摘要 寒冷地におけるタマネギ等野菜類の新たな作型の開発に関しては、秋まき中晩生品種で3月初旬まで、春まき品種で3月中旬までに播種することで、球重200g程度のりん茎が収穫でき、端境期の7~8月収穫が可能であ...
イ.交配育種のための花芽形成等を誘導する環境要因の解明、(ア)球形成・抽だい等に及ぼす温度の影響
摘要 ニンニクの日長・温度に対する球肥大や抽だいについてポット試験で検討した結果、処理による差はあったものの、花芽形成には至らなかった。生育は軟弱であり、その要因として光量不足が考えられた。花芽形...
地域特産作物の栄養系大量増殖のための発根・順化法の開発(128)
摘要 リンドウの組織培養苗では、増殖培地から茎葉を切り出し、挿し木状態で屋外に順化する方法(direct rooting)が、発根苗を順化する従来の方法よりも、順化成功率が高く、その後の生育にも優れ...
摘要 ニンニク乾燥用に普及しているシート乾燥法を模した実験から、ニンニク表面の蒸発に関係する湿り指数や物質伝達係数などのパラメータを求め、それらを用いてシート乾燥機を設置する施設の環境管理法をシミュ...
地域特産作物の栄養系大量増殖のための発根・順化法の開発(77)
摘要 栄養系増殖の困難なエゾ系リンドウを用いて、挿し木発根と挿し穂増殖に有効な環境制御法を検討した。通常の霧処理や水挿しに比べて、挿し木床をべたがけ資材で被覆し、初期のみ霧処理する方が、挿し木の発根...
摘要 北東北のやませ地帯はニンニクの主要産地であるが、収穫期がやませの吹走時期に当たり、低温・少照・多湿という劣悪な条件下での乾燥を余儀なくされている。乾燥には水稲育苗用のハウスと温風暖房機が利用さ...
摘要 地域特産作物の品種は遺伝的に固定が不十分で、優良系統の増殖には、挿し木や組織培養などの栄養繁殖に期待が寄せられている。しかし挿し木では発根が、また組織培養では培養根の順化が困難だとされている。...