8.作物の生理・生態特性の解明に基づく低コスト栽培技術の確立 (1)ウンシュウミカン及びキウイフルーツの樹体栄養測定法の確立とそれに基づく高品質・安定多収生産技術
摘要 目的:(1)ウンシュウミカン及びキウイフルーツの好適な樹体条件の解明を行い、収量や品質を不安定にする隔年結果性、樹勢低下の軽減を図る。(2)より迅速に樹体の栄養状態を診断し、生産者がリアルタイムに栽...
摘要 i)矮性台木として実用化されているカラタチの変異系統ヒリュウはその初期成育がカラタチ実生より劣る。そこで、実生の生育に及ぼす燐酸の効果を検討したところ、赤玉土2L当り50gの過燐酸石灰を施用すると、...
園芸作物のストレス診断技術の開発とこれに基づく品質管理のための基礎研究
摘要 ポット栽培のウンシュウミカンを供試し、灌水量を変えて異なる程度の乾燥ストレスを与えた。赤外線放射温度計による熱画像から、乾燥ストレスを受けている樹では葉温が高いことが認められた。また、乾燥スト...
培養変異の遺伝子診断による有用形質獲得体の早期選抜技術の開発(49)
摘要 培養変異の中から、育種上利用したい有用変異を見出すための遺伝子診断技術の開発をはかるためには、遺伝子診断技術の感度と実験効率を高める必要がある。10年度は、カンキツ類および突然変異系統である温...
温州萎縮ウイルス遺伝子のカンキツへの導入と抵抗性検定(278)
摘要 温州萎縮ウイルスおよび近縁のカンキツモザイクウイルスはウンシュウミカンの果実品質、および収量を低下させ、大きな被害をもたらしている。これらウイルスの土壌伝染を防ぐ有効な薬剤および耕種的防除法が...
摘要 キボシカミキリやゴマダラカミキリの性フェロモンを利用した防除手段開発を可能にするため、ゴマダラカミキリについて性フェロモン活性成分の解明を試みた。供試虫は果樹試興津支場と大分県柑橘試、沖縄農試...
培養変異の遺伝子診断による有用形質獲得体の早期選抜技術の開発(77)
摘要 培養変異の中から、育種上利用したい有用変異を見出すための遺伝子診断技術は、まだ、十分には確立されていない。実用性を考慮した場合、今のところ、多数の試料を迅速・簡便に選抜できるPCRの利用が有効...
摘要 平成5年、民間育成者より登録申請されていたウンシュウミカン極早生品種原木がウイロイドを保毒している疑いが判明した。当品種は有望であるため速やかな普及に伴ってウイロイドが拡散する恐れがあった。そ...