摘要 わが国の麦類に発生するウイルス病で最も被害が大きいオオムギ縞萎縮病(BaYMV)と、最近我が国の一部地域で発生していることがわかったオオムギマイルドモザイクウイルス病(BaMMV)は根に寄生す...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞萎縮病抵抗性簡易検定技術(58)
摘要 縞萎縮病の発病判定は肉眼観察でほぼ確実にできるので、紛らわしいものを確認する時以外はELISAを行なう必要はなかった。一方、圃場によって罹病性系統でも発病しないことが多いので、木石港3の抵抗性...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発(150)
摘要 オオムギマイルドモザイクウイルスの系統の血清診断法を検討した。香川県において抵抗性品種イシュクシラズより得たKa1系統及び山口県において抵抗性品種「きぬゆたか」より得たNa1系統の抗血清を作製...
摘要 抵抗性品種を導入すると3~4年後に新しい病原菌レースが発生し、品種の罹病化がもたらされる。そこで病原性の変異ならびにレース制御法について検討する。具体的にはイネいもち病菌の交配により病原性の遺...
オオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統診断技術および抵抗性検定法の開発
摘要 縞萎縮病抵抗性オオムギ品種が各地で発病した問題に対処するため、病原性の異なるオオムギ縞萎縮及びオオムギマイルドモザイクウイルスの系統を分離し、その特性を解明し、系統診断技術を確立し、日本各地で...
酵素結合抗体法(ELISA法)による大麦縞萎縮病抵抗性簡易検定技術(59)
摘要 大麦縞萎縮病抵抗性品種を効率よく育成するため、約70品種の抵抗性程度と耐性程度を常発圃場で2年間にわたって調べた。その結果、(1)裸麦連作圃場では白麦6号を除く日本の六条皮麦は全く発病しなかっ...
摘要 山口、香川両県で縞萎縮り病オオムギほ場から、従来ヨーロッパのみで発生が知られていたオオムギマイルドモザイクウイルス(BaMMV、Na-l及びKa-1株)を分離し、ドイツ産のBaMMV-M株及び...