全齢人工飼料育による養蚕・製糸一貫生産システムの開発-全齢人工飼料育による通年繭生産技術の開発-(145)
摘要 当チームで開発した人工飼料育用蚕飼育装置を用いた全齢人工飼料育の飼育体系を確立するため、広食性蚕品種、人工飼料は市販の1~3齢:「シルクメイト2S」(日本農産工)、4~5齢:「シルクメイトかん...
バキュロウイルス遺伝子発現系のための発現効率の高い細胞培養装置の開発
摘要 バキュロウイルス遺伝子発現系には培養細胞を宿主とするAcNPV系とカイコを宿主とするBmNPV系がある。AcNPV系は培養コストは高いが無血清培地を用いることにより純度の高い発現産物を得ること...
脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(144)
摘要 4齢後期にアラタ体を除去した5齢初期のカイコに脱皮ホルモンを添加した人工飼料を食べさせることにより蛹化様の変化を、また、同時に幼若ホルモン活性物質を塗布することにより幼虫脱皮を誘導でき、通常の...
摘要 昆虫病原糸状菌である緑きょう病菌の培養ろ液をカイコに注射すると、脱皮や変態の阻害などの脱皮ホルモン活性の阻害と見られる現象が観察される。これらのカイコの血液中のエクジステロイドを分画、定量した...
摘要 カイコ4~5齢期の前胸腺の超微形態と脱皮ホルモン分泌との関係を経時的に調べ、分泌活性と核および細胞質の突起ならびに小胞体の網目状構造が密接な関係を持つことを明らかにした。また、脱皮ホルモン分泌...
摘要 カイコ皮膚の細胞を培養系で検討を行う目的で皮膚の培養方法について検討を行った。カイコの体腔内に移植を行った皮膚片、あるいはあらかじめ傷を付けた皮膚片を培養した場合、組織片から培養皿への細胞遊出...
摘要 我が国養蚕業の維持発展にとって、生産性の飛躍的向上が必要不可欠でありそのため、人工飼料育を基にした全く新しい技術体系を確立する必要がある。近年広食性食性蚕品種の育成、低コスト人工飼料の開発、省...
摘要 本研究課題は昆虫の外的要因と成長の関連を詳細に検討し、昆虫の成長制御機構を明らかにすることを目的としており、家蚕および野蚕の人為的成長調節技術の基礎的研究として、養蚕の高度機械化および省力化技...
全齢人工飼料育による養蚕・製糸一貫生産システムの開発-全齢人工飼料育による通年繭生産技術の開発-(176)
摘要 人工飼料による5齢期の飼育体系を確立するため、広食性蚕品種、人工飼料育用蚕飼育装置を用い5齢期の給餌量について検討した。5齢期の日別体重は給餌量を少なくしていくとそれに対応して減少し、繭重、繭...
摘要 カイコの成長を細胞レベルで解析するために、クチクラ形成とクチクラを形成する真皮細胞の増殖を検討する必要がある。カイコの真皮細胞の培養技術を確立するために、皮膚の培養を行い、細胞遊出の起こる条件...
脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(175)
摘要 幼若ホルモン活性物質投与、20-ヒドロキシエクジソン投与、アラタ体除去およびこれらの組合せにより5齢期の延長や短縮および過剰脱皮を誘導したカイコの2種の脱皮ホルモン受容体遺伝子(BmEcR-A...
摘要 エリサンは蚕用の低コスト人工飼料であるL4M(日本農産工業)で飼育・継代することが可能であるが、成虫の翅が正常に伸びない。今回、L4M飼料に、リノレン酸を添加することにより翅がほぼ正常に伸びる...
摘要 昆虫の脱皮と変態は脱皮ホルモンによって調節されていることから、脱皮ホルモンの分泌あるいは作用を任意に制御できれば、害虫防除や有用昆虫の増殖・利用の効率化が期待できる。脱皮ホルモンの分泌活性につ...
摘要 休眠は哺乳類をも含む生物種に共通に見られる現象であり、その基本は、寿命、生活環を自らのプログラムで制御することにある。本研究では、休眠代謝を制御することにより昆虫の生活環を人為的に制御する方法...
摘要 本研究課題はカイコを材料としてクチクラサイズの決定機構を培養系において真皮細胞の増殖、形態変化と関連づけて解明することを目的としており、昆虫真皮細胞培養技術の確立と、昆虫の人為的成長調節技術の...
摘要 細繊度繭糸生産用の3眠蚕誘導剤として実用化が検討されているイミダゾール化合物SSP-11の投与方法とカイコへの毒性を検討した。SSP-11を人工飼料に添加し、3齢あるいは4齢の起蚕から48時間...
脱皮ホルモンの受容と形質発現における分子機構の解明(158)
摘要 ホルモンによる脱皮、変態の制御機構を解明するため、4齢起蚕から蛹化まで12時間毎にカイコの前部絹糸腺からRNAを抽出し、ノーザン解析により脱皮ホルモン受容体遺伝子(BmEcR)の発現を調べた。...
摘要 質量ともに動物実験が可能な組換え型サイトカインを迅速に提供できるシステムを開発するため、宿主細胞の馴化、培養法、培養条件、ウイルス接種法および発現条件を検討して大量培養法を開発し、実験室レベル...
蚕の全齢人工飼料育技術の開発ー壮蚕用飼育装置の開発ー(157)
摘要 省スペース省労力型の人工飼料飼育装置を開発した。開発した飼育装置は幅2,000×奥行き2,150×高さ2,032mmの飼育部と給餌作業部で構成されている。飼育部は前後各5枚の合計10個の飼育箔を...
摘要 全齢人工飼料による繭生産を1回20箱、年間20回飼育、1箱37.5kg、年間15トンを生産目標とし、主要生産手段である全齢人工飼料育用飼育装置を600万円、人工飼料の費用を既存の養蚕経営の10...