ICTを活用した養豚における事故率低減のための飼養管理技術の開発 ①肥育豚の生産費を削減する飼養管理技術の確立 ②母豚群管理システムを活用した母豚の繁殖向上技術の確立 ③豚のモニタリング技術の開発
摘要 目的 ICT(増体管理システム、母豚群管理システム、サーモグラフ等)を活用し、養豚経営の収益性向上のための飼養管理技術の確立を図る。 成果 ①増体管理システムにおける去勢肥育豚の別飼い及び夜の飼料摂...
先端バイオ技術を応用した家畜感染症の診断法及びワクチンの開発・実用化による被害低減
摘要 豚重要疾病の野外流行ウイルス(豚繁殖・呼吸障害症候群ウイルス及び豚サーコウイルス2型)を収集して国内の浸潤ウイルスの特徴を明らかにするとともに、迅速な検査法を3種類開発した。 牛伝染性リンパ...
大ヨークシャー系統豚ハマナスW2維持群の繁殖能力改良と近交係数上昇抑制
摘要 ハマナスW2の維持群について、育種価を用いた選抜ならびに維持群間の血縁交流を行い、総産子数増頭と群の近交係数上昇を0.5ポイント以内に抑える。
摘要 画像解析による母豚の栄養管理手法をより効果的なものとするため、母豚の産次ごと各測定値の適正値を明らかにする。また、育成期の各測定値と育成後の繁殖成績との関連性を分析し、管理指標となり得る測定項...
摘要 「しもふりレッド」の優れた肉質及び産肉性を維持しつつ,繁殖能力を向上させる育種改良手法の検討及び飼養管理技術の開発を行う。また,「しもふりレッド」と国内外で生産された豚肉の差別化を図るため,...
イムノシンバイオティクスとDNAマーカーによる豚の腸内環境改善を介する抗病性向上手法の開発事業
摘要 豚が本来有する免疫能を増強させる飼料添加物の活用及び飼養管理による総合的な抗病性向上手法を確立するため,ワカメ粉末と乳酸菌を子豚へ給与し,子豚の育成や免疫能及び腸内環境に与える影響について検...
暑熱期における簡易的な豚体冷却手法と種雌豚へのLED照射効果の検討
摘要 母豚の繁殖成績向上のため、豚の暑熱ストレス軽減に有効かつ簡易的な豚体冷却手法を開発する。さらに、種雌豚へのLED照射によるホルモン分泌制御の効果を開放型豚舎において検討する。
大ヨークシャー系統豚ハマナスW2維持群の繁殖能力改良と近交係数上昇抑制
摘要 目的:W2維持群について、育種価を用いた選抜ならびに二つの維持群間での血縁交流を行うことにより、総産子数を改良するとともに近交係数の上昇を抑制し維持年限の延長を図る。 成果:本年度までの進捗は概...
子豚における豚熱ウイルス抗体の空白期間短縮を目指したワクチン接種方法の確立
摘要 目的:移行抗体のワクチン接種への影響を分析し、ワクチンの早期接種及び2回接種が空白期間の短縮に有効か検証し、より効果的なワクチン接種方法を確立する。 成果:抗豚熱ウイルス(CSFV)中和抗体価が高力...
養豚における地域資源を活用した飼養管理技術の開発 ①植物由来資源の給与が離乳豚及び肥育豚に及ぼす影響の検討 ②飼養方法等の違いによる県産豚肉等の肉質と表示方法の検討
摘要 目的 地域特性を活かした県内の飼料資源を肥育豚等に給与することにより、飼料費の削減や違いのある豚肉を生産することでの輸入豚肉等との差別化を図り経営の安定化を図る。 成果 ①じゃがいも残さの給与によ...
豚繁殖・呼吸障害症候群(PRRS)清浄化に向けた免疫能判定法の開発と県内流行株の遺伝的情報の解析
摘要 目的:抗原性が多様で変異が多く清浄化が困難なPRRSの定量的な免疫能判定法を開発し、遺伝的情報の蓄積と解析を行う。 成果:豚の生体から作製した初代培養細胞を用いて、血液検体からPRRSVの分離に成功した...
摘要 低価格化により普及が著しいLED照明を用いて光線管理を行うことにより、繁殖成績向上と繁殖管理の省力化技術を開発するため、離乳後の繁殖雌豚をLED16時間照明区と、9時間照明区に分け、発情回帰日数...
摘要 技術革新が著しい生体センサーや動画解析技術を用いて、得られる活動量や体位、体表温などの情報から、分娩開始や発情開始などの繁殖雌豚の管理上のポイントを発見する技術を開発する。 R3年度は周産期の...
摘要 優良種豚の増殖、効率的利用及び慢性疾病対策として、豚の受精卵移植技術を確立する。技術の普及・実用化に向けて障害となっている長期保存(凍結保存)技術および非外科的(頸管経由)移植技術および受精卵...
スマート農業技術の開発・実証プロジェクト及びスマート農業加速化実証プロジェクト IoTデータ活用を通じた持続可能な養豚繁殖モデルの構築
摘要 養豚において、安定した生産の実現には繁殖作業が重要であり、画像解析とセンサーデータを元に人工知能による人工授精用精液を判定するシステム及び雌豚の発情予兆及び分娩の自動検知システム、さらにこれら...
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (4) 家畜の生産システム改善に関する検討 13) ICTを活用した豚体重測定の省力化実証試験
摘要 豚の画像による体重推定システムと豚衡機による体重測定を比較し、推定精度と作業の省力化について検討する。 R4年度は、肥育豚出荷時以外のステージや品種における利用性について調査・検討する。
1 家畜家禽の飼養管理技術の向上 (4) 家畜の生産システム改善に関する検討 14) 夏季における繁殖母豚の 生産性向上に関する研究
摘要 豚舎環境や飼料添加物による母豚への暑熱ストレス低減技術を検討し、夏季における繁殖成績の向上を目指す。 R4年度は、分娩舎への換気扇設置や屋根への散水に加えて、抗酸化作用の高いアスタキサンチンを給...
2 家畜の繁殖技術の向上 (3) 豚人工授精の有効利用方法の検討 3) 高品質な豚凍結精液の作成・利用技術の検討
摘要 凍結精液は保存性や利便性が高いものの、豚では精子の耐凍性が低いうえに、年齢とともに精液性状が低下するため、凍結精液の実用化に至っていない。このため、凍結精液に利用できる種雄豚の年齢を検討すると...
摘要 交配した種雌豚から受精卵を採取して保存しておくことが必要であり、国などの研究機関ではブタ受精卵の凍結保存技術が確立されている。しかし受精卵の採取には供胚豚のと畜または外科手術を伴うことから、受...