ストレス関連ホルモン投与および生体情報モニタリングによる乳牛のストレス反応の測定手法開発に関する研究
摘要 "乳牛は、泌乳能力発現の際環境の影響を強く受けるため、個体毎の環境ストレス感受性の差が、泌乳形質の遺伝能力推定の正確度を下げる要因となっている。しかし、ストレスやストレス反応には多様なものがあ...
摘要 "水戸市笠原町の旧林木育種センター敷地内のスギ採種園で行った花粉飛散による遺伝子拡散のモニタリングでは、着花促進処理を行い、空中飛散花粉の収集が行われた。モニタリングの対象となるべき稀なDNA...
摘要 ゲノムスキャニング法を用いて、きのこ菌株の変異解析に適した技術を開発し、それを用いてきのこの子実体変異、発生異常等に関わる遺伝子の解明を行う。また、他の変異判別法の開発に欠かせない標的遺伝子の...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(30)
摘要 近縁野生種を利用した病虫害抵抗性育種の解析のために、異種ゲノムから導入された染色体領域を染色体工学的手法により同定する方法を開発した。栽培稲O.sativa(AAゲノム、2n=24)とトビイロ...
多様な用途向けのための高・低タンパク質系統の特性解明(47)
摘要 高・低タンパク質の特徴を持つ育成系統および外国品種について生育・品質特性を調査した。育成系統では、羽系92-14が早生で低タンパクで粒度の細かい特性を持ち、菓子用として有望と思われた。外国品種...
摘要 ソバ種子エタノール抽出物の抗酸化活性の簡易測定法を検討した。果皮および子実のエタノール抽出物の脂質過酸化率とポリフェノール含量の対数との間には、どちらにおいても高い負の相関関係が認められた。即...
摘要 卵寄生蜂は、農業資材として実用化・産業化が有望視されているが、形態的特性による同定が困難な場合が多い。そこで、本研究では数種の卵寄生蜂を対象に、PCRを用いた種特異的DNAの増幅による卵寄生蜂...
摘要 めん適性にかかわる重要な品質項目の一つであるタンパク質含量の測定技術の少量・迅速・簡便化は、育種初期選抜における多点数の効果的品質評価を行う上で極めて重要である。これまでに検討してきた元素分析...
摘要 南西諸島に適応性の高い、良質・安定・多収・機械化適応性品種育成を目的として、育種を継続実施している。5年度は4次選抜試験に供試したK90シリーズ50系統から15系統を系統適応性検定試験供試系統...
摘要 近年、生体内反応において、種々の細胞間情報連絡物質(サイトカイン)の関与が考えられている。生殖分野においては、特に一種の寛容現象であり、未だに解明されていない部分が多い着床・妊娠維持現象におけ...
摘要 植物群落の空間構造は群落レベルの光利用効率すなわち物質生産に大きく影響し、光競合の解明や、草型育種等の基礎として重要と考えられる。一方、リモートセンシング手法の基礎となる植被の波長別光収支も、...
摘要 ■調査フィールドを林木育種センター内の採種園に設定し、着花促進のためジベレリン処理を行った。■花粉による遺伝子拡散のモニタリングのための稀な(1個体しか持たない)DNA変異を検出するため、RAP...
摘要 単胎5頭ならびに双胎1頭(両側性)の妊娠黒毛和種を供試し、妊娠経過にともなう子宮動脈発達について調べた。その結果、単胎例ならびに双胎例いずれにおいても、子宮動脈は妊娠経過にともなって有意に発達...
電磁場の生物学的モニタリングによる生体影響評価手法の確立に関する研究
摘要 植物の遺伝子発現に及ぼす電磁場の影響を明らかにするため、病原菌による感染や熱等のストレスを植物に与えたときに誘導される遺伝子が電磁場暴露の植物で発現するかどうかについて検討した。すなわち、0、...
摘要 多くのチトクロムP-450(P-450)は薬物によって誘導発現されるが、魚類におけるこれらの遺伝子の構造や機能は全く不明である。魚類におけるこれらの遺伝子は、水質汚染のモニタリングや形質転換魚...
摘要 ミニブタは実験動物として注目を集めているが、特定の生理特性をマーカーにして育種された系統はない。免疫応答や抗病性など生体防御機構と深く関連するMHC(主要組織適合遺伝子複合体)に関して純系ミニ...
摘要 黒毛和種の生産性向上を目的として多胎妊娠の誘起が実用化されているが、多胎妊娠牛では単胎のものと比べ胎子死滅や分娩事故が多いため、妊娠期全般にわたって妊娠状態の経時的な観察の必要性がある。特に、...
摘要 高品質あるいは多様な水稲の育成・利用のため,生産から加工・消費に至る一貫した品質評価法(簡易・迅速・高精度)の開発が必要とされており,本研究では,米澱粉中のアミロース含量を対象に,近赤外法等に...