摘要 暖地における高品質小麦栽培技術確立のため、チクゴイズミ等を供試して施肥条件の違い及び土壌の違いによる小麦粉のタンパク含量、タンパク組成の変動を検討した。ブラベンダーテストミルによる製粉で得られ...
摘要 窒素施肥条件の違いと小麦粉のタンパク含有率、タンパク組成との関係を明らかにするために、一般栽培品種および高タンパク系統、低タンパク系統を6年11月に播種して試験材料を養成中である。また、光合成...
摘要 ネギの地上部乾物重と調整葉の新鮮重は、ロータリ耕、堆肥、冬作作付の組合せで最も多く、堆肥の施用効果と冬作の導入効果が大きかったが、プラウ耕は安定した増収効果が得られなかった。ラッカセイの莢数と...
摘要 暖地の小麦は、高温・多湿の条件下で登熟するために、出穂後の葉枯れや光合成機能の低下などから、窒素代謝を中心とする物質生産機能に大きな影響を受けている。このために、品質・収量面で不安定要因を抱え...
摘要 ニシカゼコムギを供試して、土壌水分条件の違いが小麦穀粒の灰分含有率に及ぼす影響を検討した。開花後に、地下水位が0cm、8cmで25日間推移すると、明らかに生育が阻害され、灰分含有率はやや低い傾...
水田輪作作物の低コスト・多収栽培技術の体系化と標準技術の策定(94)
摘要 中止までの到達点:本研究が計画された元年度には、北海道の水田転作率は約50%にも達した。このため、水田農業の活性化を図り、高い生産力を維持して行くためには、水田の汎用化を進めると同時に、汎用水...
摘要 ソルゴーは生育障害が発生するため供試作物をトウモロコシに変更し、4年輪作の3巡目として、堆肥施用、大麦作付、プラウ耕の有無がトウモロコシの生育・収量に及ぼす影響について検討した。普通畑の生育は...
摘要 小麦粉の灰分含有率の高低は粉の色の良否に関係するため、これを低くすることが望まれている。穀実中の灰分の80%前後が穀皮中に含まれているが、これが製粉時に粉部分に混入し、粉の色を低下させる主要因...
汎用水田における作物の物質生産機能と根系生育との関係解明(84)
摘要 本研究では汎用水田の地力維持と作物生産力向上の観点から、水稲、だいず、小麦の組合せによる2種類の作付体系下で、■浅耕、■深耕、■浅耕+残渣、■深耕+残渣の4処理の試験区を設定して、土壌の変化、作物...
摘要 4年輪作の2巡目のサトイモについて,堆肥施用,大麦作付,プラウ耕の有無の影響について検討した。各処理では堆肥施用,大麦作付で増収効果が認められた。プラウ耕は冬作休閑との組合せで若干の収量低下を...
摘要 小麦粉の品質・等級は、色、蛋白質、でんぷん、灰分、酵素活性、繊維質などによって評価されるが、なかでも灰分と色が等級の指標として重要である。穀実中の灰分は施肥法、土壌の種類などにより異なるが、穀...
汎用水田における作物の物質生産機能と根系生育との関係解明(92)
摘要 水田を畑化した場合、短期的には物理化学性が改善され増収傾向になるが、やがて土壌有機物の減耗が進行する。田畑輪換はこれを回避する手段として有効であるが、本研究では汎用水田の地力維持のため、水稲、...