摘要 飼料作物生産においては、高位生産のための多くの市販品種や育成系統が提供されているが、近年の気象変動に対しても高い生産量を確保しうる草種・品種と栽培体系が必要とされている。本課題では、今後予想さ...
大規模直播水田における害虫発生実態の解明と省力的害虫密度推定法の開発(69)
摘要 栽培体系の変化にともなう害虫類の発生変動要因の解明と直播栽培で大きな問題となっている鳥類による播種直後の食害による苗立ち本数の減少が収量に及ぼす影響を調査し、被害許容水準を明らかにしようとした...
水稲乾田播種早期湛水栽培を中核とする寒地の大規模稲麦栽培体系の実証(153)
摘要 ■大規模水稲乾田播種早期湛水栽培実証試験は、美唄市において直播(3農家)と対照移植(2農家)を設けて、品種ゆきまる(早生)を供試、播種量は10kg/10a、酸素供給剤(過酸化カルシウム)を種子...
春播小麦の根雪前播種を導入した転換畑の作業体系の確立(152)
摘要 寒地の春播小麦の根雪前播種は播種期の天候が不順で圃場条件も不良なため、播種作業法が問題点として残されていた。そこで、湿潤な圃場条件においても適応性が高く、播種作業能率も高い施肥播種機装着チゼル...
水稲乾田播種早期湛水栽培を中核とする寒地の大規模稲麦栽培体系の確立
摘要 北海道の稲作地帯を維持・発展させるためには、生産規模を一層拡大し、低コスト化して所得増大を図る必要がある。稲作規模の拡大を図るためには北海道農業試験場が開発した水稲直播栽培法が望ましいが、家族...
摘要 水稲栽培様式は、従来の標準化された移植栽培体系から、低コスト化や高付加価値化を目的とした多様な栽培様式に分化しつつある。水田整備に求められるほ場条件は、基本的に栽培様式の技術的な特性に規定され...
摘要 四国地域の水田における主要作物である稲・麦・大豆について、開発された新しい技術を集めた体系化を目的とした。大豆跡は水稲跡よりも排水条件がよいので、麦類の生育が大で収量も安定し、大豆跡麦類のドリ...
摘要 アブラナ科野菜の害虫コナガでは、薬剤抵抗性個体群が出現し、防除を困難にしている。そこで、天敵(卵寄生蜂)と天敵に影響の少ない農薬との併用による害虫総合管理を最終目的に試験した。天敵としてメアカ...
摘要 省力・低コスト稲作では、耕起・代かき作業の簡素化が図られるが、これは、砕土後の土塊やわら分布の不均一を招き、水稲生育の不均一化や収量・品質に及ぼす影響が懸念される。そこで稲わら施用との関連で、...
摘要 化石エネルギや農薬を大量投入した生産技術体系は、生産コストを押し上げるとともに環境汚染や生態系の破壊による生産性の低下をもたらす。一方、就農者の減少や高齢化の進展に伴い、ゆとりの創出できる省力...