摘要 ・ 低コスト大規模輪作体系確立のための資材の削減と多収輪作体系の開発として、水稲乾田直播において尿素分施による肥料費削減に取り組み、一般的な緩効性肥料利用に比べて施肥コストを10%削減しつつ、収...
畑作物の品種育成に関する素材開発研究 1)大豆・そばの高品質で安定多収な品種の育成 ア 病害虫抵抗性で機械収穫適性に優れた良質・多収な大豆品種の開発
摘要 目的:主要な病虫害に強く、機械収穫に適する大豆品種を育成して大豆の安定生産に資する。 成果:「東山231号(すずみのり)」が認定品種に採用された。極大粒で外観品質が優れ、中生で倒伏、青立ちが少なく...
摘要 水田輪作体系に適した多収子実用トウモロコシ品種を選定するため、生育特性や収量性を調査したところ、RM108~123品種を用いることで収量性が向上することが示唆され、収穫時期も分散した。なお、播種時期...
畑作物の品種育成に関する素材開発研究 1)大豆・そばの高品質で安定多収な品種の育成 ウ そばの高品質で安定多収な品種の育成
摘要 目的:高品質で安定多収、高機能性を有するソバ品種を育成する。 成果:春まきで9組み合わせ、夏まきで6組み合わせの交配を実施した。生産力検定に13系統を供試し、3系統を奨決予備試験に進めた。「桔梗13号...
畑作物の品種育成に関する素材開発研究 1)大豆・そばの高品質で安定多収な品種の育成 イ 大粒・良質な有色大豆品種の開発
摘要 目的:付加価値が高く地域特産になりうる有色大豆品種を育成し、地域振興に資する。 成果:「東山黒240号」は極晩生、収量は標播、晩播ともに「信濃黒」より多かった。百粒重は60g以上で40g台の「信濃黒」を...
2)大豆・そばの安定生産栽培技術の確立 ア 大豆の安定生産栽培技術の確立
摘要 目的:新品種および有望系統に適した栽培条件を明らかにする。 成果:標播栽培で「東山241号」を通常の1.3倍程度密植したところ、標準密度に比べ収量が15%増加し、「ナカセンナリ」並みとなった。
主要農産物種子対策事業(大豆・そば励品種決定調査) 1)大豆奨励品種決定調査
摘要 目的:大豆有望系統を広く県内において検討し、本県に適応する優良品種を選定する。 成果:基本調査は、黒根腐病の発生した標播では収量成果:品質が劣る傾向であったが、晩播の収量水準は高く良質であった...
主要農産物種子対策事業(大豆・そば励品種決定調査) 2)そば奨励品種決定調査
摘要 目的:そば有望系統を広く県内において検討し、本県に適応する優良品種を選定する。 成果:「桔梗13号」は二期作可能で耐倒伏性、収量性、丸抜きの色調に優れ、極めて有望であった。
地域食糧自給圏実証実験事業 地域食糧自給圏実証における輪作実証と土壌評価
摘要 目的:ジャガイモ、小麦、大豆および子実トウモロコシによる輪作体系を実証する。あわせて、土壌の化学性、物理性、生物性の推移を、堆肥、カバークロップの有無と関係づけて土壌診断により評価する。 成果...
摘要 作物が吸収する放射性セシウム量を予測するために開発されたセシウム吸着シートが、畑作物において適用可能であるか現地実証を行った。子実の移行係数は大豆>ラッカセイ>そばの順に高く、各作物の放射性...
摘要 大豆の基肥80%+追肥20%のカリ施用で放射性セシウム吸収抑制効果が高かった。また、カリ無施用ほ場の交換性・非交換性カリ含量の推移を把握した。 ソバの移行係数変動の一因が湿害であることを明らか...
摘要 目的:大面積での水稲乾田直播-大豆-子実用トウモロコシの3年3作輪作体系を省力的に作物生産すると同時に、単収や収益性を確保できる水田輪作営農体系を構築する。 成果:大豆播種前のチゼルプラウとパ...
畑作物の地域適応性検定試験(秋まき小麦、春まき小麦、大豆、小豆、菜豆、馬鈴しょ、そば)
摘要 目的:他場で育成した畑作物有望系統の道北地域における適応性を検討する。 成果:秋まき小麦4系統、春まき小麦2系統、大豆4系統、小豆5系統、馬鈴しょ5系統を場内で供試し、道北地域における適応性を検討し...
摘要 転換畑地帯における有機子実とうもろこし導入のために、施肥配分や除草方法を明らかにし、安定栽培技術を確立する。また、子実とうもろこし、大豆、小麦の3 輪作による持続的な有機輪作体系を構築する。
摘要 ・ 暖地水田輪作体系の高度化と有機物利用技術の開発に向けて、福岡県筑後市の所内試験で子実用トウモロコシの早生品種「P9027」の3月中旬の密播(9,091本/10a)により、坪刈収量1,333kg/10a(全刈900㎏/10...
中山間緩傾斜ほ場の合筆とデジタル土壌管理による畑作物の生産力大幅増大
摘要 ・ 合筆実証圃の高低差をデジタル情報化し、ほ場むらを少なくするために、10万円程度の低価格RTK-GNSS受信機を搭載して作業同時記録によりほ場の高低差マップを作成するシステムを構築した。また、合筆によ...
奨励品種決定調査及び原々種生産 1)水稲奨励品種決定調査 2)麦類の奨励品種決定調査 3)大豆の奨励品種決定調査 4)水稲の原々種生産 5)大豆・そばの原々種生産
摘要 1)早期水稲は「宮崎54号」、「宮崎55号」、「宮崎56号」の3系統、普通期水稲は「南海187号」、「南海188号」、「南海189号」、「なつほのか」の4系統について本試験にて調査し、「宮崎56号」、「南海187...
畑作物の地域適応性検定試験(秋まき小麦、春まき小麦、大豆、小豆、菜豆、馬鈴しょ、そば)
摘要 目的:他場で育成した畑作物有望系統の道北地域における適応性を検討する。 成果:秋まき小麦5系統、春まき小麦1系統、大豆4系統、小豆3系統、馬鈴しょ4系統を場内、そば1品種を現地に供試し、道北地域にお...
摘要 イネウンカ類について、予測的中率が 83.8%、空間分解能 9 ㎞の飛来予測モデルと、それを用いた飛来予測システムを開発し、アワヨトウ、ツマジロクサヨトウの飛来予測システムとともに、JPP-NET 次期システ...
自給飼料を導入した大規模水田輪作による耕畜連携システムの実証研究
摘要 大規模水田輪作体系構築のため、水田輪作体系に適した大豆・子実用トウモロコシの品種選定、有機物投入による多収・輪作体系の構築及び子実用トウモロコシの加工調製、給与技術の確立を目指し実証研究を行...