AIを活用した土壌病害診断技術の開発 3)AIアプリについて
摘要 AIによる発病ポテンシャルの診断と対策の提案を可能とするアプリケーション(Ver.3.)が開発された。専門指導員1名、普及員7名、生産者3名にモニターとして、アプリを使用してもらい、アプリに対する意見や要...
モロヘイヤ新品種「さぬきのヘイヤ」の栽培方法の確立と成分分析 2) 機械収穫の検討
摘要 直播密植一斉収穫栽培において、試作した葉ネギ収穫機を用いて、手刈りとの作業性、能率等の比較と総合実証を行った。試作した葉ネギ収穫機は、刃の位置や刈り高などの機械の設定のほか、機械に合わせた畝す...
摘要 水稲の肥効調節型肥料について、「コシヒカリ」を対象に1銘柄、「ヒノヒカリ」を対象に1銘柄を検討した結果、その有効性を確認した。土壌改良材について「あきさかり」を対象に1銘柄を検討した結果、その有...
モロヘイヤ新品種「さぬきのヘイヤ」の栽培方法の確立と成分分析 1) 播種作業の省力化の検討
摘要 直播マルチ栽培の播種作業の省力化を図るため、マルチの穴開けと裸種子の播種作業を同時に行えるように半自動移植機「ちどりさん」を改良し、作業精度と作業能率について手作業と比較した。試作機によるモロ...
AIを活用した病害虫診断技術の開発 1) 病害虫診断システムの実証 (1) 識別器の精度に関する検証
摘要 病害虫および健全を対象に3,216枚について精度検証を実施した。検証した大半の病害虫種と撮影部位の組み合わせにおいて、再現率85%以上の高い診断精度が確認された。誤診断を生じやすい条件として、光による...
AIを活用した病害虫診断技術の開発 1) 病害虫診断システムの実証 (2) 病害虫診断アプリの使用感に関する検証
摘要 アンケートおよびヒアリングは、合計72名(農大生、生産者、普及指導員、営農指導員、研究員他)を対象に実施した。モニターからは、診断アプリの操作性、機能、情報およびデザイン性について8割以上から肯...
AIを活用した病害虫診断技術の開発 2) AI学習に必要な電子画像データの取得
摘要 撮影画像は、萎黄病44枚、輪紋病29枚、ミカンキイロアザミウマ498枚、ヒラズハナアザミウマ534枚、合計1,236枚を取得した(表2)。取得した電子画像データはデータベースを構築する共同研究機関に提供した。
AIを活用した土壌病害診断技術の開発 1) 四国地方におけるアブラナ科野菜根こぶ病に対する診断・対策技術の実証
摘要 令和2年度は、ブロッコリーおよびキャベツを対象に81ほ場を選定し、香川県のマニュアルに基づき発病ポテンシャルレベルを算出した。また、収穫時には発病調査を行い、発病度と発病ポテンシャルとの関係を解...
AIを活用した土壌病害診断技術の開発 2) 瀬戸内地方における卵菌類病害に対する診断・対策技術の実証
摘要 令和3年産タマネギは、61ほ場を対象にサンプリングを行い、土壌生物性、理化学性項目を分析した。また、発病調査を行い、算出した発病ポテンシャルとの関係を解析した。その結果、1次感染株率は、土壌中卵胞...
出願品種栽培試験 1)農林水産省が実施する出願品種の特性審査に係る現地調査
摘要 出願されたキウイフルーツ1品種(品種名:RS1)について前年に引き続き、特性調査を行った。
イチゴの開花日予測モデルの開発(PRISM-AI土壌メンテナンス) 1) 標準品種を利用した施肥条件、生育データと開花日との関係解明および実証
摘要 参画機関(農研機構農情研、農研機構西日本農研、三重農研、種子繁殖型イチゴ研究会)との協議により決定した統一的手法に基づいて、イチゴ3品種(「さぬき姫」「よつぼし」「女峰」)の育苗、定植、栽培管理を...
オリーブハマチ飼料増産対策事業 1) 定置型オリーブ脱葉機の開発
摘要 前年度までのサトウキビ脱葉機の改良型機に替わる卓上版の小型脱葉機を開発した。 本機はAC100V電源で利用可能で、枝の太さは1cm以下に限定されるが脱葉率は約90%と高く、処理能力も葉の生重ベースで16kg/h...
摘要 上記の小型脱葉機を県内2社に貸し出して作業性を調査した結果、小枝の混入に対する選別機能は特に必要ないとの意見であった。
研究情報システムの管理並びに利用法開発 1)研究情報資料等の収集および管理
摘要 令和3年4月~令和4年3月に424の書籍・文献等を受け付けた。気象データは、本場の観測データについて整理した。
研究情報システムの管理並びに利用法開発 2)農業技術情報サービス
摘要 ホームページ等の情報ネットワークの運営・管理を実施した。ホームページについては、40回の更新を行った。
研究情報システムの管理並びに利用法開発 3)技術情報データベースの作成および管理
摘要 文献検索システムJDreamⅢを利用した文献検索回数は82回であった。
研究情報システムの管理並びに利用法開発 4)収集データ利用法開発
摘要 本場での気象観測データ(1998年~2020年)を基に、2021年に使用する平均値(本場の移転によりデータの蓄積が30年に達しないため参考値として扱う)の計算を行った。
農業の機械化に関する研究 1)県特産農産物の生産性向上に関する研究
摘要 タマネギ、ニンニク、葉ねぎ等の省力・軽労化に関する調査・研究・改良を行った。 青切りタマネギ用新収穫体系の普及拡大を目的に、葉切り・根切り処理後にフレコン容器(収納量300kg)でハウス内乾燥・貯蔵を...
輸出農作物の安全安心対策 1)タイ輸出向け果実等の農薬残留調査
摘要 「さぬきひめ」を対象に、ディアナSCおよびラリー乳剤、コロマイト水和剤の農薬残留分析を実施したところ、ディアナSCおよびラリー乳剤は処理1日後で、タイの基準値未満であったが、コロマイト水和剤は、基...