摘要 タイ国で慣行である5月下旬ないし6月上旬に播種し、マルチをしない条件下で栽培したトウモロコシの収量と播種後2ヶ月間の降雨量との間に高い正の相関関係を認めた。干ばつ年である播種後2ヶ月間の降雨量...
摘要 有機物マルチは、タイ国畑土壌の生産力維持・向上のために有効であることが長期連用試験において認められた。そして、有機物マルチ、施肥による土壌肥沃度の維持向上のためには、施肥効果の高い施肥技術開発...
摘要 熱帯半乾燥地に適したマメ科作物であるキマメは、ソルガムなどの禾本科作物と間作栽培されるのが通例であり、生産力向上のためには、二作物間における養水分の高度利用を目指した栽培技術の開発が必要である...
摘要 北海道十勝農試における早生耐冷性サイレージ用トウモロコシ系統の予備選抜、予備試験の結果から有望なF1系統を選抜し、沖縄支所で冬期にそれらの両親の栽培を行う。交配によりF1種子を獲得し、当該年度...
摘要 フィリピン大学林学部バヨッグ試験場で、樹木として遮光性の大きいヤマネ、アカシア、ナラと遮光性の小さいアルビジア、ユ-カリ、レイントリ-を選び、その脇で作物としてペチャイ(葉菜)、とうもろこし、...
東南アジアの二期作田の水稲直播栽培における雑草発生相の解明(120)
摘要 東南アジアのかんがい水田では二期作が多く行われているが,近年急速に直播栽培技術の導入が図られている。各国とも直播栽培では雑草害の発生が大きな障害となっている。有効な防除対策を確立するためには,...
ストレス耐性の生理・生化学的機作の解明-土壌水分ストレスに対する生育反応の作物・品種間差異(143)
摘要 個体当たり蒸散量と乾物増加量との関係は作物間で異なり、水利用効率はソルガム、トウモロコシで大きい値を示し、大豆、陸稲で小さい値で、落花生およびササゲは中間の値であった。低土壌水分条件下で、かん...
摘要 マレイシアに分布する熱帯泥炭はその酸性を中和することにより分解速度が増大することを実証し、自然林下の泥炭よりもオイルパーム園、野菜畑の泥炭の分解速度が大きいことを認めた。泥炭土壌ではその酸性の...
摘要 パキスタン北東部の天水農業地域の年平均降水量は573mmである。この地域は半乾燥地帯と言われ農業の特徴としては、休閑期をいれながら小麦や家畜飼料が栽培される。2年間の主要な作付様式は小麦(なた...
摘要 低緯度産トウモロコシ品種は耐病性等の遺伝資源として重要である。このため、2年間にわたって農業生物資源研究所の保存品種の種子増殖を行い、その1次特性を評価をした。熱帯・亜熱帯の9カ国に由来する延...
トウモロコシ、ラッカセイ、マングビーン種子の発芽に及ぼす粒水分含量および温度の影響