淡水サケ・マス類放流種苗の天然環境への適応機構に関する研究(91)
摘要 天然繁殖魚の生息する河川(奥日光柳沢川)に放流したホンマス(中禅寺湖産ビワマス)稚魚の環境への適応機構を種々の観点から調べた。天然餌料への食性の転換は比較的早く、放流1日後には天然魚と同様の生...
摘要 妊娠に伴うウシ子宮内膜細胞の増殖制御機構を解明するため、細胞外メタロプロテイナーゼ(MMPs)および組織性メタロプロテイナーゼ抑制因子(TIMPs)の産生能と制御要因について、胚の着床前後を中...
乳タンパク率向上のための環境制御技術の開発及び栄養管理技術の開発(191)
摘要 高エネルギー飼料は、従来の飼料に比べ乾物摂取量が少ないものの、乳量、乳脂率、乳蛋白率、が高く、体温、呼吸数が低い傾向にあり、夏季の給与飼料として、有効性であると考えられた。さらに、夏季の飼養試...
摘要 家畜使用環境における放射能汚染を、家畜の骨中90Sr濃度を測定することによって調査した。測定試料としては1992年5月から10月の間に北海道各地から採取した馬32例、牛32例の中手骨を用いた。...
摘要 7年度は、人獣共通感染症であるライム病の病原体ボレリア菌と、牛の肺炎の主要な病原体であるパスツレラ菌の、日本鹿に対する病原性を検討した。その結果、B.japonicaを接種した鹿では、臨床症状...
摘要 "全国各地(青森、東京、鳥取、奈良、沖縄)の山林等から土壌を採集し、これより通常の細菌培養方法で土壌菌を分離した。回収した細菌群より、軟寒天を含む最小培地上で、豚糞のエキスに向かって遊走する菌...
放射線照射した病原微生物,細胞及び動物を利用した疾病防除技術の開発
摘要 病原微生物、免疫細胞及び動物に放射線を照射し、疾病防除に関わる特性の解明を行う。本研究では4つのテーマを取り扱う。(1)生物試料中に存在する病原微生物に放射線を照射し、病原体の遺伝子を破壊し、...
摘要 海外病等重要伝染病の発生時において、発生場所の消毒は伝播防止の上で重要な役割を担う。そこで、現在使用されている動物用消毒薬の中で、安全で効果が高く、しかも安価で環境を汚染しないようなものを選択...
摘要 牛の卵胞期、黄体期、妊娠着床期、妊娠中期および後期における子宮内膜および胎膜組織の増殖変化とその調節に関わる細胞外メタロプロテイナーゼ(MMPs)および組織性メタロプロテイナーゼ抑制因子(TI...
摘要 放流後に迅速に天然環境に適応することができ、天然魚に近い形態、性質をもつサケマス類の放流用種苗生産技術の開発を目的とし、放流された種苗が天然水域において適応し、天然魚に近づいていく過程を行動、...
摘要 内水面における代表的な親水性レクリエーションの一つである遊漁は最近ますます盛んになってきている。内水面遊漁場の適切な管理技術の確立を図るためには対象とする魚類の生態に関する科学的データの蓄積が...
東アジア地域における陸水魚類生態系に与える酸性雨影響評価技術の開発と応用
摘要 近年、東アジア地域の急速な工業発展により、SOx、NOx等の酸性物質の排出量が急増し、酸性降下物による陸水の酸性化が懸念されている。本研究は、酸性降下物による陸水環境の酸性化が魚類の生理・生態...
摘要 群れ行動は個体の生存や種の繁栄上、極めて重要であることはよく知られているが、魚の生態や行動を群れレベルで捉えた研究例は少ない。魚類の中で最も管理技術が進んだサケ属魚類において群れレベルの生態・...
摘要 早期胚の死滅は次回妊娠までの期間を大幅に延し、ウシの生涯生産効率を著しく低下させる。特に、移植胚においてはその発現頻度が高く胚移植技術普及の障害となっており、解決策が待望されている。着床前後の...
摘要 近隣の湖、沼周辺、山林などの土壌、および特定の養豚場の土壌や糞を収集し、これより通常の細菌培養方法で土壌菌を分離した。回収した細菌群より、軟寒天を含む最小培地上で、豚糞のエキスに向かって遊走す...
摘要 馬、牛等の草食家畜は、フォールアウトにより汚染された飼料を直接摂取するため、90Srを測定することは汚染状況を知るよい指標となる。6年度も馬および牛の骨中90Sr濃度の測定を行った。測定材料と...
摘要 これまで日本での存在が確認されているライム病の病原体であるボレリア菌3種(Borrelia garinii, B.afzelii, B.japonica)を用いて、東北地方の鹿の抗体保有状況を...
摘要 熱帯地域においては鶏や豚の飼育は農家残菜、農業残渣を利用した放し飼い段階から、専業畜産へと移行が進んでおり、最近では輸入飼料を基本とした配合飼料を用いた大規模生産が多くなっている。そのため、輸...
摘要 湯の湖における遊漁場管理技術の向上を目的として、釣りによる資源調査、及び一般の釣り人からの聞き取り調査を行った。湯の湖においては、ニジマスは年間約6tの成魚放流、ヒメマスは約5万尾の稚魚放流に...
摘要 微生物を利用した家畜排泄物の無臭化に関しては、各方面でその研究に力が注がれているが、未だ実用化に至る手法は開発されていない。そこで本研究では、有用微生物探索の範囲を広く環境一般の微生物について...