ニラのネギネクロバネキノコバエに対する熱を利用した防除技術の開発
摘要 県中部のニラ生産圃場において、地下葉鞘部や地下茎葉部を加害するネギネクロバネキノコバエの発生が確認された。本種は本県と埼玉県で特殊報が発出された新奇の害虫であり、ニラにおける詳細な生態は不明で...
Ⅰ-1 産出額向上や収益力の強化に向けた研究の推進 [3] 野菜の高品質・高生産技術の確立 2 露地野菜の安定生産技術の確立 (3)ネギの台風前後の管理指針の確立
摘要 倒伏後の回復が早く、収穫時の曲がりが少ない品種として、「夏扇タフナー」、「K7-118」及び「羽生一本太」が考えられた。また株の重さが大きい品種ほど倒伏後の回復が遅かったことから、「夏扇4号」、「...
摘要 当該プロジェクトでの開発技術(ネギ、ブロッコリー、ニンジン、レタスの販売時期拡大)が導入された場合の産出額向上効果の推定と産地支援策の提言を行うために、技術の受容性を聞き取り等で把握しつつ、...
野菜・花きの栽培改良 4 富士北麓地域の食文化を支える薬味原料野菜の生産安定技術の確立 (1)富士の湧水を活用した生産技術 1)水ネギ
摘要 水ネギとして利用されている地ネギは、土壌pHでは酸性を好むことが分かった。 水入れ直後の生育状況では、大型トンネル区の生育が、慣行区よりも良好である。また、施肥方法については、慣行施肥区に比べ緩...
摘要 目的:白ネギの夏どり作型と秋どり作型における適品種を選定する。 成果:夏どり作型にて6品種、秋どり作型にて4品種検討し、それぞれ伸張性や肥大性の面で品種間の差を確認できた。2作型において育苗培...
野菜の栽培に関する素材開発研究 1)葉・根菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術の確立 ア 葉・根菜類の持続的安定生産技術の確立 (カ)白ネギの安定生産技術の確立 b 水田転換畑における生産安定
摘要 目的:水田転換畑で白ネギを栽培する際の課題を整理する。 成果:粘土質の転換畑では排水性、通気性の悪さから、ネギの生育が極めて悪くなることを確認した。また、土が固くしまりやすいので、土寄せ作業の...
野菜の栽培に関する素材開発研究 1)葉・根菜類の安定生産技術及び低コスト・省力技術の確立 ア 葉・根菜類の持続的安定生産技術の確立 (カ)白ネギの安定生産技術の確立 c 越冬5月どり栽培の実証
摘要 目的:越冬5月どり栽培を実証する。 成果:6品種を場内に、5品種を上伊那、木祖村の現地圃場に定植し、試験継続している。
野菜・花きの病害虫に関する素材開発研究 2)野菜・花き害虫の生態解明と防除に関する研究 ア 野菜・花きを加害するアザミウマ類の防除対策
摘要 目的:野菜・花きを加害するアザミウマ類の発生生態を解明し、防除技術を確立する。 成果:白ネギのネギアザミウマに対する黄色粘着トラップの発生消長の調査では、過去3か年と比較し総捕殺数がかなり少な...
摘要 パレード20フロアブルのセル苗潅注処理と非SDHI系剤を組み合わせた場合の防除効果を明らかにした。圃場の湛水処理によるセル苗潅注処理の防除効果低下を再現できなかったため、次年度に試験方法を変えて調...
ネギネクロバネキノコバエ、黒腐菌核病を対象としたネギの防除体系の実証
摘要 埼玉県北部のネギ産地で問題となっている新害虫「ネギネクロバネキノコバエ(以下ネギネ)」と「黒腐菌核病」について、個別の防除体系を確立したが、より省力的・安定的な防除体系の確立を行う必要がある。...
摘要 人工気象室での試験から気温40℃以下、培養液温25℃以下で栽培することが望ましく、場内試験では、培養液温が30℃を超えないよう井戸水で冷却することで、収量が15%増収した。現地では培養液温が25℃に維持さ...
春および夏ネギにおける黒腐菌核病の省力的防除技術の開発 →「ネギ黒腐菌核病の抑制に有効な輪作および総合防除技術の開発」
摘要 群馬県では、秋冬ネギに加え、春および夏に収穫する作型のネギ栽培も行われている。それらの作型においても、黒腐菌核病が発生し、問題となっている。そこで、秋冬ネギでの黒腐菌核病防除で高い効果を示す...
3農作物の低コスト高生産技術の確立 (2)加工業務需要を見越した夏秋どりねぎ安定生産技術の確立
摘要 目的:加工・業務用ネギの周年出荷に向け、出荷量の少ない5~6月どりで課題となる抽だい抑制技術を確立する。 成果:トンネル栽培におけるトンネル被覆開始時期について検討した結果、10月上旬定植、11月上...
摘要 目的:水田転作ネギにおける効果的な湿害軽減技術の確立と乗用型作業機を導入した省力化作業体系の実証。 成果:作付け前にカットドレーンならびにプラソイラを施工することで、無処理区に比べてほ場の地下...
堆肥と緩効性窒素を組み合わせた緩効性混合堆肥複合肥料の肥効特性解明
摘要 目的:本県の主要な露地野菜(ネギ)において、緩効性混合堆肥複合肥料の肥効特性を解明し,基肥一発型体系による効率的な施肥法を開発する。。 成果:緩効性を付与した混合堆肥複合肥料の肥効特性を明らか...
大規模露地野菜の収量および品質低下を引き起こす生理障害および害虫被害の発生生態と対策技術の確立
摘要 目的:大規模露地野菜栽培で問題となる生理障害及び虫害対策を確立する。キャベツでは、石灰欠乏症の発生軽減技術の開発を、ネギではネギハモグリバエ新系統の効果的な防除対策を確立する。 成果:キャベツ...
摘要 目的:加工業務需要に対応するため、生育診断技術を開発し、収穫適期を導くとともに、機械化体系に対応した技術開発を行う。 成果:加工用キャベツでは、県内主要品種について、定植後40日程度までに最大葉...
摘要 目的:高収益作物の生産拡大、産地化を推進するため、収量・品質向上のための技術開発や新たな作型開発、本県の水田に適した品目選定や体系化を行う。 成果:根深ネギの秋播き初夏どり作型では、‘清輝’およ...