1.新品種育成強化促進事業(二期)(3)トマトの新品種育成 2)育種効率化のためのカロテノイド非破壊測定法の開発
摘要 トマトの新品種育成の効率化を図るために、栽培圃場において、簡便に果実のカロテノイド含量を推定できる非破壊測定技術について検討した。 研究対象 トマト 戦略 園芸・作物育種・食品 専門 食品加工流通...
摘要 米が含む2種類のタンパク質顆粒(プロテインボディ;PB)の組成の改善を指標とする京都府産米の良質・良食味栽培法を確立することを目的とし、米に含まれるPBの簡便な測定方法を検討する。遺伝子工学研究...
摘要 豆腐用優良品種の早期開発を目指して、近赤外分析装置による成分の簡易測定法(全粒非破壊による測定)を用いて、高蛋白系統との交配および初期世代からの成分(蛋白・遊離型全糖)選抜を行うことにより、高...
主要飼料作物・芝草等における安全性評価のための長期モニタリング調査等
摘要 除草剤耐性トウモロコシで2年目のモニタリングを行い、土壌微生物、昆虫相に大差はないが、植生では使用する除草剤の差に起因する違いを13年度と同様に認めた。シバの花粉による遺伝子拡散リスクは、受精能...
摘要 芳香性及び地被性を有する新規育種素材・品種の開発を目的とした。地被性樹形の形成には、地際から発生する側枝の発生角度が主な要因であり、樹形形成の遺伝性は高いこと、芳香性発散に関連する八重咲性は遺...
作物遺伝資源、育種情報の総合的管理システムの確立-小麦特性調査-(38)
摘要 普通系小麦1392,マカロニ小麦118品種・系統については1次特性を中心に調査を行い,278品種・系統については1次から3次特性まで調査を行った.海外導入品種の多くは晩生で長稈のものが多く収量性が劣って...
摘要 ケナガカブリダニの簡便な系統識別DNAマーカーとしての利用するため、RAPDおよびISA多型のバンドパターンを個体間・系統間で比較した結果、系統特異的なバンドパターンを検出でき、系統のコンタミ...
飼育による天敵昆虫の形質変化の検出と形質維持技術の開発(32)
摘要 昆虫個体群の室内継代時におこる遺伝的多様性の変化をDNAマーカーを用いて推定・評価する方法を、カブリダニ、ハダニを材料として開発する。まず、1個体から抽出した未定量のDNAを用いたPCRによる...
摘要 九州地域では酸性土壌が広く分布し、その酸性・アルミニウムストレスはイネ科作物のコムギ、オオムギ、牧草のトウモロコシ、ソルガムなどの生育を阻害している。本研究ではイネ科植物では例外的に酸性ストレ...
摘要 わが国の暖地・温暖地で最も重要な牧草であるイタリアンライグラスの最重要病害に冠サビ病(Puccinia coronata)がある。冠サビ病に罹病した植物は栄養価・家畜の嗜好性および収量が著しく...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(102)
摘要 異種ゲノムから導入された染色体領域を分子細胞学的手法により同定する方法の開発を目的として、栽培稲O.sativa とトビイロウンカ抵抗性を有するO.australiensis のF1雑種、戻し...
摘要 きのこの遺伝子解析法としてRestriction Landmark Genome Scanning (RLGS)法を初めて確立した。きのこ栽培における変異発生機構で、種菌の細胞生物学的要因であ...
摘要 8年度までに考案された自動計測システムもとで、データ(RS232C準拠)を取り込み、そのデータを元に節間長を計算後、節間長データ表を作成、さらに、平均節間長を計算し、測定系統・品種ごとの平均節...
摘要 8年度は大豆品種の耐倒伏性を強化し、機械化適応性品種の育種効率を高めるため、従来の手法より大幅に省力化できる大豆の節間長測定システムを考案した。このシステムでは、デジタル巻尺により測定される節...
PCRによるフィンガープリントを用いた遺伝子タギング法のイネゲノムDNAへの応用
摘要 従来、稲で分子マーカーを用いた有用形質を示す遺伝子のタギングを行うには、RFLP法またはランダムPCR法によるフィンガープリントが主に使われてきた。本課題では、これら2つの方法に特有の欠点を補...
イネ種間交雑による病害虫抵抗性の効率的な導入に関する評価法の確立(31)
摘要 異種ゲノムから導入された染色体を染色体工学的手法により同定する方法を開発した。栽培稲O.sativa(AAゲノム、2n=24)とトビイロウンカ抵抗性を有するO.australiensis(EE...
ストレス関連ホルモン投与および生体情報モニタリングによる乳牛のストレス反応の測定手法開発に関する研究(217)
摘要 乳牛では泌乳能力発現の際、環境の影響を強く受けるが、ストレスやストレス反応には多様なものがあり定量的な判断は困難である。本研究では定量的なストレス評価手法開発に関する研究を行った。ストレス関連...
摘要 妊娠牛(単胎24頭、双胎9頭)の子宮動脈の発達を観察し、子宮動脈の発達を指標とした妊娠中期以降の多胎妊娠のモニタリングと異常(流産、胎子の異常)の予知への応用可能性を検討した。子宮動脈は妊娠経...
摘要 サイレージの好気的変敗を防止するため、野生酵母の増殖を抑制する組換えキラー酵母を育種し、その添加効果を調べ、安全性管理法を開発する。8年度には、有用キラー酵母を育種し、9年度にサイレージモデル...
摘要 子宮動脈を指標とした多胎妊娠モニタリング並びに妊娠期の異常予知への応用性を検討する目的で、単胎並びに双胎妊娠の黒毛和種を供試し、直腸検査並びに超音波画像により妊娠期間中の子宮動脈の発達を観察し...