中早生で長期貯蔵性の優れるポテトチップ用バレイショ新品種「しんせい」
要約 「しんせい」は、枯ちょう期が中早生で、ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有する。チップ加工適性が優れ、収穫時期から翌年6月までの長期貯蔵でもチップカラーの低下が少ない。国産原料が不足する2月から...
要約 カボチャ品種の貯蔵前のスクロース含量に対するグルコース含量の比(G/S比)は、高貯蔵性品種で有意に低く、長期(90日間)貯蔵後のデンプン含量と高い負の相関がある。本指標を用いることにより、カボチャ品種...
基幹漁業漁獲物の高鮮度化と高品質な売れる商品づくり技術の開発
要約 海水冷却装置を活用した沖合底びき網漁獲物の高鮮度化の取組を支援。ムシガレイのK値分析結果を活用した鮮度保持により、漁獲物全体の高鮮度化が図られた。平成28年度から、新たな商品規格・基準で立ち上げ...
サメ肉の鮮度保持手法および鮮度保持技術による臭気抑制技術の開発
要約 近海延縄漁船が気仙沼に水揚げするヨシキリザメ肉を臭気抑制して正肉加工原料化するための基盤的知見を得ることを目的として水揚げ魚の鮮度と臭気成分を調べた。航海後期漁獲魚は比較的高鮮度であり、アンモ...
要約 適切な収穫後処理(テンパリング乾燥→−2°C貯蔵→高温処理)により高品質なニンニクを周年供給できる。夜間無加温のテンパリング乾燥は連続加温乾燥より低コストで貯蔵後の障害発生が少ない...
要約 凍結まぐろを酸素ガス置換包装し解凍したところ、空気、窒素および二酸化炭素ガス置換包装と比較し、色調の改善、メトミオグロビン生成率の低下、テクスチャーの向上、ドリップ流出量の低減等の効果が見られ...
コスト・環境負荷低減のための青果物のバルクコンテナ物流技術の開発
要約 新規バルクコンテナを青果物物流に導入した場合、段ボール箱による物流と比較して、包材コストを3割以上、物流に関わるCO2発生量を3~4割削減可能である。ダイコン、キャベツ、タマネギなどでは...
要約 完熟期収穫の飼料用米サイレージ調製において、破砕処理、乳酸菌添加、水分含量27.5%以上の3つを組み合わせることで、長期間、安定した良質なサイレージに調製できる。 キーワード 国産自給飼料、サイレージ...
日持ち保証に対応した切り花の品質管理技術の開発とマニュアルの策定
要約 生産者段階での前処理と消費者段階での後処理を組み合わせた主要切り花の品質管理技術の開発により、30品目中、全品目では常温で5日間、22品目では7日間、また16品目では高温で5日間の日持ち保証が可能とな...
要約 日本海で漁獲量が急増しているサワラの有効利用技術開発に向けた基礎的な知見とするため、日本海沿岸で漁獲されたサワラの地域、季節、大きさ毎の成分を明らかにし、これらの成分データを取りまとめて日本海...
要約 ホタテガイ、イカ等の水産加工残渣等から、高付加価値素材であるセラミド及びその誘導体を加工現場において簡便に抽出・濃縮する技術、すなわち粗製セラミド含有脂質抽出技術を開発した。粗製セラミド含有脂...
要約
携帯型分光光度計を用いた非破壊測定により、あんぽ柿の水分と糖度の簡易で迅速な推定が可能である。あんぽ柿製造における乾燥終了の判定には、糖度推定による検量式が判定誤差が少...
要約 カルノシン、カルニチン、クレアチンの含有量はロースで、タウリン、オルニチン、ナイアシンは肝臓で、ユビキノンは心臓で、それぞれ顕著に高い値を示すが、内臓(特に心臓)における含有量に対する飼養条件...
要約 加工・業務用カボチャにおける直まき、自然受粉、着果節位以上の側枝を放任する省力整枝栽培の生育・収量は、慣行栽培と同等である。一斉収穫を組み合わせると管理作業時間は慣行栽培の約5割に削減され、大...
要約 乳用種去勢牛の肥育において、配合飼料の代替としてシイタケ廃菌床を約1kg/日(TMR 乾物中5~10%)給与しても、増体,長, 健常性および生産物への影響を与えることはない。これにより配合飼料利用量を約15%...
要約 ブドウ搾り粕の水分を調整してサイレージ化すれば、良質な発酵状態で6 カ月は保存可能である。サイレージ保存中の一般飼料成分の変化はほとんどなく、また抗酸化能としてのフラバノール類も減少しない。 キ...
貯蔵によるサツマイモ塊根のポリフェノール成分と抗酸化性の変動
要約 サツマイモ塊根のポリフェノール成分は貯蔵中に増加し、それに伴い抗酸化性も高くなる。また、貯蔵中にカフェ酸スクロースが生成し、「ジェイレッド」では適温貯蔵中に大きく増加する。 キーワード サツマイ...
要約 カット青パパイヤの製造工程では青果やカット後の流水洗浄が重要であり、MA包装・5℃保存では異臭もなく10日間鮮度を維持できる。 キーワード カット青パパイヤ、流水洗浄、MA包装 背景・ねらい 野菜用パパイ...
背景・ねらい
消費者の「食の安全・安心」への要求は、水産物,特に養殖魚においては,生産履歴や流通履歴に及ぶ。今回,無線ICタグを使って,水産物流通環境下での情報伝達技術の開発を行うとともに長崎県...
雪氷冷熱エネルギー利用によるダイコン、ナガイモの長期貯蔵技術
要約 雪氷室型貯蔵庫を用いて冬季の加工向けダイコンを翌2月まで、生食ナガイモを周年貯蔵できる。ナガイモの乾物率が15%以下になると、貯蔵中の腐敗が多く発生する。 キーワード 雪氷、貯蔵、ナガイモ、ダイコ...