱渋貯蔵技術としてOE袋と脱酸素剤を組合せた個装を行い、最初に高温処理を行うことで日持ち性が向上する。 キーワード カキ、横野、脱渋、軟果 背景・ねらい カキは一般に日持...
要約 スダチ果実は30℃以上や5℃以下では果皮は退色しにくい。このため、30~40℃での高温予措や強制予措を行うと、緑色を保持した状態の果実予措が短期間に可能となり貯蔵性が向上する。夏期かん水は貯蔵性をさらに...
要約 カキ「富有」を低湿度条件で貯蔵すると水分損失を起こしてエチレン生成量が増加し、果肉細胞壁のセルロースの減少とペクチンの低分子化が起こり果肉硬度が低下する。高湿度条件で貯蔵すると水分損失を抑制し...
要約 カキ「西条」の貯蔵は、ポリエチレン袋で脱気個包装した果実をドライアイス処理し、冷蔵庫内で脱渋しながら貯蔵する方法で行う。これによって、貯蔵後の果実の黒変現象が解消し軟化が抑制されて30日間の貯...