1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 12) 乳牛の乳房炎予防法の開発
摘要 乳房炎は、経済的損失が大きい疾病であり、近年、薬剤耐性菌の問題から抗生物質の使用を抑制するため、発症リスクを低減させる予防管理が求められている。また、近年、プロバイオティクス飼料添加剤投与によ...
技術シーズを創出するための調査研究 1 県産畜産物の高品質化・高付加価値化および生産効率向上を図る研究 (1) かながわ鶏の飼養管理技術の確立 ア 初期栄養管理技術の向上
摘要 要約:かながわ鶏に適した飼料の栄養水準を明らかにするため、幼すう期の栄養水準の違いがその後の発育に及ぼす影響について検討した。幼すう期には栄養水準の違いによる発育の差がみられたが、その後の体重...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (4) 家畜の生産システム改善に関する検討 12) ICTを活用した繋ぎ飼い牛舎での効果的な飼養管理・繁殖管理技術の実証
摘要 牛の活動情報から発情・疾病兆候を判断する 総合牛群管理システムについて、行動が制約される繋ぎ飼い牛舎における効果を検証する。 R3年度に引き続き、発情発見率や受胎率を調査するとともに、分娩監視へ...
子牛の評価を高めるための繁殖雌牛の能力評価と飼養管理の技術開発
摘要 目的:適切な交配を進めていくために産肉能力に加え、繁殖能力の育種価及びゲノミック評価を開発、さらに子牛の初期発育に影響する母牛の泌乳能力に関する育種価及びゲノミック評価技術を開発する。 また...
静岡型ブタアイソレーターシステムの利用拡大に向けた使用管理技術の確立
摘要 開発した静岡型ブタアイソレーターシステムについて、より効率的な飼養管理方法を確立し、システムの利用拡大を図る。
摘要 目的:地域飼料の活用による飼料費の低減が期待できる発酵TMR給与技術の確立のため、肥育牛および繁殖牛への給与試験、給与機器の開発、発酵TMR製造工程管理技術の開発を行う。 成果:肉用牛肥育牛(...
摘要 目的:生殖器の変化を基にした交配適期の検討による人工授精受胎率の向上を図るとともに、行動量の変化を測定し分娩予測の可能性を検討する。 成果:生殖器の条件を満たした時点でホルモン剤(hCGもしくはGn...
和牛肉の輸出拡大に向けたスマート放牧による素牛増産技術の開発
摘要 目的:公共牧場等における放牧牛の管理作業省力化のためのスマート放牧管理技術を開発し、繁殖牛(妊娠牛)の放牧管理作業時間を3割削減する。 成果:AI(人工知能)プロ(H29~R2)で開発された「周年親子放...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 13) イネWCSを基幹飼料とした 乾乳期一群管理技術の検討
摘要 イネWCSを用いた乾乳牛の飼養管理技術を検討するため、「イネWCSを用いた乾乳期一群管理が乳牛に及ぼす影響」および「周産期におけるイネWCSの給与効果」を解明する。 R4年度は、乾乳牛への粗飼料源としての...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 14) 牛群検定成績から見た県内酪農家における技術的課題の解明
摘要 本県の乳用牛群検定加入農家における1頭当たりの平均乳量はここ数年伸び悩み、平成28年以降は都府県平均を下回っている。そのため、牛群検定データの分析等により本県酪農家の技術的課題を明らかにする。 R4...
摘要 目的:暖地型牧草の適正な草地管理技術および肉用牛繁殖経営における効率的な繁殖雌牛への給与方法の確立を図る。 成果:令和4年度より試験研究予定(新型コロナ感染症の影響により研究開始時期を変更)
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 9) 哺育管理の違いが黒毛和種子牛の発育に及ぼす影響の解明
摘要 酪農経営において受精卵移植により生産される和子牛のための哺育管理技術を開発することを目的に、異なる哺育管理が和子牛の発育、健康状態、肥育成績等に及ぼす影響について検討する。 R4年度は、引き続き...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (1) 乳用牛の生涯生産性向上のための管理技術の検討 8) 乾乳から泌乳初期までの給与飼料の違いが乳牛の生産性に及ぼす影響の解明
摘要 乳牛の健全性向上及び酪農経営の大規模化にともなう乾乳牛の集団管理に対応した、乾乳から泌乳初期までの新たな管理技術の開発を行った。 その結果、乾乳期を45日とし、日本飼料標準・乳牛(2017年版)のTDN...
摘要 技術革新が著しい生体センサーや動画解析技術を用いて、得られる活動量や体位、体表温などの情報から、分娩開始や発情開始などの繁殖雌豚の管理上のポイントを発見する技術を開発する。 R3年度は周産期の...
摘要 【耐湿性新草種の放牧適応性の検討ための試験】 ・飼料用ヒエ:播種・施肥(5月中旬及び6月上旬),放牧利用性試験 7月上旬~ ・フェストロリウム:播種・施肥(9月中旬及び10月上旬),放牧利用性試...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 背景:道総研畜産試験場で作出された肉用地鶏「北海地鶏Ⅱ」の生産量は、年間約5万羽で近年頭打ちにある。これは価格がブロイラーの約5倍であることや商品価値を認知している実需者が限られているためと考...
道産地鶏の販売拡大を目指した北海地鶏Ⅲの生産性向上と商品価値の明確化
摘要 目的:北海地鶏Ⅲに適した飼料設計を提示するとともに、鶏群の発育のばらつきを抑える飼育管理技術を開発し、生産コストを低減する。また、北海地鶏Ⅲの肉質特性を活かした利用法や加工品を開発し、飲食店や消...
初産分娩月齢短縮に向けた黒毛和種後継雌牛の育成期管理技術の開発
摘要 目的:北海道の目標値である初産分娩24ヶ月齢に向けて、代用乳を多給する人工哺乳と高栄養価粗飼料を活用した高発育で過肥とならない黒毛和種後継雌牛に対する育成期間の飼養管理技術を開発し、12ヶ月齢で交...
初産分娩月齢短縮に向けた黒毛和種後継雌牛の育成期管理技術の開発
摘要 高発育で過肥とならない黒毛和種後継雌牛に対する育成期間の飼養管理技術を開発して22ヶ月齢で正常な分娩ができることを実証し、生産現場における繁殖成績優良事例を示す。