摘要 えん麦九州9号、10号、11号、12号は試験に必要な種子を得た。九州5号の育種家種子220kgを生産し、大部分を南九州における試作用に配布した。トールフェスク多交配では、地中海型5組み合わせ30母系、ヨーロ...
摘要 種子の保存期間や保存温度が発芽性に影響することが明らかになった。圃場での発芽の品種・系統間差は、夏播き用普及品種(A.sativa)中でも大きかった。30℃発芽試験での発芽率は、圃場での発芽性に関する選抜...
摘要 雄性不稔系統を利用して育成した「九交1号」~「九交10号」の10F1 系統とその花粉親として育成した「SIL-01」~「SIL-05」の5系統の糖生産力を調査するとともに、これらの系統の交配・採種を行った。その...
摘要 シバは低投入持続型の飼料生産に最も適し、かつ緑地保全機能にも優れた特性を有することから、国内の多様な生態系より収集した生態型について両機能の解明とその変異の拡大を行い有用な遺伝子型を作出する。...
摘要 イネ科牧草は強い吸肥力と旺盛な再生力によって高いバイオマス生産量を示すことが知られている。近年、あらゆる種類の有機物をメチルアルコールに変換する技術が開発された。この技術は、数十年後に枯渇する...
摘要 水田転換畑において飼料作物を栽培する際に,排水不良によって生じる湿害のために生育不良となる場合がある。これは自給飼料作物の基幹であるとうもろこしにおいても深刻な問題であり,飼料作物を安定供給す...
摘要 Zoysia属草種は野草地利用における飼料資源としてだけではなく、古くから庭園・公園の芝生として栽培・利用されてきた。近年は環境への関心の高まりを反映して、農地や農業施設周辺の緑化はもとより、校庭・...
摘要 アポミクシスは母株と全く同一の遺伝子型を持つ種子が形成されることから。これを利用すれば、採種において隔離の必要もなく一代雑種品種の簡易大量増殖が可能となる。この遺伝子を単離する手法として、アポ...
摘要 ギニアグラスをはじめとするキビ(Panicum)属遺伝資源の再増殖を行うとともに1次特性調査を行った。ギニアグラスの稈長の変異幅は80~270cm、稈径は2.0~10.0mmと大きかった。ブルーパニックとバルブパニッ...
摘要 試験期間中にアルファルファ3群、121点、4290個体、アカクローバ2群、56点、2512個体、ガレガ1群、14点、420個体の一次特性を調査した。また、アルファルファの収集エコタイプおよび導...
摘要 国内各地から収集されたヤハズソウ45系統、マルバヤハズソウ23系統の粗蛋白含量、アミラーゼ・セルラーゼ混合酵素による乾物分解率を調べ品質評価を行った。粗蛋白含量は全系統平均17.1%、乾物分解率は...
摘要 ギニアグラスの遺伝資源の2・3次特性調査としてアポミクシスの割合と越冬性を調査した。また、シバに関しては葉枯病抵抗性とさび病抵抗性の調査を行った。試験方法はアポミクシスの割合は胚嚢分析法で行い...
摘要 遺伝資源の1次特性調査および再増殖は、とうもろこしではジーンバンク保存遺伝資源40点、中国導入遺伝資源2点の計42点、ソルガムではジーンバンク保存遺伝資源30点について実施し、特性を明らかにするとと...
Dactylis属植物ならびに主要牧草類の有用遺伝資源の探索・導入と評価(48)
摘要 オーチャードグラスのモロッコ、ポルトガルエコタイプについて、45点は2年目の一次特性を中心とする特性調査を行い、晩春定植の73点は夏・秋の実用特性を評価したが、特に育種素材として優れたものは見...
摘要 11年度は九州119号とツルセンガンを供試し、地上部収量の品種間差や施肥型の違いによる子いもの着生程度、10年度の冬季における地温の推移などを調査した。カンショ茎葉の3回刈りでは、収穫時期により地上...
摘要 降雨量の多い春~夏の施肥量を減らし、有機物を有効利用するため、年間の堆肥を冬作開始前に全量投入する冬作前堆肥施用区を設定し、由来の異なる11品種・系統を供試して、生育・収量を慣行栽培区と比較した...
摘要 トウモロコシ遺伝資源の保存とデータベース化に資するため、80品種・系統を対象に1次特性の評価と種子増殖を行った。また、特異発生したさび病に対する抵抗性などの2次特性を九州・四国在来の83品種を供試...
摘要 トウモロコシ遺伝資源の保存とデータベース化に資するため、80品種・系統を対象に1次特性の評価と種子増殖を行った。また、暖地に多発するごま葉枯病に対する抵抗性などの2次特性を九州在来の83品種を...
摘要 アルコール原料用の高糖性多収F1 品種を開発する上で、組合せ能力の高い育種素材を選抜するため、3雄性不稔系統と育成中のF6 世代の花粉親系統との間で交配・採種した36F1 組合せの糖生産力を検...
摘要 暖地の飼料作物の栽培では、施肥窒素の溶脱による地下水汚染等の環境問題が指摘されている。この問題の解決は特定の技術のみに依ることが難しいと予想され、施肥時期のコントロールや堆厩肥の利用促進など、...