スターチス・シヌアータの培養温度の違いが抽だいおよび収量に及ぼす影響
要約
暖地の作型におけるスターチス・シヌアータは、品種の低温要求性にかかわらず、初代培養から発根培養まで全期間20?Cで培養すれば、開花遅延が発生せず、切り花単価の高い時期の収量...
要約 スターチス・シヌアータの秋まきハウス無加温栽培では、固化培地育苗または直まきにより、株当たり良品採花本数、上位規格品本数が増加する。 キーワード スターチス、固化培地育苗、直まき 背景・ねらい ス...
要約 選択培地の改良および2倍希釈懸濁液の遠心上清の塗布により、スターチス萎凋細菌病菌(Burkholderia caryophylli)の低密度汚染土壌中から102cfu/g乾土を検出できる。 キーワード スターチス萎凋細菌病菌、...
要約 貯雪冷熱を活用し、冷却水循環により夜間地中冷房する花き栽培システムは、比較的安価で自作利用でき、デルフィニウムとスターチスの収量性や切り花品質を高め、経済性を向上できる。 キーワード 貯雪、冷熱...
スターチス・シヌアータのプランタを用いた養液栽培における給液量
キーワード スターチス・シヌアータ、養液栽培、給液量 背景・ねらい スターチス・シヌアータの杉皮とボラの混合培地を用いた養液栽培における適正な給液量を検討する。
成果の内容・特徴
萎凋細菌病に強いスターチス新品種「紀州ファインホワイト」および「紀州ファインイエロー」の育成
要約 萎凋細菌病に強く、花房が大きくてボリュームがあり、2L率が高いスターチス2品種を育成した。「紀州ファインホワイト」は、がくの色が純白に近い品種で、「紀州ファインイエロー」は、切り花長が長く、が...
簡易養液栽培システムを用いたスターチス・シヌアータの定植適期および株養成期間
要約 スターチスのプランターを利用した養液栽培により、定植時期の前進化が図れ、8月中旬頃の定植で、定植後50日間抽台花茎を除去しながら株養成すると、年内に70cm以上の上物切り花が多く得られる。 キーワード...
要約 雪の冷熱を利用した冷房システムにより電気利用に比べ設備費は 60 - 90 %、電 力消費量は 66 - 90%削減できる。またデルフィニウムなどの育苗や定植後の冷房、地中 冷房効果についても実証。 キーワード 雪...
要約 寒冷地から寒地でシネンシス系ハイブリッドスターチス「キノブラン」、「キノセリーズ」の低温遭遇苗を3月~4月下旬に定植し、無加温栽培すれば、1番花を6月~7月、以後2番花を10月までの期間に出荷す...
要約 需要の集中する8月上旬出荷のためには5月定植で7月1日に摘芽を打ち切る。 8月上旬に採花本数の多かったのは「ベルベットウイングス」、「プレーミーピンク」、「ピ ンクキッス」であった。 キーワード スタ...
要約 スイートピーの巻きひげを検定するRAPDマーカーを探索し、再現性の高いSCARマーカーを開発した。このマーカーは巻きひげ遺伝子と7.7cMの距離で連鎖しており、無巻きひげ性の省力品種育種の早期選抜マーカー...
要約 組織培養苗スターチス・シヌアータの秋~春出し作型の定植適期は、6月下旬~7月上旬がよい。株作りのための抽だい茎の摘除は、株張りが35cm程度になる時期まで行なう。 キーワード スターチス、シヌアータ、...
要約 市販の園芸用プランターを利用したスターチス・シヌアータの簡易な養液栽培装置を開発した。この装置を用いて、フェノール発泡樹脂または杉皮・檜皮混合物培地を1プランター当たり15L入れ、培養液EC1.0~2...
鮮紫色で促成能力に優れたスターチス・シヌアータ新品種「スターライトパープル」
要約 1997年度に現地ほ場のスターチス・シヌアータ実生系品種「ソピア」から早生性で形質の優れる優良個体を収集し、促成栽培適応性及び形質について検定した結果、花色が鮮紫色で切花形質が優れる新品種「スター...
要約 栽培中の種子系品種「ソピア」の中から個体を選抜、組織培養によって増殖し、新品種「スイートライラック」を育成した。本品種は、明紫・淡紫複色、高性、多花房の早生品種で、9月上旬定植で11月上旬から収...
スターチス・シヌアータ培養苗の低温処理と冷房育苗による抽だい開花促進
要約 スターチス・シヌアータの培養苗は、発根順化後に低温処理(2℃、30日、明条件)を行い、その後冷房育苗を行うことにより抽だい開花が促進され、採花が10日~30日早くなり、年内採花本数が増加する。低温処理...
高知式湛液型ロックウ−ルシステムによるスタ−チス・シヌア−タの栽培
要約 スタ-チス・シヌア-タはの湛液型ロックウ-ル栽培において、育苗時には大塚A処方の0.4単位、本圃では0.4~0.6単位の培養液を灌液すると、土耕栽培とくらべ総裁花本数には大きな差はないが、12月末日までの...
灰色かび病菌(Botrytis cinerea)によるスターチス立枯症状の発生
要約 近年、増加しているスターチスの立枯症状は灰色かび病菌(Botrytis cinerea)によって発生する。また、その発生には品種間差異が認められる。宮崎県総合農業試験場・環境部・病理科 背景・ねらい スターチス...
要約 現地及び農試のスターチス・シヌアータ実生系品種「ソピア」から早生性で形質の優れる優良個体を収集し、促成栽培適応性及び形質について検定した結果、8系統を優良系統として選抜した。宮崎県総合農業試験...
宿根性スターチス「ブルーファンタジアウエーブ」の施肥法と栽植密度
要約 宿根性スターチス「ブルーファンタジアウエーブ」にアルミ蒸着フィルムマルチを行い、360日タイプの被覆肥料を窒素成分で3.9g/株/年相当量を局所施肥すると追肥が省略でき、慣行の施肥と同程度の収量及び品...