Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 5 ダイコン黒点症状の原因究明と総合対策技術の確立 (2)ダイコン黒点症状の原因の解明
摘要 ダイコン黒点症状の原因細菌Xanthomonas campestris pv. Raphaniが土壌伝染し、侵入経路の一つが根→葉であることを明らかにした。また、伝染源として罹病残渣などが推察された。葉への薬剤散布では黒点症...
摘要 ■目的:スマート農業(先端技術や最新技術)等を取り入れた経営モデルを確立し、島根県農業にスピーディに導入、普及を図るための仕組み作りを進め、担い手の経営の発展・改善を図る。また、中山間地域や労...
摘要 目的:本県では傾斜茶園が多く、枝条管理作業および薬剤散布作業は、重労働かつ2~3人の人手が必須であり、高齢化や担い手不足等で茶園の維持が難しく、作業の省力化、軽労化が求められている。 そこで、各...
摘要 <目的> トルコギキョウ斑点病に対して、発病条件および薬剤防除法を明らかにし、効果的な防除体系を開発する。また、立枯病に対して、安定して高い防除効果が期待できる土壌消毒法を開発する。 <研究内...
広域連携型農業研究開発事業 (1)ドローンやセンシング技術を活用した果樹病害虫防除管理技術の開発
摘要 目的:20度の傾斜を自由に飛行して防除を行うドローンを開発して防除時間を4割削減することを目的に、果樹用ドローン試作機に農薬散布機を実装して、傾斜地における防除作業の軽減等を検討する。 成果:ドロ...
摘要 ニンニク白絹病に対する薬剤土壌消毒、薬剤散布の効果について検討を行った。薬剤土壌消毒処理では、ダゾメット微粒剤、カーバムナトリウム塩液剤のいずれの処理区でも高い防除効果が得られた。薬剤散布処理...
摘要 目的 : クリシギゾウムシの防除はヨウ化メチルくん蒸処理が平成29年で当剤の製造・販売を中止すると発表。令和4年以降くん蒸処理薬剤がなくなるため、代替防除技術の対応が必要である。令和元年にヨウ化メチ...
摘要 目的:カキにおいてドローンによる濃厚少量散布が有効な薬剤を選抜する。 成果:角斑落葉病に対するジフェノコナゾール水和剤、チャバネアオカメムシに対するジノテフラン液剤はドローンによる濃厚少量散布...
傾斜地用農薬散布ドローンの開発と防除技術の確立(ドローンやセンシング技術を活用した果樹の病害虫防除管理効率化技術の開発)
摘要 目的:ウンシュウミカンに対して農薬散布用ドローンで濃厚少量散布できる薬剤が少ないため、既存の登録農薬から濃厚散布できる薬剤を選抜する。 成果:①そうか病に対するジチアノン水和剤のドローンによる濃...
摘要 目的:濃厚少量散布に適した薬剤を選抜し、傾斜地カンキツ園におけるドローンを活用した病害虫防除体系を確立する。 成果: ・5種類の病害虫について、圃場におけるドローンからの農薬の濃厚少量散布の効果...
摘要 目的:長野県南部地域におけるなし、かきの主要病害虫の発生生態を明らかにし、効率的な防除技術を開発する。また、効率的な施肥法を開発する。 成果:①DMI剤と作用機作の異なる新規薬剤1剤の有効性を確認...
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ア 野菜・花きを加害するアザミウマ類の防除対策
摘要 目的:野菜・花きを加害するアザミウマ類の発生生態を解明し、防除技術を確立する。 成果:白ネギのネギアザミウマに対する黄色粘着トラップの発生消長の調査では、過去3か年と比較し総捕殺数がかなり少な...
侵入シストセンチュウ類緊急防除後の営農再開・再発防止支援技術の開発 1)テンサイシストセンチュウの再発防止技術の開発 イ 耕種的、化学的防除による栽培体系の実証
摘要 目的:Hsの宿主範囲を解明し現地で栽培可能な作物種を選定する。また、線虫密度低減効果の高い捕獲作物を明らかにする。これらの現地適用性を解明し、薬剤等とくみあわせた「防除効果が高い栽培体系」をマニ...
摘要 目的: 中山間地の水田において特異的に発生する難防除雑草(セリ、クログワイ、オモダカ、ヒルムシロ等)に効果の高い新除草剤およびレタスでの新除草剤の適応性について検討する。 成果: (1)水稲 令和...
摘要 目的:濃厚少量散布に適した薬剤を選抜し、ドローンによる標準的散布方法を確立するとともに、傾斜地における運行技術を確立する。 成果: ・農薬登録の要望が強い2剤について屋内で濃厚少量散布の効果を確...
摘要 目的:長野県南部地域におけるなし、かきの主要病害虫の発生生態を明らかにし、効率的な防除技術を開発する。また、効率的な施肥法を開発する。 成果:DMI剤耐性ナシ黒星病対策としてSDHI剤1剤の有効性を明...
農産物の安全性確保技術の開発~都内土壌におけるダゾメット剤の残留挙動~
摘要 耕地面積が限られる都内農地では連作が常態化しているうえ、土壌線虫対策などで土壌消毒剤が不可欠となっている。効果が高かった臭化メチルが禁止され代替薬剤の使用が進められており、作業者への負担が少な...
摘要 適期のパレード20フロアブル処理で、ネギ黒腐病に対して高い防除効果が得られることが明らかとなった。また、効果的な薬剤散布のタイミングは、日最高・最低平均気温から推定することができると示唆された...
摘要 イネウンカ類について、予測的中率が 83.8%、空間分解能 9 ㎞の飛来予測モデルと、それを用いた飛来予測システムを開発し、アワヨトウ、ツマジロクサヨトウの飛来予測システムとともに、JPP-NET 次期システ...
農作業安全、環境負荷低減に資する農業機械・装置の開発及び評価・試験方法の高度化
摘要 農業用ドローンの防除性能評価の標準化については、模擬作物を設置したポットを用いた移動可能な装置による試験方法を開発し、気象条件が散布液の付着及び薬剤の目的外飛散(ドリフト)に与える影響を複数の...