摘要 これまで森林の成長解析に用いられたことのある群落内日射二成分モデルが、水田でも利用できるか、どうかを検討した。水稲の生長に伴う日射透過率、反射率の推移は二成分モデルの推定式と良く一致したことか...
摘要 冷害回避の基本・応用技術の選定手順を解明することを目的とし、次の成果を得た。■ 葉齢進度、幼穂発育と玄米発育の予測モデルを用いて、71アメダス監視地点の冷害回避のための安全作期情報を作成してホーム...
直播水稲栽培における生育予測技術の開発と最小管理単位の策定(16)
摘要 大区画圃場において、生育調査によって得た下位節の分げつ出現率と、苗立密度から推測した1次分げつの最終出現節位とから最高茎数の予測値を算出した。そして、この予測値に基づいて最高茎数の不足地点をマ...
摘要 散播水稲の局所栽培管理システムを確立する上で重要な要素となる苗立数検出システムを開発した。本システムは、カメラとGPSを搭載したトラクタにより散播水稲の苗を移動撮影してマップ化し、得られた各画...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成するために、新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で気象観測を行い、気温・湿度・日射量のデータをほぼ完全に収集することができた。作付け...
摘要 大豆では、「九州127号(エルスター)」が「フクユタカ」と同程度の熟期と子実重を確保しており、「フクユタカ」の栽培が3分の2を占める九州地方では有望な系統と考えられた。麦では、製パン用小麦「西海1...
暖地水田作における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(102)
摘要 環境調和型農業を推進するため,水稲栽培における除草剤使用量の低減を図る。その方策として,雑草発生予測法を開発し,予測に基づいた必要最小限の除草剤使用を可能とする防除マニュアルを作成する。そのた...
摘要 気象観測装置によって測定された気象観測データおよびインターネット上で公開されている各種気象情報をコンピュータ上で利用・加工しやすくするプログラムを開発する。そして産地間比較・生育予測・病害虫発...
摘要 東北の基幹品種の生育監視に適用する止葉展開期までの発育ステージを主稈葉齢で予測するモデルを作成した。本モデルでは、主稈葉齢が1進むに必要な10~24度の有効積算気温を出葉速度とし、生育時期別に3分...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(113)
摘要 寒冷地では雑草の発生が不斉一であることや水稲の初期生育が緩慢であることから、雑草防除期間が長くなる傾向がある。そこで、除草剤の適正な使用のために、強害雑草であるタイヌビエの発生期間を予測する手...
直播水稲栽培における生育予測技術の開発と最小管理単位の策定(12)
摘要 散播直播栽培では、収量は最高茎数と密接に関連する。そこで、茎数が不足しやすい低い苗立ち箇所への早期窒素追肥の効果を調査し、また植被率を利用した茎数の推定法を検討した。3~5葉期の窒素追肥は、下...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成し,安定した転換畑輪作技術の確立に資する。これまで新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で,気温・湿度・日射量の観測を行い,作付けされ...
摘要 気象観測装置によって測定された気象観測データおよびインターネット上で公開されている各種気象情報を,産地間比較・生育予測・病害虫発生予測など,気象情報が重要な情報となっている既存の手法適用の簡便...
摘要 水稲の収量成立を物質生産と形態形成の両面からモデル化し、新しい生育予測・作柄診断技術を開発することを目的とし、次のような成果が得られた。■活着後最初の葉齢調査データと最寄りのアメダス地点の日平...
寒冷地水稲作における雑草の発生生態・生育予測と要防除水準による除草剤低減化技術の開発(123)
摘要 寒冷地において不斉一な発生を示すタイヌビエの要防除期間を策定するために、発生期間及び葉令進度と田面水温との関係を調査した。その結果、代かき後からタイヌビエの発生終期(98%が発生した時期)まで...
摘要 東北太平洋側10カ所にポット栽培した3品種を配置し、生育、気温、水温を測定し、そのデータに基づいて水田と最寄りのアメダス地点の気温差異、気温と水温の相関、水温が発育速度に及ぼす影響等を検討した...
摘要 同伸葉・同伸分げつ理論に基づく穂数の決定過程の診断手法を検討した。それによると有効穂数を予測するためには、最高分げつ期から出穂期までの日射量と気温が有効茎歩合に及ぼす影響を数量的に評価する必要...
暖地水田作における主要雑草の発生・生育予測と除草剤低減技術の開発(117)
摘要 雑草の発生予測技術を確立し、予測に基づいた必要最小限の除草剤使用を可能とする防除マニュアルの作成を目指す。10年度は代かき以降の平均気温によって予測した雑草の発生始期および終期を、圃場における...
摘要 転換畑に導入される作物について気象条件との関連から生育モデルを作成し、安定した転換畑輪作技術の確立に資することを目的とする。10年度は、新潟県刈羽郡西山町の営農試験地で気象観測を行った。小型百...
直播水稲栽培における生育予測技術の開発と最小管理単位の策定(17)
摘要 単位面積当たり最高茎数の予測値は、苗立密度に個体当り最高茎数の理論値を乗じて算出する。個体当たり最高茎数は、1次分げつの出現開始節位と最終出現節位とを知ることで算出できる。最終出現節位は、苗立...