摘要 熱帯原産の水田雑草ナガボノウルシに含まれるアレロパシー物質を単離し、SZ1~10の化合物を得た。SZ1は新規環状チオールスルフィナートの(1s、3R、4R)-(+)-4-hydroxy-3-h...
摘要 熱帯原産の水田雑草ナガボノウルシに含まれるアレロパシー候補物質の単離を継続し、これまでに報告したSZ-1、2に加えて、今回新たにSZ-3~7の5成分を単離した。このうちSZ-5~7は含有量から...
摘要 "水田雑草ナガボノウルシ(Sphenoclea zeylanica)から、環研他感物質研で単離・精製された物質の構造を解析し、新規生理活性物質2種を同定した。本物質は、ジチオラン骨格を持つチオ...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(64)
摘要 植物から土壌生態系に放出されるアレロパシー物質の動態を把握し、これを利用した植物の生育制御を行う。プラントボックス法により、牧草や雑穀など約300種類を探索した結果、エンバク、アマ、ヒエ、アワ...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(67)
摘要 アレロパシー活性の高い植物の検索のため、プラントボックス法とサンドイッチ法で各種植物を検定した。被覆植物の中では、コメツブウマゴヤシ、ヤムビーン、クズモドキ等が有望であった。水田畦畔や法面の雑...
土壌生態系中におけるアレロパシー物質の動態と植物の生育制御(105)
摘要 アレロパシーを生態的特性に付加した実用的な雑草防除・土壌管理技術を開発する。Plant Box法による検索の結果、ムクナ、ヘアリーベッチ、キビ、アワ、ムギ類の活性が高かった。圃場試験で、秋播き...
雑草・作物に含まれる生理活性物質の探索と生態系における役割の解明(113)
摘要 クマリン類などアレロパシー物質を多量に含むオオハナウドとハルガヤの茎葉を用いて、代かき直前に生のまま鍬込む区と移植直後にマルチする区を水田圃場に設けて水田雑草の発生抑制効果を調査した。鍬込み区...
摘要 四国地域の水田二毛作、果樹・畑作は今後も更に集約化の方向にあり、化学資材の過投入による生産環境の劣悪化が懸念されている。そこで、窒素固定機能、雑草・線虫・土壌微生物等の制御に関する他感作用機能...