寒地畑輪作における根圏の生物機能を活用したリン酸等養分の有効利用技術の開発
摘要 土着菌根菌(AM菌)等の利用によるリン酸減肥技術に関しては、 a) バレイショ及び春コムギでは、ダイズに比較して土着菌根菌の感染程度が低いこと、及び、菌根菌宿主の前作効果が不安定であることを認めた。...
摘要 多様な飼料資源を活用した放牧技術を開発するため、1)落葉広葉樹二次林の黒毛和種繁殖牛による夏季放牧利用において課題となっていた放牧牛の急速な体重減少は、林内を孔状に皆伐して小面積の草地を造成...
摘要 (1) 天北型集約放牧システムの体系化と営農モデルの策定 (i) 試験目的:多雪地帯における酪農経営が新たに放牧を導入したり、より放牧を重視した経営へ移行するためのプログラムを作成し、現地で組み立て...
摘要 乳・乳製品の高品質化と健全性が求められているため、生乳の成分的・衛生的品質の変動要因を解析した。その結果、乳脂肪率、乳タンパク質率、カゼイン、カルシウム含量は夏季に低下し、また産次の影響をうけ...
摘要 寒地型牧草3草種を供試し、冠部の暗黒下再生量が季節変動する要因を人工環境下で検討した結果、再生はハードニング中の温度が5~10℃のときには遅くなり、1℃では変わらないかまたは早くなることがわかっ...
摘要 寒地型牧草3草種を供試し、冠部の暗黒下再生量が季節変動する要因を調査した結果、再生前貯蔵炭水化物の質的・量的な季節変化は小さかった。再生量の季節変動は再生にともなう炭水化物の分解・利用の速さが...
摘要 植生及び土地利用の異なる黒ボク土での土壌バイオマスの変動は林地>畑地、畑地では多湿黒ボク土>淡色黒ボク土となり、有機物供給量との関連がみられた。林地と畑地では季節変動パターンが異なり、林地では...
摘要 野草類のベーターカロチンとビタミンE含量の季節変動を調査するとともに、放牧利用される牧草草種のベーターカロチン及びビタミンE含量の草種間差について検討した。野草地におけるシバ、ススキ、ネザサの...
摘要 無作付けおよびばれいしょ栽培ほ場での各種有機物の連用がバイオマスりんおよび有効態りんに及ぼす影響について検討した。その結果、無作付けのほ場では、有機物の施用はバイオマスりんを季節変動を伴いなが...
採草と放牧を組み合わせた草地生産システムのモデル化(289)
摘要 牧草成長のモデルとして、単純ロジスチック曲線を当てはめることの妥当性について1993年と94年にわたって検討した。低温に経過した93年に反し、94年は高温寡雨に経過したが、両年とも採草地におけ...
芝草の低温感受性とリン脂質の脂肪酸不飽和度の関係の解明(106)
摘要 暖地型、寒地型芝草について草種別、あるいは品種別にリン脂質の脂肪酸不飽和度の季節変動を調査した。リン脂質のうちフォスファチヂルグリセロール(PG)の脂肪酸不飽和度は、寒地型、暖地型草種とも草種...
摘要 モデル地域における窒素およびリンの負荷量についての循環図を作成し検討した結果、これらの負荷発生源としては、投入量に対する溶脱量の割合及び面積当りの溶脱量などの多い畑地およびきゅう肥(堆積場)が...