摘要 水田作、畑作における有機輪作モデル体系の構築に関しては、 a) 機械除草技術を中心とした「水稲有機栽培技術マニュアル(暫定版)」に高能率水田用除草装置の特徴や操作法及び高精度水田用 除草機やチェー...
摘要 目的:EOD処理に対する反応性の高い品目の検索と11~1月開花花壇苗に対するR:FR混合照明の効果調査。、成果:春~初夏に開花する花壇苗等に対してEOD加温とEOD光照射、EOD加温とEOD光照射の併用処理を行い...
摘要 バレイショソイルコンディショニング栽培体系に関しては、 a) 全粒種いもに適した種いも生産技術として、開発したジベレリン浸漬処理技術よりも省力的な施設貯蔵時の噴霧処理技術の開発に着手し、浸漬処理と...
摘要 パクチョイやチンゲンサイなどの持つカルシウム欠乏抵抗性形質を日本型ハクサイへ導入しようと試みた。圃場においてはカルシウム欠乏抵抗性に品種間差が認められるものの、本研究で採用した幼苗簡易検定法で...
アブラナ科野菜における根こぶ病抵抗性遺伝子の分化機構の解明(155)
摘要 12年度は、半数体倍加(DH)系統の根こぶ病抵抗性検定を行った。供試した4つの根こぶ病菌は、11年度までの結果と同様に、市販ハクサイF1品種に対して異なる病原性を示した。供試した4菌すべてに対して、親系...
摘要 従来のレース検定法では判別できなかった根こぶ病菌についても、病原性を判別しうる方法を開発した。本判別法により、根こぶ病抵抗性品種の罹病化が、菌の病原性の分化に起因すると考えられた。また、抵抗性...
摘要 近年、ハクサイ根こぶ病抵抗性(CR)品種の罹病化が問題となり、病原性の分化が原因と考えられている。罹病化地域でも抵抗性素材の飼料カブはなお抵抗性を示すことなどから、作用性の異なるCR遺伝子が複数あ...
摘要 Brassica rapaに属する花らい球と抽だい茎を食用に供する新野菜(ブロコレット)の育成を試みた。導入系統は、花らい球のしまりが緩く、揃いが悪く、苦みがあった。そこで、これらの点を改良した、早生の系...
摘要 平成10年度までに、ハクサイ、キャベツなどの抵抗性品種の罹病化が病原性の分化に原因することを明らかにし、病原性の異なる菌(population)を明らかにしてきた。11年度は、これら病原性の異なる4菌を用いて...
いもち病菌等に対する抗菌遺伝子の活性領域の解析と改変強化に関する研究
摘要 病害抵抗性を付与した組換えイネを作出することによって、農薬使用量の低減と米の高品質化を目指す。アブラナ科作物から病原体に抗菌活性を持つDefensin遺伝子群を単離し、良食味品種への遺伝子導入を進めて...
耐病性遺伝子Defensinおよびタウマチンを導入したイネ組換え系統の環境に対する安全性評価
摘要 いもち病・紋枯病等の糸状菌による重要病害に高度な抵抗性を示す実用的なイネ品種の開発は重要な課題である。耐病性付与に有効と考えられるDefensin及びタウマチン遺伝子を用い、転写制御領域・マーカー遺伝...
摘要 9年度と同様にして、ツケナ‘安濃4号’の10年度の系統適応性・特性検定試験を野菜茶試圃場において実施した(3年目)。‘安濃4号’は収穫期の集中する特性が明らかで、早晩性は‘早陽2号’と‘花飾り、花娘’...
摘要 9年度の検定では日本のハクサイ型の個体を多く選抜しようとしたが、軟腐病が多発し、結果的に直筒型に近いものが多く残った。全体から20株を選抜し、株間交配により次代を採種した。10年度の検定では、...
摘要 根こぶ病抵抗性(CR)ハクサイに対する病原性が異なる4菌に対して、F1‘Siloga S2 x Homei P09’小胞子由来DH系統では、抵抗性(CR)と罹病性(CS)が分離した。これらから、...
摘要 8年度の選抜株間で交配したF1をCaを含まない培養液で鉢育苗(培地はパーライト)し,給液マットに並べて養水分供給を均一化して、主として発症の早晩でCa欠乏症抵抗性を評価した。供試系統はいずれも...
摘要 ‘ツケナ安濃4号’の特性検定試験・系統適応性検定試験を実施した。‘安濃4号’は比較的早生で、草丈が低く、側枝の発生時期が生育初期に集中し、側枝数は‘早陽1号’に次いで多いが茎径はそれより細く、総収量...
摘要 嬬恋菌に抵抗性を示す個体の選抜・自殖を3回繰り返した系統間で根こぶ病抵抗性反応が異なり、キャベツ‘ECD12’および市販キャベツCR品種‘安寿’の後代で比較的抵抗性の高い系統を得た。また、DHでは...
摘要 インターネットをベースにした染色体画像解析システム(CHIAS3)を開発し、イネ科植物、アブラナ科植物等の定量的染色体地図を作成した。CHIAS3の画像解析プログラムを山梨県と共同開発し、プロ...
摘要 ‘ツケナ安濃4号’の系統適応性(5場所)・特性検定試験(2場所)を実施した。打合せ会議の時点では収穫中の場所が多く、栽培中の印象について口頭発表を受けた。ナバナとしての評価を求めたが、生育特性が...
低投入に適合した高品質葉菜類の育種選抜指標の策定及び育種素材の開発(142)
摘要 1)育種素材検索:ハクサイ、カブ、ツケナ類の62品種を標準施肥と少肥でセル育苗した。最大葉長が少肥区で大きく標準施肥区に対する比率も大きい品種として‘ビタミン菜、五月慢、天津青麻葉’などがあげら...