摘要 多摩試験地内で生物相全般に渡り、生態、生息環境を解析し、動物にやさしい森林保全方法の技術的検討をした。40■の池を設置して、昆虫、両生類の誘致を試みた。1)両生、は虫類6科11種、哺乳類5科8...
病害発生情報の収集・解析と突発性病害の発生生態の解明(527)
摘要 イヌエンジュがんしゅ細菌病の病原菌がPseudomonas syringaeであること,北海道中央高地で発生しているヤナギ類の萎凋病害が、Erwinia salicisによるヤナギ類水紋病であることを明らかにした。道南地域のス...
摘要 多摩森林科学園においてヤマドリの環境利用を調べた結果、サクラ林やスギ・ヒノキ等の植林比率の高い環境は避け、広葉樹の比較的多い環境を選好していることが明らかになった。栃木県県民の森における発信器...
摘要 サクラてんぐ巣病の薬剤散布による防除試験では,薬剤散布処理の継続中の途中経過であるが,発病枝数の増減から判断して,ベフランおよびプルークに防除効果があることが明らかになった。サクラ幼果菌核病菌...
摘要 幼果菌核病について多摩森林科学園で潜在感染と胞子の分散を調べた。発病は4月上~中旬に確認された。2月中旬から4月下旬まで2週間毎に枝,葉,芽,花等の各部位からの病原菌の分離を試みるとともに,枝を水...
関東・中部地域における土壌動物の種の多様性と森林生態系との関係の解明(675)
摘要 多摩森林科学園のササラダニ類相を明らかにするため、植生別に試料を採取した。ササラダニの種数は、アラカシ天然林が最も多くて48種、次いでサクラ保存林とメタセコイア林が38-40種、急斜面のケヤキ林とテ...
摘要 神代植物公園、多摩森林科学園、高尾山山頂付近においてソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラの3種類のサクラの開花過程を開花初期、満開期、開花後期の3つの開花ステ-ジに区分し、3月~5月の間、...
摘要 島状に孤立した都市近郊林内に生息する野生動物相の実態と他種間との生態的関係を解明する。都市林近辺では公園、校庭、ゴルフ場などからモグラの被害防除ニーズが高くなってきている。そこで「モグラ塚」の...
摘要 サクラ類では多くの種間雑種が見られるが、その形態的な特徴や遺伝的な特性には不明な点が多く、的確な分類・同定をおこなう為にはこれらの点を明らかにする必要がある。引き続き研究材料とする実生苗の育成...
摘要 幼果菌核病について多摩森林科学園で潜在感染と胞子の分散を調べた。発病は4月上~中旬に確認された。2月中旬から4月下旬まで2週間毎に枝,葉,芽,花等の各部位からの病原菌の分離を試みるとともに,枝を水...
摘要 多摩森林科学園で幼果菌核病の薬剤防除試験を続けた。ベフランの他に、スミレックス、ゲッターを選び、3~5月に計5回、ツバキカンザクラ、カンヒザクラに散布したが、いずれの薬剤にも防除効果は認められ...
摘要 島状に孤立した都市近郊林における野生動物の生息実態を把握するため、多摩試験地内の動物相を調べ、特にアオゲラの繁殖生態を明らかにした。試験地内ではハクビシン及びアカゲラが今回新たに記録され、また...
摘要 多摩森林科学園で幼果菌核病の薬剤防除試験を続けた。ベフランの他に、スミレックス、ゲッターを選び、3~5月に計5回、ツバキカンザクラ、カンヒザクラに散布したが、いずれの薬剤にも防除効果は認められ...
病害発生情報の収集・解析と突発性病害の発生生態の解明(564)
摘要 10年度に目立った病害としては、恵庭市ほかで多発したエゾヤマザクラのサクラ胴枯病(病原菌:Valsa ambiens)、幼果菌核病(Monilinia kusanoi)、道南地方のヒバの漏脂病...
摘要 この課題は、サクラ類の雑種に関する現状を明らかにし、分類・同定法を遺伝的な指標を用いて再整理することを目的にしている。サクラ保存林(多摩森林科学園)に植栽されているものの中で種間雑種と推定され...
摘要 森林総合研究所多摩森林科学園において、昨年11月から毎月5日間、直接観察によるヤマドリ個体群の野外行動を調べ、繁殖は3月から8月にかけて行われていることが推察された.環境利用様式を解析した結果...
土壌動物及び双翅類による家畜排泄物堆肥化技術の開発(160)
摘要 牛糞と木質廃材混合堆肥への土壌動物導入効果を明らかにするため、下層土と各種試料を1:1の割合で混合してコマツナを播種し、成長を比較した。コマツナ20本の20日間の総成長量は、対照区7.1g、サ...
摘要 小川学術参考林にて1998年10月と11月に子実体発生調査を行い、Armillaria gallica および A. mellea の発生位置を記録した。つくば市赤塚公園サクラ並木にてナラタケ...
関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(111)
摘要 多摩森林科学園のツバキカンザクラ、カンヒザクラに対し幼果菌核病の薬剤防除試験を行った。ベフラン、アントラコール、バイレトン、バイコラールを、3月中旬から4月下旬にかけて合計4回散布し、5月9日...
摘要 多摩森林科学園に生息するニホンリスに無線発信機を装着し、好んで利用する植生環境を調べた。雌雄とも、天然林を最も頻繁に、混合林は中程度利用したが、サクラ園、樹木園、低木・草地は全く利用しなかった...