ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (2)-2大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立(乾田直播栽培)
摘要 乾田直播栽培での土壌処理型除草剤による雑草の体系防除を検討した。その結果、土壌処理剤(マーシェット乳剤)の処理区で水稲への薬害が見られ、㎡当たり苗立ち数は代かきによる播種床造成では慣行区比73~90%で...
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (2)-1大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立(ドローン除草剤散布)
摘要 ドローンによる除草剤散布時間を豆つぶ剤及びフロアブル剤の手散布と比較したところ、粒剤散布機のインペラ内部円盤目盛「15」(初期値「3」)設定の自動及び手動飛行のドローン散布時間が短かった。豆つぶ剤...
摘要 目的: 苗生産と切り花生産を分離した高回転周年生産システムの構築と,新システムに適したPTF(Ready to Flower)苗の効率的生産技術の開発を行う。 成果: (1)高温期において,育苗開始5週間後の輪ギ...
摘要 蚕の多回育に対応するため、採桑作業の機械化と早期多収を目的とした密植桑園が多くなっている。このような密植桑園では、晩秋蚕期に中間伐採した枝条が軟腐症状を呈することが各地で観察されている。軟腐し...
摘要 乗用跨畦式桑収穫機に対応する年10回多回育用桑収穫モデル体系の実証を行うため、桑苗横伏法による多植桑園を用いて年3回の輪収法、年2回収穫及び1回収穫の桑園を組み合わせ、地上30cmの地際伐採に...
未来型農業における人間工学的評価手法の開発-感性工学を応用した農業労働評価手法の解明
摘要 養蚕業を典型的な事例として、農業労働力の質的・量的衰退の中で、作業快適性の向上は喫緊の課題である。快適性は作業者の生理的・心理的・社会心理的要因等を中心として複雑な情報処理により個人的スケール...
摘要 養蚕の収益性向上と省力化を図る機械化・多回育養蚕の普及に伴い、桑園の利用及び管理の形態にも変化が生じている。このことは桑害虫の発生にも大きな影響を及ぼすと考えられ、アザミウマ、ヨコバイ、ダニ等...
摘要 当研究室では、すでに密植~多植桑園を対象に「乗用跨畦式桑収穫機」を用い、年間10回、毎回ほぼ均等掃きの多回育に対応した桑収穫体系(モデル)を策定した。このモデルは刈取りから結束、畦間搬出、株直...
摘要 条桑刈取機(信光式・CHー700)を用いて春切り時における桑枝条径と刈刃にかかる所要労力との関係をトルク計で測定した。春切り時における桑枝の条径は5.6~28.0mmの範囲にあったが、刈刃にか...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-「一週間養蚕・多回育」に対応する桑の栽培技術体系の確立-(124)
摘要 年間10回の多回育養蚕・一週間養蚕を前提として、多植桑園及び密植桑園を対象に、春切・夏切・2年3回の輪収法など7種類の桑園を組み合わせて、3年目の桑の生育と蚕期別の収穫量を調査した。その結果、...
摘要 条桑刈取機3機種を供試して春秋兼用桑園(一ノ瀬、しんいちのせ)の春、晩秋蚕期に各々地上50、100cmで条桑収穫し、その状況をビデオに収録した。春、晩秋蚕期に1機種(CH)を用いて、上下の送り...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-高冷地における密植桑園の時期別収量変動の解明-(126)
摘要 一週間養蚕に対応した高冷地における桑栽培技術体系を確立するため試験を行った。昨年の7月24日までにバインダー型収穫機で20Cmの高さで収穫した春切区以外の株を除いて、それ以降に収穫した区の株か...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-乗用・跨畦式桑収穫機及び葉・条分離装置の開発-(125)
摘要 全葉・全芽育による大規模・機械化・超多回育養蚕体系を想定し、大量の条桑を効率的に刈取り、結束、畦間搬出、さらに株直しまでも同時に行うことのできる乗用跨畦式桑収穫機と、条桑から葉をこき取って給桑...
摘要 近年、繭の生産量が減少し、検定件数も減少したことから1件当りの繭検定に要するコストが著しく増加した。このため、繭検定方法を合理化し、検定コストの節減を図る必要にせまられている。本研究は、繭検定...
摘要 条桑収穫時の桑生育特性や収穫機の特性を明らかにするため,一ノ瀬,改良鼠返等の多植,普通桑園を設定し,3機種の条桑刈取機を用いて1畦20mの刈取り状況を前,横,斜め方向からビデオに録画し,2機種...
「一週間養蚕」を軸とする低コスト繭生産技術体系の確立-乗用・跨畦式桑収穫機及び葉・条分離装置の開発-(132)
摘要 乗用・跨畦式桑収穫機については、条桑の刈取り(刈高30cmに固定)と結束、畦間搬出、さらに株直しまでの一連の作業が同時に1人でできる機種を試作した。この収穫機による収穫作業時間は条桑1t当り1...