要約 アーチング法式で仕立てたバラの樹形管理で、10月中旬から春先までの間採花母枝を仕立てて収穫することにより、夏場長い切り花を得やすいアーチング法の利点を損なうことなく冬期の収量が増加する。 背景・...
要約 バラのアーチング法において大苗を定植することで、定植後の仕立期間を60~90日間短縮できる。また、底面給水式ベンチを利用することで、大苗の育苗管理を省力化できる。 背景・ねらい バラのロックウール...
小包(通称ハカマ)発生が少ないキヌサヤエンドウ新品種の育成経過とその特性
要約 キヌサヤエンドウの‘美笹’と‘W57’を交配し、F2 ~F6 まで試験管内で世代促進し、その後、圃場で選抜をすすめ、‘美笹’と比較して、莢の特性、収量がほぼ同じであり、果柄に小包発生が少ない品種‘紀州絹莢...
要約 従来カキに寄生しなかったワタアブラムシが、施設栽培のカキに発生している。発生時期により体色に変化があり、葉の硬化後に発生した黄色のワタアブラムシは多くの殺虫剤に対し薬剤抵抗性の発達がみられる。...
要約 ハクサイ根こぶ病菌休眠胞子の発芽抑制を目的として、セル苗培養土をpH7.2の酸度矯正に必要な炭酸石灰添加量を求めた。菌密度104 個/g乾土のほ場では、100gの培養土当たり10gの炭酸石灰添加により発病抑制...
Pseudomonas 属細菌を用いたスターチス萎凋細菌病の生物的防除
要約 スターチス萎凋細菌病の生物的防除法として、スターチス根面より分離・選抜したPseudomonas 属2種の細菌を苗浸漬処理する。ダゾメット剤との併用で高い防除効果が得られる。現地農家ハウスにおいて効果が確...
グラジオラス抑制栽培の生育前期におけるハスモンヨトウ防除要否の判定
要約 グラジオラス抑制栽培において、8月1か月間のハスモンヨトウの性フェロモントラップ誘殺数が1,000頭以上の年は9月に多発する可能性がある。生育前期(4~5葉期)において、株被害度0.5を超える株が5%...
要約 砂客土ハウスにおいて、ネットを用いてホウレンソウを収穫するために、は種と同時にネットを畝に設置するネット設置機と、そのネットを巻き取りながら移動する手押し式の一条用収穫機を試作した。 背景・ね...
水稲早期栽培における「ハナエチゼン」の平均気温積算値による収穫適期の推定
要約 早期栽培における「ハナエチゼン」の収穫適期は、玄米品質、収量から出穂後の平均気温積算値で811~970℃と考えられた。 背景・ねらい 早期栽培では登熟期が高温であるため刈り遅れによる品質低下が著しい...