摘要 施設栽培トマトにおいて天敵利用を進める上で、オンシツツヤコバチと併用可能な選択的薬剤を探索する必要がある。そこで、ピメトロジン水和剤の本寄生蜂に及ぼす影響を調査した結果、室内試験では羽化成虫が...
摘要 マツノマダラカミキリの有力な捕食性天敵昆虫のひとつであるオオコクヌストの天敵としての評価および利用技術の開発を行うことを目的とする。オオコクヌストは土着天敵であることから、8年度は野外に生息す...
摘要 卵寄生蜂による野菜害虫コナガの防除法の開発を進めているが、農業生態系を考慮すれば、天敵利用を含む総合的な防除体系の確立が必要である。そこで、天敵と併用できる農薬の検索、現場における卵寄生蜂の放...
摘要 マツノマダラカミキリの有力な捕食性天敵昆虫のひとつであるオオコクヌストの天敵としての評価および利用技術の開発を行うことを目的とし、カミキリ被害材を入れた網室内でのオオコクヌスト成虫の放虫実験、...
効率的天敵利用のためのウンカ・卵寄生蜂・水稲相互共生機構の解明(58)
摘要 ホウレイ及びコシヒカリの水田でセジロウンカ卵及び卵寄生蜂の密度を株分解調査により、また5齢幼虫・成虫密度を見取り調査法及びファームコップ法により調査した。飛来世代の卵密度はホウレイ株上で低かっ...
摘要 "現在、卵寄生蜂を利用した野菜の重要害虫コナガの生物的防除法の開発を進めている。しかし、農業生態系を考慮すれば、一つの防除手法に頼るのではなく、多種多様な手段を組み合わせるべきであり、コナガの...
摘要 水稲害虫であるトビイロウンカの発生量の激しい地域間・年次間変動を的確に予測するためには、トビイロウンカの飛来侵入時期と量の予測とともに水田内における個体群増殖率の変動予測が重要であることが明ら...
摘要 施設栽培トマトに発生するシルバーリーフコナジラミをオンシツツヤコバチによって防除する場合に他の害虫の発生時に使用できる選択的殺虫剤の探索が重要である。そこで、アブラムシなどに有効な殺虫剤ピメト...
施設栽培野菜害虫に対する天敵類の高温条件下での寄生、捕食、増殖特性の解析
摘要 我が国の施設栽培野菜における天敵利用を阻害する要因として、施設内の高温条件がある。そこで、在来天敵を含めた天敵類の高温耐性を知るための試験を行った。ワタアブラムシの天敵類である在来テントウムシ...
Verticillium lecanii菌の高温条件下における各種能力の解明
摘要 わが国における施設野菜害虫への天敵利用技術の確立を目的とし、在来のVerticillium lecanii(721株、925株)および海外から導入された製剤から分離した菌株(MG-A株)につい...
摘要 マツノマダラカミキリの防除によって松くい虫被害を回避する目的で、マツノマダラカミキリ幼虫に対し捕食が確認されているオオコクヌストの大量飼育技術の開発を進めている。本年度は成虫の捕獲消長と産卵、...
効率的天敵利用のためのウンカ・卵寄生蜂・水稲相互共生機構の解明
摘要 昆虫機能を利用した害虫制御法は、低投入型農業や環境保全型農業の推進が可能なため、近年注目されている。この研究は、従来害虫ー天敵の系に注目した単純なものであった。しかし、現在加害される植物の生体...
摘要 家畜糞で発生するノサシバエ、ノイエバエ、イエバエ等の家畜害虫の防除は、殺虫剤だけに頼ることは難しく、天敵利用による生物的防除法の開発が求められているが、わが国においては家畜害虫の天敵の研究はほ...
摘要 マツノマダラカミキリの防除によって松くい虫被害を回避する目的で、マツノマダラカミキリ幼虫に対し捕食が確認されているオオコクヌストの大量飼育技術の開発を進めている。本年度は、新考案のトラップによ...
摘要 クシダネマの共生菌には殺虫性の高い菌株(フェーズ1)と弱い菌株(フェーズ2)が存在する。本線虫の殺虫性機構に関わる共生菌の役割を解明するため、フェーズ1と2の菌株の液体培地中に合成分泌されたタ...
摘要 ヒノキカワモグリガの病原微生物の一つ、NPVを、大量生産するのに必要なヒノキカワモグリガの樹立細胞系を作出するために、胚子細胞の初代培養を行った。胚子切断片からは、血球状細胞と筋肉細胞を主体と...
摘要 寄生菌を利用してマツノマダラカミキリ幼虫を防除するため、以下のような実験を行った。ふすまペレットにBeauveria bassianaを培養した種駒を、産卵餌木丸太に施用した結果、24個/2m...
摘要 松くい虫被害を激化させないための、天敵微生物や天敵昆虫を利用した生物的手法による防除方法を確立する目的で、本年度は昆虫寄生性天敵のボーベリア菌を付与したキイロコキクイムシの実用的に可能な放虫レ...
摘要 環境に調和した農業・より安全な食糧生産への社会的要請をバックに、農作物の害虫防除の分野でも、天敵の農薬的使用(大量増殖した天敵を農薬散布のように幾度も繰返し放飼する)という観点から、天敵利用が...
糸状菌及び天敵昆虫によるマツノマダラカミキリ防除法の開発(286)
摘要 天敵微生物のBeauveria bassiana(B.b菌)を付着させたキイロコキクイムシをマツ被害林に放虫して、マツノマダラカミキリに対する野外条件下での防除効果を検討した。放虫の省力化のた...