稲作の大規模経営を支える省力・高位安定生産技術の確立に関する試験・研究開発 2 大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立 (1)乾田直播栽培における土壌処理剤による除草効果の検証
摘要 目的:乾田直播栽培での土壌処理型除草剤による雑草の体系防除を検討する。 成果:滞水した圃場では土壌処理剤(マーシェット乳剤)の処理による苗立ち抑制がみられた。滞水しない圃場では薬害等は見られなかった。
摘要 目的:高い水田率と琵琶湖を抱える本県に適した、大規模水田作の複合経営である(水稲+麦+キャベツ)のスマート農業技術一貫体系を実証する。 成果:ロボットトラクタやオート田植機、自動給水システム、...
会津地域における米の省力・低コスト技術および高品質米安定生産技術の確立
摘要 温暖化に伴う品質低下を回避するための土壌および栽培管理技術の解析と新たな技術を開発する。 また、会津地域における乾田直播栽培の適応性を検討する。 さらに、雑草が大きく繁茂した法面及び畦畔で...
摘要 目的:経営安定化のため農業機械の大型化やスマート農機の普及が進んでいるが,用排水管理は手動操作となっており,省力化は進んでいない。このため,遠隔操作給排水栓(積水化学工業(株)製「水まわりくん」...
ICT等を利用した水稲・野菜の効率的生産技術に関する試験・研究開発 2先進技術を利用した水稲の省力栽培技術 (2)-2大規模化に対応した省力的雑草防除技術の確立(乾田直播栽培)
摘要 乾田直播栽培での土壌処理型除草剤による雑草の体系防除を検討した。その結果、土壌処理剤(マーシェット乳剤)の処理区で水稲への薬害が見られ、㎡当たり苗立ち数は代かきによる播種床造成では慣行区比73~90%で...
土地利用型農業の高度営農システムに資する農業機械・装置の開発
摘要 自動運転田植機については、農業機械メーカー2 社に対して技術指導契約を結んで技術移転を行うとともに、3 カ所のスマート農業実証プロジェクトの現地に導入された自動運転田植機のハード・ソフトの改良を行...
寒冷地大区画圃場における超省力水田輪作営農システムの実現に向けた技術体系の確立
摘要 大規模水田作経営に求められる耕うん・播種から肥培管理・収穫に至るまでの、ICT、大型機械を活用した超省力的機械化一貫体系は、現地実証(福島先端プロ)において乾田直播水稲-子実用トウモロコシ―ダイズ...
摘要 目的:沿岸被災地を中心に導入が進んでいる地下水位制御システムは,水稲乾田直播などの新たな営農方法や転作作物(高収益作物)に対する活用が期待されているものの,土壌水分の動き,生育への影響が検証さ...
大規模水田輪作(水稲・大豆)における園芸作物(枝豆)導入に向けたスマート農業一貫体系の実証
摘要 目的:無代かき水稲不耕起V溝直播栽培及び大豆狭畔密播栽培などの大規模水田輪作(水稲・大豆)において、スマート農業一貫体系を導入し、省力化・効率化により生まれた余剰能力で収益性の高い園芸作物(枝豆)...
ICT等の利用による土地利用型作物の省力化栽培技術の開発と実証
摘要 目的:土地利用型作物の生産において、ICTの活用などにより、作業の効率化による経営規模拡大や熟練農業者の経験と技術のスムーズな移転などにより、省力型大規模経営を支援する。 成果:①ドローンを用いた...
摘要 農作業ロボットの高度化に関しては、 a) ロボットトラクタは、ダイズ自動播種作業での播種位置精度を進行方向偏差±5cm程度まで向上させ、実用上問題ない作業を可能とした。また、異なる機種・機体等に対応が...
摘要 農業技術の開発方向の提示に関しては、 a) 農村集落の悉皆調査や多様な作目や技術導入を想定した経営試算から、担い手経営による地域農業の維持と収益確保の実現に必要 となる技術体系や営農体系を地域ごと...
摘要 節水型の水稲直播とムギ、ダイズの簡易耕を利用した中小規模水田の省力輪作体系の開発に関しては、 a) 地下水位制御システムを活用したオオムギ後の水稲作において、多収性水稲品種「たちはるか」を用いて地...
摘要 農業技術の開発方向の提示に関しては、 a) 北海道道央水田地帯における農業構造の将来予測として、後継者不在高齢農家の離農発生と農地供給が今後とも進むこと、したがって、担い手農家における将来の規模は...
摘要 グレンドリルやチゼルプラウ等を活用した高能率な大規模水田輪作システムに関しては、 東北において、 a) 寒冷地乾田直播の耕起・播種床造成技術の体系化について、播種前のスタブルカルチによる荒起こし、...
多雪重粘土地帯における播種技術及び栽培管理技術の高度化による水田輪作システムの確立
摘要 畝立て播種等によるムギ、ダイズの安定多収栽培と水稲直播を組み合わせた2年3作体系に関しては、 a) オオムギの越冬前追肥は乾物重と穂数の増加により、止葉展開始期追肥は穂の下部不稔率の低下によっていず...
摘要 中山間地域で多種の穀類収穫を可能とする小型汎用コンバインでは、岩手県沿岸地域における、ソバ、水稲、ダイズ収穫作業への適応を確認し、水稲及びソバのほ場作業量を測定することができた。作業機の付け替...
摘要 <目的>、 水田における自給飼料の一つとして,寒冷地水田における麦類(大麦、ライ麦、ライ小麦等)の収穫ステージ,収穫方法による収量性及び発酵粗飼料の品質への影響を解明する。また,飼料用稲栽培と...
摘要 各種の農作業ロボットを導入した最適な水田営農体系を設計し、農作業ロボット導入の経済性や導入条件の解明を明らかにするため、複数の経営状況や農作業ロボットの導入状況を仮定した上で、農作業ロボット...
飼料用稲-麦二毛作体系を基軸とした飼料生産技術の実証-九州北部-
摘要 ①九州北部稲麦二毛作に適した品種として、稲「たちすずか」・「夢あおば」・「まきみずほ」・「タチアオバ」、大麦「はるか二条」を選定した。 ②高糖分高消化型稲「たちすずか」、従来型稲3品種組合せ、大麦...