摘要 実用的な耐虫性品種をめざして、「むらゆたか」を母本として「操田大豆」と「ヒメシラズ」を交配した2組合せについて、F3世代を育成した。無防除圃場でF7世代の3組合せ、23系統群115系統について...
摘要 1992年秋播きで「高系21号」の系統適応性検定試験を開始した。1993年は多くの場所で夏季に低温、多雨、寡日照であったため、夏枯れがほとんど認められず生育は順調であった。越冬後から8月までの...
摘要 中国、ネパール、マレーシア、バングラディシュ、インド、南北アメリカ、中近東諸国、旧ソ連など計29カ国より新たに導入されたイネ1314品種について、特性調査および配布用種子の増殖を行った。昭和6...
摘要 耐倒伏性の向上に重点をおき、バーティシリウム萎ちょう病抵抗性、多収性、葉枯性病害抵抗性を育種目標とする育成系統「月系9~12・13・15~17・19号」の生産力検定試験の2年目の生育調査を行っ...
摘要 「高系20号」は極短期利用型の2倍体系統であり、草丈が大きく、葉身長はミナミアオバ並みで葉幅はやや狭い。草型はやや直立型である。種子千粒重は大きい。育成地における出穂期は4月18日で、極早生に...
摘要 大麦縞萎縮病抵抗性の品種・系統と多収性系統との間で28組合せの交配を実施した。F1では、12組合せを養成し、6組合せを選抜した。F2では、28組合せを養成し、17組合せを選抜した。また、後期系...
摘要 寒冷地に適する水稲優良品種を育成するため、交配、雑種集団の養成、個体選抜、系統選抜を進めるとともに、育成系統のいもち病抵抗性や耐冷性などの特性検定及び生産力検定を行った。奥羽系統を中心にいもち...
摘要 耐倒伏性・バーティシリウム萎ちょう病抵抗性・多収性・葉枯性病害抵抗性の改良を目標に育成した月系の9~13号、15~17号および19号の生産力検定試験を開始した。いぼ斑点病の罹病程度は、月系12...
摘要 うどんこ病抵抗性中間母本ER571とアキミドリを交雑した母系系統(ER8802)は、うどんこ病の罹病程度が低く、容易に抵抗性遺伝子を導入することが可能であった。しかし、雲形病、秋の葉枯性病害で...
摘要 14組合せのF1のうち、大麦縞萎縮病抵抗性であり、ヘテロシスが認められ超多収系統育成が望める4組合せを選抜した。さらに、F3では、3組合・3系統の大麦縞萎縮病抵抗性・多収系統を選抜した。F4で...
摘要 大麦縞萎縮病抵抗性の品種・系統と多収性系統との間で12組合せの交配を実施した。F1では、13組合せを養成し、9組合せを選抜した。F2では、10組合せを養成したが、有望組合せがなく、廃棄した。ま...
摘要 遺伝的に分化した遠縁品種間の生殖的隔離機構の一つである雑種弱勢の遺伝様式を明らかにした。多収性と複合病虫害抵抗性とを併せ持ち、国際的に広く育種母本として用いられてきた「IR24」等の半矮性イン...
摘要 そばはルチン含量が高く健康食品として注目されている。九州地方は暖地そばの主産地である。また畑作の重要な輪作作物でもある。しかし、稔実が不均一であること,倒伏しやすいこと等が機械収穫の障害になっ...
摘要 「高系19号」は短期利用型の4倍体で,耐雪性は極強で耐倒伏性・耐病性にも優れ,出穂期は5月9~16日でやや晩いが,出穂極初期の若刈りでも収量が高く,可消化乾物収量が約10%増収する特性があり,...