畑における可給態リン酸の土壌診断法の改良とそれに基づく減肥の検証 2.灰色低地土における施設キュウリ栽培のリン酸減肥基準の策定
摘要 施設キュウリ栽培においてリン酸減肥試験をおこない、品質・収量への影響や土壌中の可給態リン酸含量の変化等を明らかにする。
摘要 適正施肥による肥料コストの低減効果が見込まれる主要作物や地域を対象として、土壌中に蓄積しているリン酸やカリウム等の肥料成分を考慮した施肥基準及び土壌診断基準への見直しを検討する。
摘要 施肥設計支援システム「エコFIT」を水稲栽培に適用するため、牛ふん堆肥及び鶏ふん堆肥をそれぞれ2種類供試し、収量性や肥効率を調査した。牛ふん堆肥は2月施用では基肥としての窒素肥効が認められず、...
摘要 農耕地土壌炭素実態調査の154地点の土壌試料を対象に、一般的な土壌診断項目を分析するとともに、アンケート調査により施肥量等の土壌管理の実態を明らかにした。土壌の無機態窒素、石灰、苦土及び加里は...
摘要 【目的】 栽培作物の吸肥特性を踏まえた施肥法を確立することにより、品質の高位平準化と過剰施肥の抑制による環境負荷の低減および肥料コストの抑制を図る。 【成果】 1)肥料高騰化対策試験 低PK肥料...
摘要 目的:中山間地域では、シシトウやナス類等の雨よけ栽培が行われているが、長期展張資材の利用や家畜ふん堆肥の連用による塩類やリン酸さらには副塩である硫酸の集積事例が多くみられ、作物生産の不安定要因...
摘要 目的:南予地方局地域振興重点化プログラムの一つとして、広見川等に流入する田面水の濁水対策を南予地方局、愛媛大学農学部等と共同で試験している。 成果:研究所では、現地ほ場において、土壌診断に基づ...
天北地域におけるとうもろこし安定栽培区分の策定と簡易・安定栽培技術の開発
摘要 (1)試験目的: 天北地域の冷害リスクを明らかにした安定栽培マップを作成する。また、当地域で簡易で安定的な飼料用とうもろこしの栽培法を開発する。 (2)試験方法: (a)栽培限界地域の気象解析:場内...
摘要 道央地域の有機栽培で作付けが多い数種作物(スイートコーン、馬鈴しょ、かぼちゃ等)を対象に、有機栽培畑の環境に配慮した土壌診断基準値を策定するとともに、それに基づく有機質資材施用法を明らかにする。
摘要 暖地少雨低地土の水稲栽培において、土壌中の適切な可給態リン酸量・交換性カリ量を維持するためのリン酸・カリ施用量を明らかにし、減肥指針を策定することを目的に、資材の投入によって人為的にリン酸・カ...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 (4)家畜ふん堆肥を活用した安定多収、化学肥料削減のための施肥支援ツールの開発
摘要 SoilN-jpnを用い、既報試験における硝酸態窒素溶脱を推定したが、文献データとの適合性が十分に得られなかった。そこで、余剰窒素(土壌+投入-作物吸収)のうち3~4割が溶脱すると設定する「溶脱率を考慮...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 (3)暖地におけるとうもろこし二期作等周年多収体系の養分管理技術の開発
摘要 (1)牛ふん堆肥連用条件において、夏播とうもろこしの無肥料・不耕起連続栽培で春播とうもろこしと同等の収量を上乗せできることを明らかにした。(2)不耕起播種法を確立した。(3)牛ふん堆肥連用圃場の深さ60c...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 (2)寒冷地における安定多収生産のための土壌リン酸診断等に基づく効率的肥培管理技術の開発
摘要 (1)可給態リン酸が249.1、132.6、116.7、80.7mg/kgの圃場において観光の収量を確保するために必要なリン酸施肥量はそれぞれ0、5、10、15kg/10aであると考えられた。(2)緑肥、特にヘアリーベッチを導入するこ...
持続的な飼料生産のための土壌診断に基づく肥培管理技術の高度化と施肥支援ツールの開発 (1)温暖地の飼料作物二毛作生産体系における土壌窒素の診断に基づく肥培管理技術の開発
摘要 (1)土壌の可給態N量(生土培養)がトウモロコシの収量やNO3-N濃度、N吸収量に及ぼす影響を明らかにした。可給態N量の増加にともなってトウモロコシの収量は増加し、可給態N量が80 mgN/kgを超えるとN無施用で...
大規模減肥栽培を可能にする「土壌診断-適正施肥」システムの開発
摘要 (1)土壌成分と作土層深さを同時に測定しながら、水田の土壌状態に応じて可変施肥を行える土壌センサ搭載型可変施肥田植機を開発した。(2)昨年度までに問題となった実際のなかでデータが適切に収集でき...
摘要 農耕地の適正管理のための土壌診断手法の開発では、1)全国の長期資材連用試験のデータベースを利用して、昨年度までに示した土壌全炭素の経年変化を表す帰納式をもとに、土壌全炭素の変動予測手法を開発し...
j.病虫害抵抗性、省力・機械化適性、良食味等を有する野菜品種の育成
摘要 環境保全型野菜生産に対応した病虫害抵抗性品種の育成等に関しては、1)年末年始どりに適応したレタスビッグベイン病抵抗性レタス系統「SAKS3」を開発した。本系統は、その抵抗性程度が既存抵抗性品種「ロ...
摘要 7産地について調査した結果、全体的にリン酸や加里の過剰ほ場が多かった。この原因は有機物施用が主原因ではなく、化学肥料の過剰施肥や、土壌診断を行わず慣行的に施肥を行ったことが原因と考えられた...