摘要 試験目的:栽培法の変化や品種の変遷のほか,農業立地環境の変動によって生ずる農作物の突発性生理障害を早期に診断して適正な対策を講じ,被害を最小限にとどめる。試験結果:本年度は3作物(ばれいしょ,小...
アゾスピリラム菌の有効利用技術の確立道産小麦の安全性・安定性向上試験
摘要 試験目的:アゾスピリラム菌の接種効果を作物種や土壌環境条件を変えて検討し,同菌の有効利用技術を確立する。成績の概要:○春まき小麦では,生育収量に接種効果は認められなかった。○てんさいでは根付着菌...
土層内無機態窒素診断によるてんさいの窒素施肥量適正化技術の開発
摘要 a.試験目的:土層内の残存無機態窒素を診断し、これに応じててんさいの窒素施肥量を適正化することにより、肥料コストの削減、てんさいの糖分向上、さらに環境負荷軽減を目指す。b.試験方法(a)土壌窒...
摘要 目的:DNAマーカー等を利用した圃場・表現型に依存しない耐病性育種システムを構築し、主要4病害抵抗性のスーパー耐病性テンサイを開発する。計画:(i)黒根病抵抗性およびそう根病抵抗性DNAマーカーに加え、...
摘要 北農研育成のてんさい系統の黒根病抵抗性を評価し新優良品種育成のための資とすることを目的に、黒根病検定試験を実施した。平成17年度は、北農研育成2系統、基準品種3品種を供試し、過湿土壌処理を7月5日~...
摘要 北農研育成のてんさい系統の耐湿性を評価し新優良品種育成のための資とすることを目的に、耐湿性検定試験を実施した。平成17年度は、北農研育成1系統、基準品種5品種を供試し、5月6日に移植し、過湿土壌処理...
摘要 i)「北海90号」は黒根病抵抗性と耐湿性に優れることを確認し、品種登録を行うこととした。「北海90号」は15~17年の三カ年平均で根重7.33t/10a、根中糖分17.81%、糖収量1307kg/10aであった。収量は全道平均...
ダイズ畑におけるクローバ利用による線虫害軽減技術の開発及び難防除雑草イヌタデの制御技術の開発
摘要 i)微生物群集構造の定量手法として、細菌同定プレートでの土壌懸濁液測定法、eDNA分析法等を開発し、有機物投入による微生物群集の変化を明らかにした。ii)Pythium oligandrum (PO)の細胞壁タンパク質に抵...
摘要 177マーカーからなり、マーカー間の平均距離5.0cmの連鎖地図を構築した。難防除の土壌病害である黒根病の抵抗性遺伝子座を世界で初めて同定し、これと密接に連鎖するDNAマーカーを開発した。
摘要 目的:飼料畑には、有機物の過剰施用、長期にわたる連用及び化学肥料の不適切な施用等によって、土壌中に窒素等の成分が蓄積しているものがみられる。このことは、粗飼料の品質の低下だけでなく、施用した有...
土壌機能増進対策事業 (2) 農用地環境保全緊急対策事業硝酸性窒素等汚染防止技術の確立
摘要 目的:土壌の窒素保持機能解明、土壌窒素量と前作残さ等を考慮した減窒素技術確立と「緊急対策マニュアル」を作成する。成績の概要:深層土壌採取法が適用可能な土壌は、火山性土および下層が強粘質・礫質で...
土層内無機態窒素診断によるテンサイの窒素施肥量適正化技術の開発
摘要 土層内の残存無機態窒素を診断し、これに応じててんさいの窒素施肥量を適正化することにより、肥料コストの削減、てんさいの糖分向上、さらに環境負荷軽減を目指す。 研究対象 てん菜 戦略 土地利用型農業...
67.土層内無機態窒素診断によるテンサイの窒素施肥量適正化技術の開発
摘要 土層内の残存無機態窒素を診断し、これに応じててんさいの窒素施肥量を適正化することにより、肥料コストの削減、てんさいの糖分向上、さらに環境負荷軽減を目指す。 研究対象 てん菜 戦略 土地利用型農業 ...
摘要 テンサイ黒根病抵抗性の品種間差異を評価する検定手法の確立を目的に、中央農試水田転換圃場において、多湿土壌期間を主区、供試5品種を副区とする試験を実施した。その結果、(1)最適検定条件として灌水多...
ジャガイモそうか病総合防除法開発試験 2.土壌環境改善による発病抑制技術の開発
摘要 目的:発病を軽減する緑肥作物を検索し、有機物施用や前作物残渣鋤込の影響を明らかにし,総合防除技術確立の指針を得る。 成績の概要: 緑肥等を前作とするばれいしょの発病度は、イネ科作物が最も低く、...
摘要 目的:飼料畑には、有機物の過剰施用、長期にわたる連用及び化学肥料の不適切な施用等によって、土壌中に窒素等の成分が蓄積しているものがみられる。このことは、粗飼料の品質の低下だけでなく、施用した有...
摘要 「北海83号」は、てんさいの主要病害であるそう根病及び褐斑病に抵抗性で、黒根病にも強く、糖収量も現在普及している育成品種「シュベルト」より優れる。このため、命名登録品種候補として採択されるととも...
テンサイ根腐病に対する抵抗性の機作の解明及び検定法の開発(139)
摘要 テンサイ根腐病菌の接種源、供試植物体の生育量等の接種条件をかえた人工接種法により、圃場試験で抵抗性程度の異なる3品種・系統の抵抗性発現程度の差異を調べた。品種・系統の根腐病抵抗性の検定は、菜根...
てんさい直播栽培における中苗期土壌病害総合防除技術の開発(140)
摘要 薬剤粉衣ペレット種子を直播した場合の苗立枯病の発生実態、即効性窒素肥料、拮抗微生物、殺菌剤による防除効果、前作の影響について調査した。5月上旬以降に播種するとAphanomyces菌による苗立枯病の発生...
寒地畑作地帯におけるリゾクトニア病菌個体群の多様性発現機構の解明(290)
摘要 ばれいしょ葉に胞子感染するR.solani AG3のサブグループは、rDNAのITS1およびITS2領域の塩基相同性結果から、ジャガイモ系(黒あざ病菌)に相当することを明らかにした。また、 R...