東北における発生予察、抵抗性品種を核としたいもち病等病害の総合防除技術の確立
摘要 i)農薬散布条件下のイネ葉いもち病勢進展のシミュレーションによる農薬散布要否の意思決定支援ソフトウエアを開発した。イネいもち病菌のレース変動要因を包括的に理解するため、菌個体群の空間構造を考慮し...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立(189)
摘要 野生稲由来トビイロウンカ高度抵抗性系統群の育成のため、交配、選抜、固定を図った。固定が進んだ92系統(BCnF3)について、小規模生産力検定試験(50株、反復なし)を行い、22系統を立毛で選抜した。これら...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立(183)
摘要 野生稲由来トビイロウンカ高度抵抗性系統群の育成のため,交配,選抜を行い,いくつかの戻し交雑系統を得た.これらについて圃場および室内試験によりトビイロウンカ抵抗性を検定したところ,O.officinalis...
トビイロウンカ高度抵抗性系統群を核とした害虫の総合防除技術の確立
摘要 トビイロウンカは日本では越冬できないため、抵抗性品種を継続使用してもバイオタイプの進化は考えられず、有効な抵抗性遺伝子を持つ品種の利用によりトビイロウンカの発生抑制や農薬量軽減を図ることが可能...
摘要 近年、暖地の転換畑を中心に大豆葉を食害するハスモンヨトウの突発的な大発生が問題となっている。当研究室では、既存の遺伝資源からハスモンヨトウ抵抗性品種を見出してきたが、実用的な耐虫性品種育成には...
摘要 青枯病防除技術の確立のため病原菌の病原性分化及び接ぎ木トマトの発病過程を検討した。1)病原菌濃度、接種時の生育ステージ、接種後温度等により、台木品種の抵抗性は大きく変動した。このことから発病の...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(54)
摘要 "卵寄生蜂の高寄生能力系統選抜法確立の基礎資料とすることを目的にメアカタマゴバチの形態形質の遺伝率・生活史形質と形態形質の遺伝相関を調査した。広島県神辺町系統を累代飼育したものを供試虫とした。...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(64)
摘要 卵寄生蜂の高寄生能力系統選抜法確立の基礎資料とすることを目的にメアカタマゴバチの生活史形質の遺伝率を調査した。広島県神辺町系統を供試虫として調べた結果、比較的遺伝率が高いのは成虫の寿命と羽化1...
性調節機構を導入した卵寄生蜂有用遺伝資源維持法の開発(50)
摘要 卵寄生蜂の優良系統を保持するために、単為生殖系統の維持に関与している共生微生物を、個体間で移植する基礎実験を行った。代替寄主スジコナマダラメイガ卵に第1雌蜂を産卵させ、6~24時間後に第2雌蜂...
摘要 コナガは薬剤に対する抵抗性を容易に発達させるので、薬剤による防除は非常に困難で難防除害虫の1つに数えられている。そのため、薬剤防除に替わるより効率的な防除法の確立が強く求められている。本害虫に...