摘要 被覆資材による光質変化を利用した生育調節の有効性を検討した。とくに、被覆時間・時刻による効果について調べた。トンネル被覆によって赤色光/遠赤色光比(R/FR)を変えると、キュウリ苗の草丈やT/...
農耕地から放出されるメタンと亜酸化窒素の発生制御技術に関する研究(156)
摘要 水田からのメタン発生を有機物管理により抑制することを目的として、タイで調査を実施し、前作の水稲残渣とともに非耕作期間中に生育した雑草のバイオマスが、翌年の水稲耕作期間中のメタン発生に重要である...
摘要 水稲の育苗・移植作業の省力化・効率化・軽作業化を図るため、ロングマット水耕苗の高精度育苗・移植技術を開発する。苗の条件と損傷苗率の関係を調査した結果、播種量の減少、早期落水や肥料の種類による根...
摘要 本課題は科学技術振興事業団共同研究プロジェクト「CO2倍増時の生態系のFACE実験とモデリング」の中で実施している。9年度は、クライマトロン内の人工水田において長期間(2ヶ月間)CO2濃度制御...
摘要 圃場に生育するイネを対象とした穎果の登熟関連酵素の活性測定法について検討した。採取後2時間で測定を開始する場合は、試料を氷冷下で圃場から実験室まで輸送しても大きな活性低下は生じなかった。したが...
摘要 地域中央卸売市場の動向を解明して東北地域各市場の特徴を明らかにするため、全国54中央卸売市場の主要野菜14品目について、1980、85、90、93年の月別・県別入荷量をもとに、5指標(輸送距離、集荷元産地数...
摘要 関東地域の汎用水田の作付けで高品質化が期待できかつ輸送上の取扱いにも優れるミニロールベールサイレージを取り上げ、流通向けサイレージの飼料価値の迅速評価法を検討した。その結果、(1)ギニアグラス...
摘要 "長距離流通における野菜の低コスト輸送技術を確立するため、予冷と包装の組み合わせにより、簡易な温度制御でも鮮度保持が可能な輸送技術を開発する。7年度は、プラスチックフィルム、有孔フィルム、発泡...
貯蔵中における品質構成要素の変動解析によるキャベツ作型の簡素化(202)
摘要 北海道の大規模畑作地帯では主要畑作4品目に加え、高収益経営を目指した野菜作の導入が進み、品目も根菜類から葉菜類への拡大が見られる。東京・大阪圏等の大消費地への長距離移出を考えた場合、輸送コスト...
ばれいしょの品質形成における物質変換・輸送機能の解明(196)
摘要 農作物の品質形成機構解明の基礎的知見を得るため、ばれいしょ塊茎の細胞において、生体物質の部位特異的な集積と密接に関わっている液胞膜プロトンポンプ(プロトン輸送性ATPase、PPase)につい...
摘要 農産物の品質を保持しつつ、大規模かつ長期の貯蔵・予冷・輸送を達成するための環境制御技術の開発を目的とする。そのため、貯蔵施設内環境の設計制御に特に影響の大きい施設内気流を施設形状や空調設備の形...
摘要 農作物の収穫対象器官には生体物質が秩序を保って高濃度に集積され、農産物の品質形成に与っている。ばれいしょ塊茎細胞ではアミロプラスト内に澱粉が、液胞内に貯蔵タンパク質が局在して蓄積されるが、この...
貯蔵中における品質構成要素の変動解析によるキャベツ作型の簡素化
摘要 北海道の畑作は従来の主要畑作4品目に加え、近年、高収益畑作経営を目指した大規模野菜作の導入が盛んで、その品目も貯蔵・輸送適性の高い根菜類から収穫・出荷期間の幅が大きい葉菜類へ拡大している。一方...
摘要 長距離流通における野菜の低コスト輸送技術を確立するため、予冷と包装の組み合わせにより、簡易な温度制御でも鮮度保持が可能な輸送技術を開発する。そのため、輸送中における包装内外への熱・物質移動現象...
摘要 近年、野菜の流通構造は、通信・輸送分野での技術革新が進む中、供給主体である産地の大規模化と量販店など大型の需要主体の成長等により大きく変わろうとしている。こうした状況の中で、野菜産地には、外部...
摘要 熱帯の水稲直播栽培では、水田を代掻きした2、3日後に催芽種子を土壌表面に散播する。そのため種子は鳥や鼠の害にさらされるのみでなく、強い日差しのため乾燥したり逆に強雨にたたかれ流されたりし、苗立...
摘要 ラップサイレージ調製体系を実施している酪農家の1区画平均約36aの圃場における収穫調製時間を調査した結果、圃場-畜舎間の輸送時間を含めたラップサイレージ調製に要する時間は30~46分/個で、そ...
摘要 汎用水田への作付けで高品質化が期待でき、かつ輸送上の取扱いでも優れているミニロールベールサイレージを取り上げ、流通化サイレージの飼料価値の迅速評価法を開発する。6年度は、暖地型牧草ギニアグラス...
摘要 茨城県農業研究所の試験水田(竜ヶ崎市)において常時湛水区と慣行水管理区とを設け、フラックス自動連続測定システムを用いて水稲栽培期間のメタンフラックスと気温・地温等を測定した。メタンフラックスは...
摘要 被覆下の地温-気温差を推定する熱収支モデルを作成した。被覆下の気流速が同じであれば、塩化ビニルフィルム下の地温-気温差はポリエチレンフィルム下よりも常に大きいという実験結果(6年度)を、このモ...