摘要 プログラムB「熱帯等の不良環境における農産物の安定生産技術の開発」(農産物安定生産研究業務セグメント)では、食料増産の推進とアフリカをはじめとする世界の栄養改善に向けて、低肥沃度や乾燥等の不良...
物理的・生物的土壌消毒や作物の抵抗性等を複合的に利用した病害及び線虫害管理技術の開発
摘要 ハクサイ黄化病 DRC 診断の手順と実例を記載した SOP を作成し、公設試や民間企業への 3 件の技術移転等を行い、普及を拡大した。新規土壌還元消毒法の SOP を作成し、5県以上の現地実証で有効性を確認する...
イネの低コスト化・省力化・環境負荷低減に資する有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発;いもち病圃場抵抗性遺伝子の同定とDNAマーカー開発
イネの低コスト化・省力化・環境負荷低減に資する有用遺伝子の同定とDNAマーカーの開発;イネの吸汁性昆虫に対する抵抗性遺伝子のDNAマーカー開発と遺伝子集積系統の作出・評価
いもち病圃場抵抗性、縞葉枯病抵抗性、ツマグロヨコバイ抵抗性等を備えた温暖地向き複合病害虫抵抗性品種の育成
摘要 Grh3導入系統の育成に関して、稈長等が改善した個体の選抜、Grh5導入系統の育成に関して、遺伝背景を改善しGrh5遺伝子が固定した系統の選抜を行い開発に目処をつけた。pi21導入系統の育成の際に粒重が低下...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) グレンドリルを用いた乾田直播体系について、耕起にスタブルカルチ、播種床造成と播種後の鎮圧にケ...
摘要 耐湿性トウモロコシに関しては、a) 不定根形成能QTLを導入したF1系統は、対照品種に比べ湛水処理期間中の乾物生産性に優れ、また、 湛水処理による抽糸期の遅延程度が小さい傾向であった。b) 通気組織形成能...
寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性QTLの探索
摘要 (1)スズマルBC系統の品種化に向けた特性調査については、生産力試験、特性検定および、系統の維持・選抜を実施した。DNAマーカーにより導入したわい化病抵抗性およびダイズシスト線虫抵抗性は、期待どおりの...
米粉等加工用・業務用水稲品種の育成及び米の未利用成分利用技術の開発
摘要 米粉パンなど新規需要用品種の育成に関しては、a)米粉用として、ライスパスタなどの加工用途に向く北海道に適した高アミロース系統「北海315号」を新品種候補系統として育成した。平成22年度に育成し、山口...
寒地向けわい化病・シストセンチュウ抵抗性強化品種・系統育成と開花期耐湿性QTLの探索
摘要 (1)スズマルBC系統の品種化に向けた特性調査については、生産力試験、特性検定および、系統の維持・選抜を実施した。DNAマーカーにより導入したわい化病抵抗性およびダイズシスト線虫抵抗性は、期待どおりの...
多収で寒地で必要とされる低温耐性を備えた飼料用米・稲発酵粗飼料用品種の育成
摘要 出穂期が早生で、直播栽培で「きらら397」より30%程度多収の系統「札系09053」「札系10016」を選抜した。この2系統の直播多肥栽培での粗玄米収量は800kg/10aを超えた。また、初期生育性が「きたあおば」より...
摘要 子実収量、TDN収量および病虫害抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料(WCS)用品種や飼料用米品種育成のための選抜を進めた。また、これまでに育成した品種について、現地試験等により実用性を確認...
摘要 子実収量、TDN収量及び病害虫抵抗性等を評価し、各地域に適した稲発酵粗飼料用品種と飼料用米品種の育成を進めた。また、バイオエネルギー素材に適した有望系統の評価を進めた。1)北海道向きの稲発酵粗飼...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)ほ場面を傾斜均平し、クローラトラクタ等の走行...
摘要 a.試験目的 マーカー選抜により、ダイズシストセンチュウ・レース1、ダイズわい化病、低温着色に対する抵抗性を導入した系統を早期に育成する。、b.試験方法(a)ダイズシストセンチュウ・レース1抵抗...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 水田輪作について、 北海道地域では、1)北海道における、水稲直播栽培と野菜作による収益性の高い水田営農システムの構築を目指して、良食味米産地である上川中部および北空知を対象に地域農業確立総合研...
摘要 目的:北海道で新たに発生したピーマンマイルドモットルウイルスの抵抗性遺伝子L4を打破するウイルス系統に対して、弱毒ウイルスを用いた防除法を確立する。方法:ピーマンマイルドモットルウイルスの抵抗性...
摘要 a.目的:マーカー選抜により、ダイズシストセンチュウ・レース1、ダイズわい化病、低温着色に対する抵抗性を導入した系統を早期に育成する。b.計画:(a)ダイズシストセンチュウ・レース1抵抗性置換型有望系...
環境負荷低減のための低投入・複合抵抗性品種育成のための育種素材の作出
摘要 「ふくいずみ」、「にこまる」、「西海244号」等の良食味品種・系統に穂いもち抵抗性遺伝子Pb-1保有系統や「中部111号」等のいもち病抵抗性母本、「関東IL2号」等のトビイロウンカ抵抗性母本を交配した後代...
摘要 177マーカーからなり、マーカー間の平均距離5.0cmの連鎖地図を構築した。難防除の土壌病害である黒根病の抵抗性遺伝子座を世界で初めて同定し、これと密接に連鎖するDNAマーカーを開発した。