摘要 昆虫寄生性線虫、スタイナーネマ クシダイを用いたコガネムシ類幼虫防除法の研究を進めるため、線虫体内の共生細菌を除いた無菌線虫を作出した。本線虫の雌成虫を、抗生物質を含む生理食塩水中に入れ、24...
摘要 前年度までに、ドウガネブイブイEPVの封入体遺伝子を解析するため、2種類の方法で封入体を遠心分離した。これらの方法では明瞭なバンドは形成されなかったが、この方法で分離した封入体タンパクを電気泳...
摘要 ヒノキカワモグリガ幼虫の病死体から分離・培養したPaecilomyces fumosoroseus(P.f菌)を立木処理し、移動幼虫に対する感染効果を明らかにするとともに、スギカミキリについて...
摘要 USAではスタイナーネマ・カルポカプセの液体培地によるタンク培養法が既に開発されており、生産された線虫は生物農薬として市販されている。そこで、わが国で発見されたコガネムシ類幼虫に特に強い殺虫性...
摘要 昆虫寄生性線虫スタイナーネマ・クシダイは、コガネムシ類幼虫に特に強い殺虫力を示すことから、これらの害虫に対する生物農薬としての利用が期待されている。すでに、本線虫用の液体培地が開発されているが...
摘要 ばれいしょのアブラムシの天敵利用による生物的制御技術改善のため、アブラムシの寄生蜂に対するカイロモンの確認と抽出・単離を目的とした。寄生蜂アブラバチの産卵行動と寄主探索行動から、カイロモンの生...
摘要 ドッグフ-ドあるいはブタ腸の磨砕物にペプトンと寒天と蒸留水を加えた培地で、クシダネマを培養することができた。最も増殖効率の高い培地は新しく考案した培地(可溶性澱粉0.6%、グルコ-ス1.0%、...
摘要 コガネムシ類幼虫防除に利用する糸状菌の特性を、細胞融合により改良する手法を開発することを目的とした。紫外線照射によりBeauveria bassianaとBeauveria amorpha の...
摘要 マツノマダラカミキリの寄生菌を利用して、より効果的で、かつ環境に対する影響をより少なく微生物的防除を行う方法を開発することを目的とした。Beauveria bassianaを種駒状のふすまペレ...
摘要 ヒノキカワモグリガとスギカミキリに対して、天敵微生物を野外において接種する効果的な方法を開発し防除効果を検討する。ヒノキカワモグリガ移動幼虫を対象としてPaecilomyces fumosor...
摘要 人工飼料(シルクメート+エビオス+アカマツ樹皮)に色素としてカーミン、ローダミンB、ニュートラルレッドを1%、5%、10%、20%の濃度で加え、キイロコキクイムシの2齢、3齢幼虫をそれぞれの飼...
摘要 封入体タンパク(spheroidin)のN末端部アミノ酸配列のデ-タを元に封入体遺伝子に対するプロ-ブを作成することとし、そのためにまず、封入体タンパク質の分離を試みた。SDSとメルカプトエタ...
摘要 ドウガネブイブイをはじめとするコガネムシ類幼虫は、苗畑の重要な害虫である。昆虫寄生性線虫、Steinernema kushidaiを用いたコガネムシ類幼虫防除法の研究を進めるため、線虫体内の共...
摘要 クシダネマは森林総合研究所で発見され、コガネムシ類幼虫等の土壌害虫に高い殺虫力をもつ昆虫寄生性線虫である。本研究は、外来性生物の侵入に伴って昆虫体内で生合成される宿主生体防御因子、その因子に対...
摘要 天敵微生物のボーベリア菌を付着したキイロコキクイムシをマツ被害材に放虫して、マツノマダラカミキリに対する野外条件下での効果的な防除手法を検討する。{年次計画}微害地における省力化放虫試験(4~...
摘要 ヒノキカワモグリガの病原微生物の一つとしてNPVが発見されているが、宿主の体がきわめて小さいため、防除試験等に使用するのに必要な量のウイルスを通常の飼育によって得ることはきわめて困難である。そ...
摘要 材線虫病によるマツ類の枯損を防止するため、これまでに研究されてきたマツノマダラカミキリ寄生性糸状菌を積極的に樹皮下に導入する方法等を、野外で実用化するための研究を行う。{研究項目と年次計画}(...
摘要 マツノマダラカミキリの新しい防除技術としてキイロコキクイムシをボ-ベリア菌の運搬者として利用する手法を開発するため、蚕に対して低病原性のボ-ベリア・ブロニアテイ菌を用いたが全く効果はなかった。...
摘要 松くい虫被害を回避するために、生物的手法による多様な防除方法を検討する。キイロコキクイムシを利用したボ-ベリア・バッシア-ナ菌によるマツノマダラカミキリの感染死亡効果と各種の環境要因の影響を明...